パーソルホールディングスのグループ30社の会計基盤を刷新
~SAP® S/4HANA Cloud Public Editionの新規導入で、経営判断の迅速化と業務標準化を支援~
株式会社NTTデータ グローバルソリューションズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:木村千彫、以下NTTデータGSL)は、パーソルホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:和田 孝雄、以下パーソルホールディングス)が推進する会計システム刷新プロジェクトにおいて、SAP S/4HANA Cloud Public EditionおよびBlackLine、SAP Integration Suiteの導入を支援し、このたびパーソルグループの国内主要会社での新会計基盤が本格稼働したことをお知らせします。
本プロジェクトでは、SAP S/4HANA Cloud Public Editionを新規に導入し会計基盤を刷新しました。パーソルホールディングスの国内グループ会社の財務データを統合する新共通会計基盤は、グループ全体の業務標準化と高度な財務ガバナンスの実現に向けた土台です。会計業務の効率化に加え、経営判断に必要な情報を迅速かつ正確に提供できる環境を実現しており、今後さらなる高度化により、決算早期化に向けた取り組みを進めていきます。
【背景】
人材サービス業界を取り巻く環境は大きく変化しており、多様な働き方への対応、人材不足への対応、デジタル技術の進展などにより、企業には迅速な意思決定と柔軟な事業運営が求められています。
「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに掲げるパーソルグループでは、人材派遣サービスや転職支援、ITアウトソーシング、設計開発など多様な事業を国内外で展開しています。一方で、事業拡大や新たなビジネスへの挑戦が進む中、管理会計、社内稟議、財務会計などを支える共通システムは長年大きな刷新が行われておらず、システム間連携の多くが手作業に依存していました。こうした状況に対し、パーソルホールディングスは、グループ経営の高度化を支える基盤づくりを目的として会計システム刷新を2023年に決定しました。予実管理や財務データ連携の効率化に加え、将来の業務自動化やAI活用も視野に入れた財務DXを推進しました。
また、単なるシステム更改ではなく、「Fit to Standard」の考え方を採用し、グループ全体の業務標準化や組織変革を実現するプロジェクトとして位置付けました。
【概要】
今回のプロジェクトでは、SAP S/4HANA Cloud Public EditionとBlackLine 、SAP Integration Suiteを中核とした新たな会計基盤を構築しました。
NTTデータGSLの支援範囲:
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対象ソリューション |
導入社数 |
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SAP S/4HANA Cloud Public Edition |
28社 ※2024年度に2社先行導入済み |
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BlackLine |
13社 |
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SAP Integration Suite |
30社 |
導入にあたっては、グループ各社が利用する多様な基幹システムとの連携や、各社独自に運用されてきた業務プロセスの見直しが大きな課題となりました。
パーソルホールディングスとNTTデータGSLは、財務部門、システム部門、各事業会社、業務委託先を含むプロジェクト体制を構築し、ステークホルダーとの継続的な対話を重ねながら推進してきました。財務・管理会計の観点から必要なデータを整理するとともに、各社で異なっていたデータ連携フローの統一を図りました。その結果、以下の成果を実現しています。
① グループ共通会計処理の効率化
パーソルグループ30社の仕訳データを一括取り込みできる環境を整備し、経理担当者の作業負荷を軽減。
② 財務情報へのアクセス性向上
月間数十万件におよぶ大量の元帳データに対する検索性能が向上し、必要な情報へ迅速にアクセスできる環境を実現。
③ 業務標準化と内部統制強化
グループ共通プロセスの整備により、業務の透明性を高め、ガバナンス強化と内部統制の実効性向上を支援。
④ 変革を支える組織文化の醸成
業務改革を通じて、現場における変革マインドの醸成を促進。従来のやり方にとらわれない業務改善への取り組みが広がった。

本プロジェクトについて、パーソルホールディングスは「今回のシステム刷新は、単なるシステム更改ではなく、業務標準化、組織最適化、決算早期化など、これまで構想に留まっていた変革を実行するための共通基盤構築であり、グループ全体の変革を加速させる重要な取り組み」と評価しています。
また、NTTデータGSLについては、「SAPとBlackLine双方の知見を活かした提案力と、業務・システムの両面から伴走する姿勢により、単なる導入ベンダーではなくプロジェクト推進パートナーとして大きく貢献した」との評価を受けています。今回の基盤整備と、今後のさらなる高度化により決算早期化に向けた取り組みを進めていきます。
【今後について】
パーソルホールディングスでは、今回整備した会計基盤を活用し、さらなる業務標準化と自動化を進めていきます。具体的には、決算業務や債権消込業務における自動化・AI活用を強化し、経営判断に必要な情報をより迅速に提供できる財務環境の実現を目指します。また、会計データを活用した異常値検知、仕訳提案、増減分析、自動消込率向上など、AIとの協働による財務業務の高度化にも取り組んでいく予定です。
パーソルホールディングスは、今回のプロジェクトを象徴するキーワードとして掲げる「変革と挑戦」のもと、財務領域からグループ全体の生産性向上と企業価値向上を推進していきます。
NTTデータGSLは今後も、SAPを中心としたデジタル基盤の構築を通じて、お客様の経営変革と持続的な成長を支援していきます。
【NTTデータ グローバルソリューションズについて】
NTTデータGSLは、日本企業のグローバル展開に伴うシステムのグローバル化需要の拡大に対応するため、2012年7月に設立されました。NTT DATAのSAPグローバル体制とともに、国内グループ会社に分散していたSAPソリューション、業務ノウハウの一体化を図り、SAP ERPシステムの導入から保守運用、拡張開発支援など、多岐にわたるサービスをワンストップで提供し、NTT DATAにおけるSAP事業の中核会社として、企業の戦略的な事業経営をサポートしています。
SAPビジネスへの貢献度、ならびに顧客満足度などにおいて、極めて高く評価された企業が表彰される「SAP Appreciation for Partner Excellence」を、2013年より毎年授与されているSAP社のパートナー企業です。
*SAP、SAPロゴ、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はドイツにあるSAP SEやその他世界各国における登録商標または商標です。他の製品名およびサービス名等は、各社の商標である場合があります。
*その他の会社名及びサービス名等は、各社の登録商標または商標です。
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