ニチエツ 成形現場の安全と効率化をフィジカルAIで実現

世界初※、ティーチング不要の自律搬送技術「Zeroteach- AMR™」搭載 無人金型交換システムをIPF Japan2026で実演初公開

ニチエツ株式会社

金型交換システム「Zeroteach-mQMC」
幕張メッセ国際展示場                                ブース№62002(松井製作所様ブース内)

重量物搬送ロボティクスのニチエツ株式会社(本社:横浜市、代表取締役:中村高志、以下ニチエツ)は、従来のAMR(自律走行搬送ロボット)導入時におけるティーチング作業やレイアウト変更時の再設定を必要としない世界初※の自律搬送技術「Zeroteach(ゼロティーチ)-AMR™」を開発しました。実用化の第1弾として、プラスチック成形工場における金型の搬送から交換までの工程を自動化する無人金型交換システム「Zeroteach-mQMC(mobile Quick Mold Changer)」を、12月1日から5日に開催される「IPF Japan2026(国際プラスチックフェア)」で実演初公開します。

※天井カメラによる広域監視と装置内カメラによる近接監視を融合し、ティーチングレス かつ±0.5mm精度での設備ドッキングを両立した自律搬送技術として(2026年9月時点自社調べ)

労働力不足と重大労災。プラスチック成形工場が抱える課題

国内の製造現場では深刻な人手不足により、生産性の低下のみならず、生産の継続そのものが危機に瀕しています。その中で、プラスチック成形業界の有効求人倍率は 5.34 倍(2025年度)となり、 2024年物流問題で取り上げられたトラック運転手の2倍以上となっています。また、プラスチック成形工場における天井クレーンでの金型交換作業(たて段取り)は、落下や挟まれによる重大労災のリスクを抱え、資格者の配置や安全確認に多大な時間と労力を要することが、生産性を低下させる大きな要因となっています。

Zeroteach-AMR™ 開発の背景

当社は、50 社以上への導入実績を持つ「横段取り」用金型交換装置の開発経験を活かし、人手を介さ ない自律走行式金型交換装置の開発に取り組んできました。これまでは、他社製AMRを活用した開発を行ってきましたが、金型交換装置には高い位置決め精度が求められるため、導入時のティーチングに時間を要するだけでなく、床面状態やレイアウトの変化に伴う再ティーチングによって長時間の生産停止が発生することが課題でした。こうした製造現場の実状を踏まえて、当社は、既存の工場環境を変えることなく、ティーチング作業を不要にし、安全かつ高効率な稼働を即座に実現する技術 「Zeroteach-AMR™」を開発しました。

世界初※、3つの新技術

1.導入時/レイアウト変更時の「ティーチング地獄」を解決する独自の誘導技術

AMRの導入において、走行ルート設定以上に負担となるのが、設備ドッキングに求められるミリ単位の「位置決めティーチング」です。わずかなレイアウト変更や床面状態の経時変化でも位置ズレが生じ、その都度生産を止めて、シビアな再ティーチングを強いられる点が大きな障壁でした。

「Zeroteach-AMR™」は、天井カメラ(広域監視)と装置内カメラ(近接監視)を融合した独自のデュアル誘導方式を採用。死角からの人接近を察知する高い安全性とティーチング作業ゼロを両立し、周辺環境の変化に左右されることなく、目標設備へ±0.5mm精度での自動ドッキングを実現します。

    天井カメラによる広域誘導           装置内カメラによる近接誘導

2.工場の狭い通路でも走行できる全方向移動技術

多数の成形機が設置された狭い工場内で、導線を確保しながらのレイアウト変更は、金型交換台車導入の大きな障壁でした。「Zeroteach-AMR™」は、全輪駆動・全輪操舵による全方向移動機構とC2パス(曲率連続)制御を融合。走行中の一時停止や切り返しを排除し、膨らみのない滑らかな旋回で「限界最小通路幅+α」の極小スペースをスムーズに走破します

