内部統制評価ソリューション「WizLabo Keeper」、9月30日より提供開始

経営課題として重みを増す内部統制評価実務をTech・AIで支援

宝印刷株式会社

TAKARA & CO (東証プライム・証券コード7921)グループでディスクロージャー関連のシステムを提供する宝印刷株式会社(本社:東京都豊島区/代表取締役社長:白井恒太)は、ジュリオ株式会社との共同事業により、J-SOX対応を一体で実現するクラウドサービス「WizLabo Keeper」の提供を9月30日より開始します。

本サービスは、上場企業およびIPO準備企業を対象とした内部統制評価の支援ソリューションです。

WizLaboシリーズは、「ICTの力で決算関係者を本質的業務に導く」をビジョンとして、担当者を単純作業から解放し、開示の信頼性を高めるサービスを展開してまいります。

内部統制評価(J-SOX対応)をAIで支援

1. 会計不正における経営者責任の厳格化が加速し、ガバナンスの強化が急務に

昨今の内部統制報告制度(J-SOX)の基準改訂にもみられる通り、会計不正事例を受けて、経営者による不正防止への積極的な関与と責任を求める動きが強まっています。

有価証券報告書等の開示実務においても経営者責任の明確化が議論される現在、内部統制の整備・運用は形式的な対応では通用せず、本格的な経営課題として重みを増してきました。

2. 開示を越え、ガバナンスへ――宝印刷はディスクロージャーの信頼性を守ります

宝印刷は長年、WizLaboシリーズを通じて上場企業の開示を支援し、資本市場の信頼性を支える一翼を担ってまいりました。

一方で、開示書類の精度がいかに高くとも、その元になるデータを生み出す過程の内部統制が揺らいでいれば、経営者責任を表明するに足る、真の信頼性は担保できません。

WizLabo Keeperは、開示書類作成の前段となる、ガバナンス・内部統制をテクノロジーで支援し、企業のディスクロージャー全体の信頼性を守るサービスです。

3. J-SOX担当者は、少人数で幅広い、かつ専門外の領域と向き合っています

内部統制の実務が経営課題として重みを増す一方で、企業の内情としてはごく少数の人員でこれを担わざるを得ないケースが多く見られます。

当社がお客様にヒアリングする中で、以下のような現場担当者の課題が寄せられています。

① 多くの会社で、内部統制実務が属人化するリスクがあります

  • l内部統制の評価対象は、販売・購買などの業務プロセスから、経理・決算、IT、取締役会などのガバナンスまで多岐にわたります

  • 担当者は自らの専門外の領域でも、統制の有効性を判断せねばなりません

  • この結果、判断は担当者の経験に頼りがちで、ノウハウの属人化リスクがあります

② 担当者が資料収集に追われ、評価や統制プロセスの見直しまで手が回りません

  • 運用評価の時期には、各部署への連絡や依頼内容の定義・具体化などに追われます

  • 短期間に大量の証憑確認が集中し、整理する作業に追われるため、中身の確認に十分な時間を割けないのが実情です

  • 三点セット※も、前年踏襲で長年更新されず、部門ごとに書き方もばらついていますが、見直しは後回しになりがちです

 ※リスク・コントロール・マトリクス(RCM)、業務記述書、フローチャート

4. WizLabo Keeperは、AIとワークフローで内部統制評価実務の課題を解決します

WizLabo Keeperは、こうしたお客様の課題に応えるため、人手の足りなさを補いつつ、内部統制の実務に耐える統合管理基盤・ワークフローとして開発されました。

本サービスは、証憑データの収集・一次チェック、AIによる評価支援、三点セットの管理、ワークフロー管理まで、煩雑なプロセス全体を統合管理し、担当者の負担を大幅に軽減します。

5. 証憑の受領から評価完了まで、内部統制評価の一連のプロセスをAIが支援します

内部統制を専門とする公認会計士によって設計されたAIエンジンが、三点セットを精査し不整合を検出します。証憑の内容を精密に読み込み、評価手続に照らして注意点を示します。

本サービスの評価管理基盤が、進捗管理・承認ワークフロー・アクセス権限をExcelに代わって一元管理します。このため担当者の手作業による転記や集計業務が削減され、判断・評価業務に集中できます。評価の最終結論はあくまで人が下し、AIは確認・指摘・抽出・人への提案に特化する役割分担により、「確かさ・速さ・透明性・積み重ね」を兼ね備えたソリューションを提供いたします。

6. 公認会計士の知見を生かした、特許出願中の技術を順次搭載

WizLabo Keeperには、AIが提出証憑と依頼内容の整合性を判定し、不備があれば根拠を示す技術や、基準改正や評価結果を踏まえてRCMの更新を提案する技術など、共同事業パートナーのジュリオが特許出願中の技術を順次搭載してまいります。

7. WizLabo Keeperの今後の拡大

今回、まずは業務プロセスに係る内部統制について提供を開始します。

さらに全社的内部統制(2026年内予定)、決算・財務報告プロセス、IT全般統制(開発中)へと段階的に展開する予定です。

注記:本サービスは、監査人による監査を代替するものではなく、また不正の防止・発見を保証するものではありません。

8. 代表コメント

宝印刷株式会社 執行役員 ICT営業部長 池主 丞

「WizLabo Keeperは、内部統制実務の重圧にあえぐ現場の切実な声に応え、ジュリオ社が誇る最新AI技術との融合により誕生いたしました。これによりWizLaboシリーズは、従来の『財務開示』、『非財務データ収集・開示』に加え、『内部統制』領域までを網羅する、まさに“攻守一体のガバナンスプラットフォーム”へと進化を遂げます。『ICTの力で決算関係者を本質的業務に導く』というプロダクトビジョンのもと、当社はこれからも『Tech Driven Disclosure for Growth』のコーポレートメッセージを体現し、企業の持続的な成長を力強く支援してまいります。」

ジュリオ株式会社 代表取締役 姥貝賢次(公認会計士)

「内部統制評価は本来、企業が自らの業務の実態に向き合い、統制が有効に機能しているかを確かめ、改善につなげるための取り組みです。しかし現場では、資料の収集や形式の確認に追われ、肝心の中身の検討に十分な時間を割けていないのが実情です。私たちは、会計・監査の専門知見をAIに載せて現場に届けます。担当者が『この統制は本当に機能しているか』を考え、判断するための時間と材料を生み出したいと考えています。WizLabo Keeperを通じて、日々の評価で得た気づきが業務の改善につながる内部統制を支えてまいります。」

【参考情報】

ジュリオ株式会社について

会計・監査・内部統制の領域に特化したAIサービス(クラウド/SaaS)とカスタムAIシステムを開発しています。金融・通関分類の領域にも展開しています。

URL:https://julio.jp/

宝印刷株式会社について

ディスクロージャーおよびIR関連書類の作成支援会社として、創業以来約70年に亘り上場企業やIPO 予定会社のお客様の情報開示を支援しております。ディスクロージャーとIR分野におけるリーディングカンパニーとして長年培った知識・ノウハウを軸にさらに専門性を磨き、お客様の企業価値拡大に貢献してまいります。

URL:https://www.takara-print.co.jp/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

宝印刷株式会社

2フォロワー

RSS
URL
https://www.takara-print.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都豊島区高田 3-28-8
電話番号
03-3971-3101
代表者名
白井恒太
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年12月