ウインドリバー、現代オートロンと次世代自動運転プラットフォームの共同開発で提携
※本リリースは2019年7月1日に発表したプレスリリースの抄訳です。
https://www.windriver.com/news/press/pr.html?ID=22200
ニュースハイライト
・ウインドリバーと現代オートロン社は、共同で自動運転およびコネクティビティ用ソフトウェアプラットフォームを開発していきます。
・この協業は、安全性と信頼性を実現するためにAdaptive AUTOSAR認証を目指します。これは韓国初の認証取得になる見込みです。
・共同ソフトウェアプラットフォームには、世界市場で需要が高い、高度なコンピューティング機能が実装されます。
2019年7月1日、韓国ソウル発 - ウインドリバーと現代オートロン社(*1)は、次世代自動車向け自動運転およびコネクティビティ用ソフトウェアプラットフォームの開発を目的とした提携に調印しました。調印式は、米国カリフォルニア州アラメダにあるウインドリバー本社で行われました。
現代自動車グループ傘下の現代オートロンは、電子制御ソフトウェアと車載半導体を専門とする研究開発大手です。米国が本社のウインドリバーは、組込みソフトウェアとIoT向けソフトウェアの世界的なリーダーです。
現代オートロンのCEO、デフン・ムン氏は次のように述べています。「現代オートロンとウインドリバーの緊密な協力により、安全性を重視したAdaptive AUTOSARプラットフォームを未来のインテリジェントな自動車を走行させるためのコア技術にすることができます。当社は、実績のある安全性と信頼性を、現代自動車グループ各社とその世界中のお客様に提供できるように全力で取り組んでまいります」
ウインドリバーのオートモーティブ担当バイスプレジデント、マーカス・マキャモンは次のように述べています。「安全性は常に最優先されなければなりません。ウインドリバーは現代オートロンとともに、自動車メーカーがイノベーションを加速し、将来の成功への道を切り開くために、安全で信頼性の高いソフトウェア基盤を市場に提供します」
今回の提携では、世界市場で次世代の自動運転およびコネクティビティの実現を目指し、両社の専門性と経験を生かして機能安全とAdaptive AUTOSARに対応したクラストップレベルのソフトウェアプラットフォームを開発していきます。両社はプラットフォームの実用化に伴い、主要OEMやサプライヤーとの共同事業開発で協業を目指します。
今後、両社は開発環境、機能安全認証、共有IPおよび成果物で緊密に協力していきます。高度な高性能コンピューティング、路車間(V2X)通信向け車内外ネットワークのほか、セキュアなOTAアップデート技術といった次世代車両制御のコア技術になる基盤ソフトウェアの開発に取り組んでいきます。
自動車はインテリジェント化が進み、パワフルな演算処理能力を搭載するようになりました。自動運転への市場の関心は高まる一方で、V2X技術は進化しています。その中で現代自動車グループは、未来のモビリティを実現するための強力なコア技術に注力してきました。
現代オートロンは、2012年より現代自動車、起亜自動車、現代モービス、他の世界大手各社と協力してclassic AUTOSAR仕様をベースに「Hyundai Motor Standard Software Platform」を開発してきました。同社はこの技術をさらに発展させ、ウインドリバーとの共同開発を行い、将来のインテリジェントな車両プラットフォームを実現していきます。
現代オートロンのオートモーティブ用ソフトウェア技術は、自動車メーカーが競争力を維持するのに役立つほか、現代自動車グループが今後も、自動運転とコネクティビティ技術で世界をリードし続けるのに貢献していきます。
ウインドリバーは、組込みリアルタイムOS(RTOS)と商用Linuxの両方で市場トップの座を長年堅持しています。40年間にわたり航空宇宙・防衛、オートモーティブ、インダストリアル、メディカル、通信といったミッションクリティカルな業界をテクノロジの先駆者としてリードし、20年近く、活発なコントリビューターとしてオープンソースを支援してきました。ウインドリバーは、最高水準の安全性、セキュリティ、信頼性を備えたソフトウェアを提供します。
*1: http://www.hyundai-autron.com/eng/main/index.do
■現代オートロンについて
現代オートロンは、2012年より電子制御の分野でパイオニアの道を歩み、先進技術をリードしてきました。車載電気・電子制御分野の半導体、コントロールユニット、ソフトウェアの開発を通して、モビリティに差別化された価値を提供します。今後もモビリティをベースに、人と世界をつなぐ新たな統合電子制御ソリューションの開発に挑戦し続け、空間の境界を超えて新たな可能性を切り開きます。
■ウインドリバーについて
ウインドリバーは、エッジコンピューティングソフトウェアを提供する世界的なリーディングカンパニーです。そのテクノロジは1981年から世界で最も安全でセキュアなデバイスに搭載され、20億を超える製品に使用されています。包括的なポートフォリオは、ワールドクラスのグローバルなプロフェッショナルサービスとサポート、広範なパートナーエコシステムに支えられています。ウインドリバーのソフトウェアと専門性は、最高水準の安全性、セキュリティ、パフォーマンス、信頼性が要求される重要インフラシステムのデジタルトランスフォーメーションを加速しています。詳細については、ウインドリバーのサイトをご覧ください。www.windriver.com/japan
