中高生男子向け性教育プログラム「ハズバンドスクール」を開校!西アフリカ・シエラレオネでにおいて若年妊娠の防止、女性の尊厳の向上を目指すNPO法人アラジが実施
西アフリカ・シエラレオネでは、若年妊娠により10代の女の子が教育機会を失う社会問題が存在する。NPO法人アラジはその問題の根本的解決を目指し、中高生男子に向けた性教育プログラムを開始した。
シエラレオネで教育支援を行うNPO法人アラジは、ケネマ県において中高生男子向けの性教育プログラム「ハズバンドスクール」を開校した。性教育の欠如、性暴力により10代での若年妊娠が増加するシエラレオネにおいて、その根本的な解決策としての性教育プログラムを通じて、男性側が正しい性知識を持ち、女性と接することができる起点となるよう、現在、中学校、高校の100校での開校を目指している。
西アフリカに位置し、かつては「世界一寿命の短い国」としても知られていた国、シエラレオネ共和国では、1991年に政府と反政府軍(革命統一戦線RUF)との間でダイヤモンド資源を巡る複雑な内戦が勃発し2002年に終結しました。NPO法人アラジ(https://alazi.org)では、シエラレオネにおいて、これまで約7年間にわたり、経済的困難を抱える最貧困家庭の子どもと大人たち、延べ1,100名に教育と就労の機会を届けてきました。
「若年妊娠はSDGsすべての目標達成を困難にする脅威である」と言われています。
NPO法人アラジでは、シエラレオネ共和国ケネマ県において、10代のシングルマザーが再び学校で学べるための奨学金給付支援を行っています。「女の子が妊娠したら、勉強を続けてはならない」という大きな人権侵害でもあるこのような禁止令が、シエラレオネでは2020年まで施行されていました、手に入らない避妊具や性教育の知識、性暴力などを原因として望まれない妊娠により、約2割の10代の女の子が、初等教育の機会や、その後の夢への進路を失っており、シエラレオネにおける男女の教育格差は大きな社会問題となっています。
現在、NPO法人アラジで行っている奨学給費支援はそんな女の子達が再び学校に通うことができるための支援である一方、根本的な解決策として、望まれない若年妊娠そのものを減らす事を目的とし、男性側が正しい性知識のもと、女性と接することができる意識改革の起点として、性教育プログラム「ハズバンドスクール」をこの度、開校しました。
ここでは、事前のアンケートにより知識と意識のレベルを把握した上で、身体の仕組み、避妊具の正しい使用方法、女性の尊厳(権利・健康)、10の性的同意パターン、性加害を起こした場合の具体的な刑罰、性暴力を受けた場合の適切な連絡機関や、治療・アフターケア・訴訟のサイクルと等について専用のテキストを元に授業を行います。授業の最後には、一人ひとつコンドームを配布し、正しい装着方法についても学びます。現在、この取り組みにおいてケネマ県にある中学校、高校の100校での開校を目指しています。
中高生の若い世代の男子が正しい性知識を持ち、女性に対する理解を深めることにより、将来、男性、女性ともに責任を持って望む妊娠を経験できる事、そして男尊女卑の傾向が現在も続くシエラレオネにおいて、女性の尊厳が高まり、社会進出の可能性が広がるような社会構築に貢献するべく活動していきます。
「欲しい未来に、寄付を贈ろう。」を合言葉に、12月は全国的な協働キャンペーンが行われる寄付月間(Giving December)です。この12月にNPO法人アラジは、現在シエラレオネで行っている、「中高生男子性教育プログラム ハズバンドスクール」を含む4つの事業において、安定的な活動継続と更なる拡大を目的とし、マンスリーファンディング(2021/12/10~2022/1/20)「SDGsすべての目標達成に貢献する「教育」支援を諦めない、100人のマンスリーサポーターを募集します!」を実施します。
マンスリーファンディングのキャンペーンページはこちら
https://syncable.biz/campaign/2090/
この12月が、より良い社会を創っていくための活動における参画のひとつである「寄付による支援」について考える機会になればと思います。
