米国リージョンにおける日本企業初の検証をもとにOracle AI Database@AWSを活用したクラウド移行支援サービスを提供開始

パナソニック デジタル株式会社

パナソニック デジタル株式会社(以下:パナソニック デジタル)は、オラクル・コーポレーションが提供する「Oracle AI Database@AWS」について、AWS東京リージョンでの本格利用を見据え、米国リージョンでの技術検証を日本企業として初めて※1実施しました。この検証結果で得られた知見をもとに、2026年4月13日より、Oracle AI Database@AWSを活用したクラウド移行のPoC支援ならびに設計支援サービスの提供を開始します。

▼Oracle AI Database@AWS クラウド移行支援サービス
https://service.digital.panasonic.co.jp/solution/infrastructure/oracleaws

※1:バージニア北部/オレゴンリージョンのOracle AI Database@AWSを用いた検証として。日本オラクル株式会社調べ。

検証の背景と目的

企業のITインフラが急速にクラウドへと移行する中、Oracle AI Databaseのクラウド運用は、これまでOracle社のOracle Cloud Infrastructure(OCI)を使うのが一般的でした。しかし今回検証を行った「Oracle AI Database@AWS」は、Amazon Web Services(AWS)の環境で、Oracle AI Databaseに最適化された高性能データベース基盤であるOracle Exadataを直接利用できる新しいサービスです。

これにより、すでにAWSを利用している企業は、クラウド環境を統一しながら、Oracle Exadataの高い性能や信頼性を活かした運用が可能になります。また、これまでOCI上で提供されてきたOracle Exadataを新たにAWS環境でも利用できるようになることから、マルチクラウド戦略を採る企業にとって、柔軟なシステム設計やリスク分散が可能になる点でも注目されています。

検証内容と成果

本検証では、バージニア北部/オレゴンリージョンのOracle AI Database@AWSを用いて、以下の4つの要素を中心に技術検証を行いました。

 1.閉域接続の検証 

AWS側ではODBネットワーク/Transit VPC/Transit Gatewayを用いて構成し、OCI側ではローカルピアリングゲートウェイ(LPG)と動的ルーティングゲートウェイ(DRG)を利用。

これにより、AWS VPCとOCI管理のExadata 基盤をセキュアかつ閉域網で接続できることを確認しました。

 2.バックアップ構成の検証

  • RMANを用いたバックアップ取得が可能であることを確認 

  • OCI Object Storage を使ったバックアップ構成も有効 

災害対策の観点からも、AWS と OCI を組み合わせて実現できる運用性を確認しました。

 3.Data Guardを用いたDR(災害対策)構成の検証 

AWS側・OCI側双方からOracle AI Database@AWS上のExadataへData Guardを構成し、OCIコンソール上でスタンバイDB作成が成功。

 障害発生時にはAWSまたはOCIのどちらでもフェイルオーバが可能であることを実証しました。

4.OEM(Oracle Enterprise Manager)による監視構成の検証

  • AWS側Transit VPCにOMS/OMRを構成

  • OCI側ExadataノードにOEMエージェントを導入

  • CPU使用率・I/O等のメトリクスが閉域接続経由で正常収集可能であることを確認 

AWS/OCIの複合環境でも、Exadataの詳細監視を行えることを実証しました。

特長:大規模Oracle AI Database運用で培った実績にもとづく、実践的なクラウド移行支援

パナソニック デジタルはこれまで、Oracle AI Databaseの設計・運用に関して、パナソニックグループ全体で2,000以上のデータベースを管理し、OCIへの大規模移行を推進してきました。たとえば、18,000人が利用する販売統計分析システムのOCI移行では、年間7,000万円のインフラコスト削減を実現しています。また、AWS環境においても、Amazon RDSの運用やクラウド統合の実績を持ち、現在約100以上のデータベースをAWS上で安定運用しています。

本サービスは、こうしたオンプレミス/OCI/AWSにまたがる実運用で培った知見とノウハウをもとに、Oracle AI Database@AWSのPoC検証や構成設計を支援するものです。

単なる理論や机上検討ではなく、実際の大規模運用を前提とした現実的な観点から、クラウド移行の技術検討を支援できる点を特長としています。

■パナソニック デジタルについて

パナソニック デジタルは”デジタルで「くらし」と「しごと」を幸せにする”をモットーとし、パナソニックグループの先進技術と豊富なノウハウの融合によりデジタルによる価値を創出します。

BtoB事業(くらし・しごと)の貢献拡大を図り、パナソニック グループ内で培った製造DX、グローバルERP、ICT基盤構築・運用サービスなどの経験を活用し、お客様の「くらし」や「しごと」に寄り添ったITソリューションを提供していきます。

 URL:https://service.digital.panasonic.co.jp/

以上

※ Oracle、Java、MySQL及びNetSuiteは、Oracle Corporation、その子会社及び関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。NetSuiteは、クラウド・コンピューティングの新時代を切り開いたクラウド・カンパニーです。

 ※ 本文に記載されている会社名および製品名は各社の商標または登録商標です。

【お問い合わせ先】

 <報道関係者様>

    パナソニック デジタル株式会社

    E-mail:pd-press@ml.jp.panasonic.com

 <お客様>

    パナソニック デジタル株式会社 営業推進統括部

    URL:https://service.digital.panasonic.co.jp/contact


会社概要

URL
https://service.digital.panasonic.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
大阪府大阪市北区末広町2番40号
電話番号
06-6906-2801
代表者名
阿部 裕
上場
未上場
資本金
10億4000万円
設立
1999年02月