株式会社Kailas Robotics、第13回JR東日本スタートアッププログラム DEMO DAYにて「優秀賞」を受賞
全国191件の応募から選出された7社によるピッチ発表において、鉄道設備の高所作業省人化・安全化が評価
株式会社Kailas Robotics(本社:埼玉県川口市、代表取締役:塩見 佳久、アデイヤスレン・アルタンビレグ、以下「Kailas Robotics」)は、2026年6月4日(木)に開催された「第13回JR東日本スタートアッププログラム DEMO DAY」(主催:JR東日本スタートアップ株式会社)において、「優秀賞」を受賞いたしましたのでお知らせいたします。

Kailas Roboticsは、2025年度秋季のJR東日本スタートアッププログラムに、全国191件の応募の中から7社に選出・採択されました。同プログラムでは、鉄道施設における高所・難所作業の自動化をテーマに取り組みを進め、2026年6月4日に開催されたDEMO DAYのピッチ発表において、「ロボットアームによる鉄道設備点検の高所作業の省人化・安全化」が評価され、「優秀賞」を受賞いたしました。今回の「優秀賞」は、最高賞である「スタートアップ大賞」に次ぐ賞であり、参加7社の中から選出されたものです。
■ 取り組み内容
Kailas Roboticsは、独自開発した移動体特化型ロボットアーム「MobiRobo」を活用し、鉄道施設における高所・難所作業の自動化に取り組んでまいります。「MobiRobo」は、Kailas Roboticsが独自開発した、軽量・小型・低消費電力の移動体特化型ロボットアームです。搭載した特許技術(特許第7471705号)により、土台が揺れていても振動・傾きをリアルタイムに検出・補正し、高精度な操作を実現します。これにより、固定設置を必要とせず、限られたスペースや高所、作業姿勢に制約のある場所においても柔軟に作業できることが特長です。
JR東日本スタートアッププログラムにおける実証では、具体的なユースケースとして、1つ目は5メートルを超える高所にある橋梁構造物の打音検査の自動化による点検品質の向上と安全性確保、2つ目は駅舎内の天井付近に設置された分電盤の遠隔操作による作業効率化および作業員の高所作業リスクの低減に取り組んでまいります。
今後は、鉄道インフラにとどまらず、電力・通信・道路などの社会インフラ全般における高所・難所作業の自動化へと展開を進め、深刻化する人手不足と危険作業の課題解決に貢献してまいります。
■ 自社開発アクチュエーター「KRA01」について
今回のDEMO DAYでは、「MobiRobo」を支えるコア技術である自社開発ロボットアクチュエーター「KRA01」も展示し、来場者の注目を集めました。
「KRA01」の最大の特長は、φ14mmの中空孔を設けた中空構造です。この設計により、配線を関節内部に通すことができるため、ケーブルが外部に露出せず、ロボットの関節設計における自由度を大幅に高めます。複雑な多関節構成においても配線の取り回しが簡潔になることで、ロボット全体の小型化・軽量化・信頼性向上に直結します。外径Φ74mmというコンパクトなボディに、定格トルク最大14N·m・ピークトルク最大70N·mという高い出力密度を実現した回転式波動歯車減速機構とBLDCモーターを組み合わせた小型高出力アクチュエーターです。通信はEtherCATに対応し、16bitマルチターン・14bitシングルターン絶対値エンコーダを搭載。ROS/ROS2への対応および制御API・SDKを提供し、ロボットメーカーや研究機関、大学、スタートアップが素早く開発に着手できる環境を整えています。
■ CEOコメント
株式会社Kailas Robotics 代表取締役CEO 塩見 佳久
「このたびは、第13回JR東日本スタートアッププログラム DEMO DAYにて「優秀賞」というご評価をいただき、大変光栄に思います。「MobiRobo」を通じた鉄道設備の高所・難所作業の省人化・安全化という取り組みを、審査の場で高くお認めいただけたことは、チーム一同にとって大きな励みとなります。今回の受賞は、私たちのビジョンである「人が近づけない場所で働くロボット」の実現に向けた確かな一歩と受け止めています。「MobiRobo」の中核を担う自社開発アクチュエーター「KRA01」をはじめとする技術開発を一層加速させ、鉄道インフラから社会インフラ全般へと事業を拡大しながら、日本のインフラを支える安全・効率化に貢献してまいります。」
■ イベント概要
イベント名 :第13回 JR東日本スタートアッププログラム DEMO DAY
開催日時 :2026年6月4日(木)13:00〜18:00
開催場所 :NEWoMan新宿 5F LUMINE 0(JR新宿駅直結)
主催 :JR東日本スタートアップ株式会社
内容 :ピッチ登壇、ブース出展、各種賞の授与
■ DEMO DAY 受賞概要
・スタートアップ大賞:株式会社Thinker:保線作業でのピッキングロボ活用によるレール固定クリップの配列・設置準備の効率化と作業負荷軽減
・優秀賞:株式会社Kailas Robotics:ロボットアームによる鉄道設備点検の高所作業の省人化・安全化
・審査員特別賞:株式会社スマートシティ技術研究所:高精度画像診断と現場実装支援AIによる保線業務支援
・オーディエンス賞:株式会社ECOMMIT:駅からの沿線資源循環モデルの構築
■ 株式会社Kailas Roboticsについて
株式会社Kailas Roboticsは、軽量・小型・低消費電力でありながら高性能な、移動体特化型ロボットアームの開発を行うロボティクス企業です。高所・難所を含む多様な現場での作業自動化を実現することで、インフラ、産業、公共分野における人手不足や危険作業の課題解決に取り組んでいます。
所在地:〒333-0844 埼玉県川口市上青木3-12-18 埼玉県産業技術総合センター(SAITEC)506
代表取締役:塩見 佳久、アデイヤスレン・アルタンビレグ
会社ウェブサイト:kailasrobotics.ai
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