EC通販企業、RPAで1日平均6時間の業務を削減
【RPA導入企業100社での利用実態調査】10名以下の小規模事業者での活用が最多
https://full-time.info/
【調査結果トピックス】 1. 1社あたり1日平均6時間の業務をRPAロボットが自動化 2. 10名以下の小規模事業者での導入が41%と最多 |
■1社あたり1日平均6時間の業務をRPAロボットが自動化
調査の結果、現在導入されている合計479台のRPAロボットの稼働時間は、1社あたり1日平均6時間であることがわかりました。導入企業に対して実施したアンケートでは、削減された時間を活用して、「販促やカスタマーサクセスなどの業務に取り組んでいる」「人員配置を見直し、新規採用コストを圧縮できた」などの声が寄せられています。
■10名以下の小規模事業者での導入が41%と最多
導入企業の約80%は、EC通販ビジネスの中でも「定期通販」や「単品リピート通販」と呼ばれる定期購入(サブスクリプション)形式での販売を行っています。「定期通販」は、商品数を絞ってLTVで収益を上げていくビジネスモデルのため、管理コストを抑えやすく、少人数で運用しやすいのが特徴です。そのため、より少数精鋭で内部コストを抑えながら、利益の最大化を目指している10名以下の小規模事業者で、特に多くRPAが活用されている傾向が見られました。
■まとめ:EC通販業界においては、小規模事業者にこそRPAが効果的
(アスニカ株式会社 RPAコンサルタント 渡辺直子)
RPA市場全体での傾向としては、大手企業での導入率は37%ほどに上る一方で、中小企業では導入率が10%ほどに留まり、格差が開いているという調査結果が発表されています。(出典:株式会社MM総研「RPA国内利用動向調査 2021」)
しかし、実店舗を持たないEC通販ビジネスにおいては、「定期通販」のようなビジネスモデルをはじめとする「少人数でも売上を伸ばせる事業、体制づくり」が可能なため、売上規模と比較して従業員数が少ない傾向にあります。そのような企業では一人の従業員が複数の職務を兼任していることも多いため、より人員配置を最適化し、一人ひとりの生産性を向上していくために、RPAを積極的に活用しているという結果が見えてきました。
弊社RPAツール「FULLTIME(フルタイム)」の導入事例(https://full-time.info/interviews/)や活用シーン(https://full-time.info/cases/)では、幅広い事業規模での事例を掲載しているため、「自社では何から効率化できそうか」を検討していくための参考になれば幸いです。
【調査概要】 調査名:RPA導入企業100社での利用実態調査 調査期間:2019年3月~2021年10月 調査対象:EC特化型RPA「FULLTIME」で受注・開発したRPAロボット479台 調査手法:自社データに基づくリサーチ |
《EC特化型クラウドRPA「FULLTIME(フルタイム)」について》
FULLTIMEは、EC通販運営によくあるパソコン業務を自動化することに特化したRPAツールです。受注処理や注文変更などの定型業務はFULLTIMEで開発したロボットが自動処理することで、EC担当者の皆様が「人にしかできない仕事」に注力できる時間と環境を作れます。
URL:https://full-time.info/
《アスニカ株式会社について》
「明日につながる架け橋をつくる」を企業理念とし、EC(通信販売)、物流、発注システムなどの受託システム開発と、EC特化型RPA「FULLTIME(フルタイム)」の開発販売を手がける、デジタルソリューションカンパニーです。
【会社概要】
会社名:アスニカ株式会社
所在地:東京都品川区西五反田8-8-15 カーニープレイス五反田6F
代表者:代表取締役社長 原戸 陵至
設立 : 2013年7月
事業内容: EC特化型RPA「FULLTIME(フルタイム)」の開発販売、受託システム開発
URL:https://www.asnica.co.jp
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