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Wind Riverは、Wind River Systems, Inc. および同社の関連会社の商標または登録商標です。記載されているその他の商標は、各所有者に帰属します。
https://www.windriver.com/news/press/pr.html?ID=22200
ニュースハイライト
・ウインドリバーと現代オートロン社は、共同で自動運転およびコネクティビティ用ソフトウェアプラットフォームを開発していきます。
・この協業は、安全性と信頼性を実現するためにAdaptive AUTOSAR認証を目指します。これは韓国初の認証取得になる見込みです。
・共同ソフトウェアプラットフォームには、世界市場で需要が高い、高度なコンピューティング機能が実装されます。
2019年7月1日、韓国ソウル発 - ウインドリバーと現代オートロン社(*1)は、次世代自動車向け自動運転およびコネクティビティ用ソフトウェアプラットフォームの開発を目的とした提携に調印しました。調印式は、米国カリフォルニア州アラメダにあるウインドリバー本社で行われました。
現代自動車グループ傘下の現代オートロンは、電子制御ソフトウェアと車載半導体を専門とする研究開発大手です。米国が本社のウインドリバーは、組込みソフトウェアとIoT向けソフトウェアの世界的なリーダーです。
現代オートロンのCEO、デフン・ムン氏は次のように述べています。「現代オートロンとウインドリバーの緊密な協力により、安全性を重視したAdaptive AUTOSARプラットフォームを未来のインテリジェントな自動車を走行させるためのコア技術にすることができます。当社は、実績のある安全性と信頼性を、現代自動車グループ各社とその世界中のお客様に提供できるように全力で取り組んでまいります」
ウインドリバーのオートモーティブ担当バイスプレジデント、マーカス・マキャモンは次のように述べています。「安全性は常に最優先されなければなりません。ウインドリバーは現代オートロンとともに、自動車メーカーがイノベーションを加速し、将来の成功への道を切り開くために、安全で信頼性の高いソフトウェア基盤を市場に提供します」
今回の提携では、世界市場で次世代の自動運転およびコネクティビティの実現を目指し、両社の専門性と経験を生かして機能安全とAdaptive AUTOSARに対応したクラストップレベルのソフトウェアプラットフォームを開発していきます。両社はプラットフォームの実用化に伴い、主要OEMやサプライヤーとの共同事業開発で協業を目指します。
今後、両社は開発環境、機能安全認証、共有IPおよび成果物で緊密に協力していきます。高度な高性能コンピューティング、路車間(V2X)通信向け車内外ネットワークのほか、セキュアなOTAアップデート技術といった次世代車両制御のコア技術になる基盤ソフトウェアの開発に取り組んでいきます。
自動車はインテリジェント化が進み、パワフルな演算処理能力を搭載するようになりました。自動運転への市場の関心は高まる一方で、V2X技術は進化しています。その中で現代自動車グループは、未来のモビリティを実現するための強力なコア技術に注力してきました。
現代オートロンは、2012年より現代自動車、起亜自動車、現代モービス、他の世界大手各社と協力してclassic AUTOSAR仕様をベースに「Hyundai Motor Standard Software Platform」を開発してきました。同社はこの技術をさらに発展させ、ウインドリバーとの共同開発を行い、将来のインテリジェントな車両プラットフォームを実現していきます。
現代オートロンのオートモーティブ用ソフトウェア技術は、自動車メーカーが競争力を維持するのに役立つほか、現代自動車グループが今後も、自動運転とコネクティビティ技術で世界をリードし続けるのに貢献していきます。
ウインドリバーは、組込みリアルタイムOS(RTOS)と商用Linuxの両方で市場トップの座を長年堅持しています。40年間にわたり航空宇宙・防衛、オートモーティブ、インダストリアル、メディカル、通信といったミッションクリティカルな業界をテクノロジの先駆者としてリードし、20年近く、活発なコントリビューターとしてオープンソースを支援してきました。ウインドリバーは、最高水準の安全性、セキュリティ、信頼性を備えたソフトウェアを提供します。
*1: http://www.hyundai-autron.com/eng/main/index.do
■現代オートロンについて
現代オートロンは、2012年より電子制御の分野でパイオニアの道を歩み、先進技術をリードしてきました。車載電気・電子制御分野の半導体、コントロールユニット、ソフトウェアの開発を通して、モビリティに差別化された価値を提供します。今後もモビリティをベースに、人と世界をつなぐ新たな統合電子制御ソリューションの開発に挑戦し続け、空間の境界を超えて新たな可能性を切り開きます。
■ウインドリバーについて
ウインドリバーは、エッジコンピューティングソフトウェアを提供する世界的なリーディングカンパニーです。そのテクノロジは1981年から世界で最も安全でセキュアなデバイスに搭載され、20億を超える製品に使用されています。包括的なポートフォリオは、ワールドクラスのグローバルなプロフェッショナルサービスとサポート、広範なパートナーエコシステムに支えられています。ウインドリバーのソフトウェアと専門性は、最高水準の安全性、セキュリティ、パフォーマンス、信頼性が要求される重要インフラシステムのデジタルトランスフォーメーションを加速しています。詳細については、ウインドリバーのサイトをご覧ください。www.windriver.com/japan
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