皆様からの想いの詰まったご支援を元に、NPO法人アラジはこれからの活動を推進していきます。
▼団体概要
団 体 名:特定非営利活動法人Alazi Dream Project(NPO法人アラジ)
創 設:2014年3月7日
代 表 理 事:下里夢美
所 在:〒112-0014 東京都文京区関口1丁目44-3信生堂ビル4F
電 話 番 号 :080-5186-4275
公 式 H P : https://alazi.org/
▼問い合わせ先
代 表 理 事:下 里 夢 美
info@alazi.org
- 中高生男子向け性教育プログラム ハズバンドスクール開校
(写真)シエラレオネの男の子と一緒にうつる代表理事の「下里夢美」
「若年妊娠はSDGsすべての目標達成を困難にする脅威である」と言われています。
NPO法人アラジでは、シエラレオネ共和国ケネマ県において、10代のシングルマザーが再び学校で学べるための奨学金給付支援を行っています。「女の子が妊娠したら、勉強を続けてはならない」という大きな人権侵害でもあるこのような禁止令が、シエラレオネでは2020年まで施行されていました、手に入らない避妊具や性教育の知識、性暴力などを原因として望まれない妊娠により、約2割の10代の女の子が、初等教育の機会や、その後の夢への進路を失っており、シエラレオネにおける男女の教育格差は大きな社会問題となっています。
現在、NPO法人アラジで行っている奨学給費支援はそんな女の子達が再び学校に通うことができるための支援である一方、根本的な解決策として、望まれない若年妊娠そのものを減らす事を目的とし、男性側が正しい性知識のもと、女性と接することができる意識改革の起点として、性教育プログラム「ハズバンドスクール」をこの度、開校しました。
ここでは、事前のアンケートにより知識と意識のレベルを把握した上で、身体の仕組み、避妊具の正しい使用方法、女性の尊厳(権利・健康)、10の性的同意パターン、性加害を起こした場合の具体的な刑罰、性暴力を受けた場合の適切な連絡機関や、治療・アフターケア・訴訟のサイクルと等について専用のテキストを元に授業を行います。授業の最後には、一人ひとつコンドームを配布し、正しい装着方法についても学びます。現在、この取り組みにおいてケネマ県にある中学校、高校の100校での開校を目指しています。
中高生の若い世代の男子が正しい性知識を持ち、女性に対する理解を深めることにより、将来、男性、女性ともに責任を持って望む妊娠を経験できる事、そして男尊女卑の傾向が現在も続くシエラレオネにおいて、女性の尊厳が高まり、社会進出の可能性が広がるような社会構築に貢献するべく活動していきます。
- マンスリーファンディングを実施
「欲しい未来に、寄付を贈ろう。」を合言葉に、12月は全国的な協働キャンペーンが行われる寄付月間(Giving December)です。この12月にNPO法人アラジは、現在シエラレオネで行っている、「中高生男子性教育プログラム ハズバンドスクール」を含む4つの事業において、安定的な活動継続と更なる拡大を目的とし、マンスリーファンディング(2021/12/10~2022/1/20)「SDGsすべての目標達成に貢献する「教育」支援を諦めない、100人のマンスリーサポーターを募集します!」を実施します。
マンスリーファンディングのキャンペーンページはこちら
https://syncable.biz/campaign/2090/
この12月が、より良い社会を創っていくための活動における参画のひとつである「寄付による支援」について考える機会になればと思います。
皆様からの想いの詰まったご支援を元に、NPO法人アラジはこれからの活動を推進していきます。
▼団体概要
団 体 名:特定非営利活動法人Alazi Dream Project(NPO法人アラジ)
創 設:2014年3月7日
代 表 理 事:下里夢美
所 在:〒112-0014 東京都文京区関口1丁目44-3信生堂ビル4F
電 話 番 号 :080-5186-4275
公 式 H P : https://alazi.org/
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