2月5日(水)「JICAクリーン・シティ・イニシアティブ(JCCI)国際セミナー2025」開催
~環境の汚染を防ぎ、健康に暮らせるきれいな街へ~
「JICAクリーン・シティ・イニシアティブ(JCCI)」は、50か国5億人の「きれいな街」実現を目標に、具体的な戦略に基づき途上国での協力事業と関係者との”共創” を進め、”サステナビリティ”実現を目指す JICA の重要なイニシアティブです。
本セミナーでは、JCCIの事業の最新の成果と、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーに向けた取組みを紹介します。本邦の産官学に加え7か国、4国際機関の専門家が登壇し、途上国の都市の脱炭素に向けた都市間協力を進めるバンコクと横浜市も登壇します。
なお、本セミナーは8月開催の第9回アフリカ開発会議(TICAD9)のパートナーイベントでもあり、アフリカのごみ問題解決に向けたJICAや国際機関の最新の取組みを伝え、紛争が続くスーダンとオンライン接続して現地の状況や廃棄物管理への遠隔協力についても紹介します。
条約交渉が続くプラスチック対策についても、アジアや大洋州での産官学の多面的な取組みを紹介し、サンゴ骨格内のマイクロプラスチックを世界で初めて発見した九州大学磯辺篤彦教授が登壇して研究成果を発表します。その他、ビジネスピッチと交流会を行い、途上国の持続可能な社会に向けた日本企業の技術、取り組み展開や、関係者のネットワーキングを促進します。
詳細は下記のプログラムと別添のフライヤーをご覧ください。
【開催概要・申込方法】
(1) 日時: 2025年2月5日(水)10:00~17:30 ※17:30より現地会場にて交流会を予定
(2) 後援:環境省、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)、一般社団法人海外環境協力
センター(OECC)
(3) 開催方法:
①会場:JA共済ビル カンファレンスホール
東京都千代田区平河町2-7-9 JA共済ビル 1F
②オンライン(Zoom) ※お申し込みの方に後日、視聴用URLをご案内します。
(4) 言語:日本語・英語・仏語(同時通訳)
(5) 申込方法:
特設ウェブサイト(jcci.eventos.tokyo/web/portal/653/event/12564)で参加登録をお願いいたします。
【プログラム】
2会場(ブルーステージ、グリーンステージ)にて同時進行で行います。
ブルーステージ
時間 |
タイトル |
登壇者(敬称略) |
---|---|---|
10:00 -10:20 |
オープニング・挨拶 |
JICA副理事長 最高サステナビリティ責任者(CSO) 宮崎桂 環境省地球環境局長 土居健太郎 |
10:20 -10:50 |
JCCIのこれまでの成果と今後の展開 |
JICA地球環境部 次長 柴田和直 |
10:50 -11:00 |
休憩 |
|
11:00 -12:30 |
都市の気候変動対策とシナジーの追求 |
環境省国際脱炭素移行推進・環境インフラ担当参事官室 インフラ推進官 須賀義徳 中央大学理工学部 教授 手計太一 バンコク都環境局大気汚染騒音防止部 部長 ソムスック・ノップン 一般社団法人海外環境協力センター(OECC) 理事 加藤真 横浜市国際局グローバルネットワーク推進課 国際技術協力担当課長 中村恭揚 モデレーター: JICA地球環境部 国際協力専門員 川西正人 |
12:30 -13:30 |
昼食休憩 |
環境管理や気候変動分野におけるJICAの協力を紹介する動画を上映予定 |
13:30 -15:00 |
循環経済実現に向けた 産官学の取組みと連携 |
環境省環境再生・資源循環局総務課循環型社会推進室 主査 松浦航 JETROアジア経済研究所 上席主任調査研究員 小島道一 タイ・チュラロンコン大学サステナブル環境研究所 主任研究員 スジトラ・ヴァサナドモングディ博士 ベトナム・天然資源環境戦略研究所資源環境経済部 部長 ライ・ヴァン・マイン博士 フィリピン・リサイクル・素材・サステナビリティ・アライアンス (PARMS) 創業者 クリスピアン・ラオ ㈱エンビプロホールディングス 執行役員・海外戦略室長 北詰一隆 モデレーター: JICA地球環境部 環境管理シニアエキスパート 安達一郎 |
15:00 -15:15 |
休憩 |
|
15:15 -16:45 |
TICAD9 に向けたアフリカの廃棄物管理への取組み |
JICAアフリカ部 企画役 峰直樹 国連人間居住計画(UN-Habitat) 準プログラム管理担当官 神野志帆 欧州投資銀行(EIB) 循環経済・廃棄物管理セクター専門家 ジョイス・クル モデレーター:JICA地球環境部 企画役 土畑いづみ 八千代エンジニヤリング㈱ 海外事業部資源循環部門 プロジェクトマネージャー 齋藤正浩 スーダン・環境天然資源高等評議会廃棄物管理部 部長 ゴサイ・ハムダラ 南スーダン・ジュバ市議会ジュバ市ムヌキブロック 公衆衛生部 次長 ロピア・ルバン・デビット モデレーター: JICA地球環境部 課長 木村友美 |
16:45 -17:00 |
休憩 |
|
17:00 -17:20 |
ラップアップ(各セッション結果共有) |
JICA地球環境部 シニアアドバイザー 岩崎英二 |
17:20 -17:30 |
閉会挨拶 |
JICA理事 川村謙一 |
グリーンステージ
タイトル |
登壇者(敬称略) |
|
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11:30 -13:30 |
プラスチック条約に向けた取組み |
JICA 地球環境部 主任調査役 前島幸司 国連環境計画(UNEP) プラスチック廃棄物計画官 フェリペ・ダール アジア開発銀行(ADB)環境局 部長 渡辺陽子 九州大学応用力学研究所 教授 磯辺篤彦 タイ国JICA専門家 築地淳 トンガリサイクル協会 会長 サイモネ・ブキ スリランカ・エコスピンドルズ社 CEO プラサンタ・マリンバダゲ 公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES) 持続可能な消費と生産 プログラムマネジャー 林美穂 モデレーター: JICA地球環境部 アソシエイト専門員 大沼洋子 セッションまとめ:JICA地球環境部 次長 柴田和直 |
13:30 -15:00 |
休憩 |
環境管理や気候変動分野におけるJICAの協力を紹介する動画を上映予定 |
15:00 -17:00 |
企業によるピッチ 例:気候変動対策を施した 環境汚染対策技術、 DX/イノベーションを活用した先進技術 |
民間企業12社 |
■独立行政法人国際協力機構(JICA)について
JICAは、開発途上国が直面する課題を解決するため、技術協力、有償資金協力、無償資金協力など日本の政府開発援助(ODA)を一元的に担う二国間援助の実施機関で、150以上の国と地域で事業を展開しています。
国際社会の課題は日本とも密接に関係しています。国内外のパートナーと協力してそれらの解決に取り組み、世界の平和と繁栄、日本社会の更なる発展に貢献します。
詳しくはhttps://www.jica.go.jp/index.htmlをご覧ください。
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