3.スムーズな金型搬出入を阻むフロア凹凸を解決する水平維持機構

成形機にドッキングした金型交換台車が、フロア凹凸の影響で傾くと、スムーズな金型搬出入動作が阻害されます。「Zeroteach-AMR™」に搭載された独自の水平維持機構が床のうねりや段差を物理的に吸収。鉄板敷設やフロア改修工事を不要にします。また、スリップレス駆動によりクリーンルームにも対応します。

ティーチングレス自律走行ロボット「Zeroteach-AMRTM」の特徴

(高い安全性と精度が求められる工場に適する)

IPF Japan2026(国際プラスチックフェア)出展案内

当社は、2026年12月1日(火)から12月5日(土)まで幕張メッセで開催される「IPF Japan2026(国際プラスチックフェア)」の松井製作所様ブース内において、Zeroteach-AMR™の実用化第1弾「Zeroteach-mQMC(mobile Quick Mold Changer)」を実演初公開します。

名称:IPF Japan2026(国際プラスチックフェア)

会期:2026年12月1日(火)~12月5日(土)

   10:00~17:00(最終日は16:00まで)

会場:幕張メッセ国際展示場

場所:6 ホール ブース№62002(松井製作所様ブース内)

公式サイト:https://www.ipfjapan.jp/ 

来場登録(無料)

※IPF Japan2026 国際プラスチックフェアは完全事前来場登録制です。

今後の展開

現在、「Zeroteach-mQMC」は、大手機械メーカーや自動車部品メーカーを中心に提案活動を進めています。既存顧客に加え、「IPF Japan2026」への出展を通じて新規顧客を開拓し、2027年には5セットの受注を目指します。今後は、プレスやダイカスト現場への展開はもちろんのこと、金型交換の枠を超え、高い位置決め精度が求められる大型加工機へのワーク供給や、多関節ロボットを搭載した移動作業への応用など、「Zeroteach-AMR™」の用途を拡大し、製造現場全体の高度な自動化に貢献してまいります。

ニチエツ株式会社について

当社は、製造現場の深刻な人手不足に対し、重量物搬送と高精度な制御技術で応えるディープテック・スタートアップです。「重量物搬送のロボティクスで未来の工場を実現する」をミッションに掲げ、独自の金型交換装置を中心に、生産ラインの自動化・高度化に貢献しています。当社製品は、自動車、自動車部品、医療、精密、家電、制御機器等、業界を代表する大手企業に導入いただいており、着実に実績を重ねています。国内外42件の知財群と、成形現場を熟知した技術者による高度な開発・生産体制を強みに、現場の生産性・安全性向上と熟練作業からの解放を推進し、製造業全域の自動化と無人化を目指します。

■会社概要

会社名:    ニチエツ株式会社

代表取締役:  中村高志

所在地:    神奈川県横浜市都筑区川向町852-1

設立:     2017年11月

事業内容:   製造業現場向け自動化装置・自律走行型ロボットの開発、製造、販売

知的財産権:  42件(国内外、出願中含む)

子会社:    Nichietsu Machinery Co., Ltd(ベトナム/ハノイオフィス・バクニン工場)

公式HP:     https://jpvn.co.jp/

■当社の既存製品(金型交換装置) 

無軌道タイプ(MMCシリーズ)

成形機接続時

・最短約10分の生産切替

・1台で多台の成形機に対応

・コンパクトで取り回し容易

・多重の安全対策

片側タイプ(ODCシリーズ)

省人化から完全無人対応まで

両側タイプ(SDCシリーズ)

超高速段取り&2型同時成形対応

大型タイプ(BMCシリーズ)

【報道関係者問い合わせ先】

 ニチエツ株式会社 担当:高間、小林

 連絡先:045-900-8253 

 メールアドレス:pr@jpvn.co.jp

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会社概要

ニチエツ株式会社

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URL
https://jpvn.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
神奈川県横浜市中区錦町12第二工場03 三菱重工業YHH内
電話番号
-
代表者名
中村高志
上場
未上場
資本金
-
設立
2017年11月