トヨタ、ソニー、敷島製パン（Pasco）、ミツカン…日本を代表する企業の創業者、経営者達の原点にふれる名著「情熱の気風」販売開始！

10月24日より、AmazonおよびStore.field-archive.comにて販売を開始します

フィールドアーカイヴ株式会社

2019年10月24日 10時42分

「先人の叡智をいまの力に」を理念に出版事業を展開するフィールドアーカイヴ株式会社（本社：東京都世田谷区、代表取締役社長：木原智美）は、知多半島の近代史をテーマに、伝説の学校「鈴渓義塾」と偉人達の歴史を紡いだ物語、二宮隆雄著『情熱の気風～鈴渓義塾と知多偉人伝～』を発売します。

トヨタ中興の祖・石田退三、ソニーの創業者の一人・盛田昭夫、敷島製パンの創業者・盛田善平、ミツカンの創業家・中埜家、元東京電力会長で第7代経団連会長・平岩外四、元東芝会長・岩田弐夫、哲学者で元法政大学総長・谷川徹三 等、多くの偉人達の物語を描きつつ、"知多の最高学府"、"尾張の教育村"と称された伝説の学校「鈴渓義塾(れいけいぎじゅく)」の教育の在り方を説くことによって、教育の大切さや、いまの私達に必要な”勇気”と”志”と”情熱”とは何かを問いかける名著、待望の復刊！

『情熱の気風』表紙　定価（本体2,000円＋税）

【本著　推薦の言葉】
鈴渓義塾の教育思想とそこで学んだ先人達の熱い情熱や豊かな感受性、思いやりと寛恕の精神に触れ、これからの人生を切り拓く上での糧にしていただければ幸いです。
ー榊原定征（日本経済団体連合会名誉会長）

「情熱の気風」素晴らしい題名である。我が故郷が輩出した偉人達に対する最高の表現だと思う。そして、その偉人達すべてと関わりを持つ事が出来た私は幸せ者である。二宮先生の名筆によってあます処なく映し出された貴重な名著。乞う御一読！
ー盛田和昭（盛田エンタプライズ株式会社取締役）

令和という新しい時代になっても、「教育や人づくり」は大切なことです。愛知県知多半島の歴史や偉人たちについて書かれたこの本を全国の多くの方に読んでいただきたいです。
ー鈴木淳雄（愛知県東海市長）

鈴渓義塾前にて、明治38年（1905）頃撮影

【目次】

第一章トヨタ危機に立ち向かう 石田退三
第二章ソニーの苦境を乗り切る 盛田昭夫
第三章鈴渓義塾の誕生 盛田命祺と溝口幹
第四章敷島製パンで食糧難を解決 盛田善平
第五章知多の産業と文化を生む ねのひ・盛田家
第六章食と健康に貢献 ミツカン・中埜家
第七章多産鶏で卵の世界記録樹立 榎本誠
第八章洋裁教育に一生を捧げる 吉房千代
第九章命祺のこころの師 森田悟由禅師
第十章日本財界の誇り 平岩外四
第十一章不屈の財界人 岩田弐夫
第十二章常滑生まれの哲学者 谷川徹三

【主な登場人物】

【鈴渓義塾とは…】

現在の小学5年から中学2年の生徒を対象に、明治21年(1888)から明治40年(1907)までの19年間の開校期間に約350名の塾生を輩出。今の高等学校に匹敵する国文、漢文、英語、数学、理科、簿記をはじめ、上杉鷹山の師として知られる江戸時代の儒学者 細井平洲の「嚶鳴館遺草(おうめいかんいそう)」をも教材として使用しつつ、他人の立場や心情を思いやる豊かな心を育む、進取に富んだ極めて高度な教育内容を採り入れ、知多の最高学府と呼ばれた伝説の学校。
前出の石田退三、盛田善平の他、名古屋帝国大学の設置に尽力した文部事務次官・伊東延吉、標準語の父・石黒魯平、戦艦大和の艦長・森下信衞、多産卵鶏の榎本誠、海軍中将・古川四郎、東北大学助教授・天木順吉など各界で活躍した多くの偉人を輩出した私塾として知られています。

【著者二宮隆雄について】
昭和21年(1946) 愛知県半田市生まれ。半田高校、立教大学経済学部卒。
高校時代よりヨット競技を始め、全日本選手権15回優勝、世界選手権に10回出場したヨット選手。
オリンピックの候補選手にもなる。
平成2年(1990) 講談社の「小説現代新人賞」を『疾風伝』で受賞。
その後三重県に移住して作家生活に入る。
『覇王の海海将九鬼嘉隆』『海援隊烈風録』『海を奪る』など著書多数。
平成19年(2007) 9月逝去。享年61歳。

【書誌情報】
情熱の気風ー鈴渓義塾と知多偉人伝
著者：二宮隆雄
ISBN：978-4-909539-07-6
単行本／ 456ページ
定価：2,000円（税抜）
発売日：2019年10月24日

【販売サイト】
・Amazon
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