動画無料公開：大規模ソフトウェアにおける人中心の品質マネジメント革新

総工数1万人月を超す開発でパナソニックオートモーティブ社が圧倒的な成果を上げたシンプルなマネジメント方法を動画で無料公開します

総工数1万人月を超す大規模車載用ソフトウェア開発で、「人の仕事の質向上」に集中して目覚ましい品質改善成果を出したパナソニック（株）　Automotive社の開発トップ、　IVIS ビジネスユニット長　兼Panasonic ITS CEO の田辺孝樹氏が、岸良裕司（Goldratt Japan CEO）と共に、その実現のプロセスを解説したセミナーの動画をネットで無料公開します。

・3割が計画の品質を達成できていない
・4分の1が開発途中で機能を削減
・半分以上が納期遅れ
・半分以上が予算オーバー
・品質問題の３分の1がソフトウェア起因

経済産業省がまとめた「2005年版組込みソフトウェア産業実態調査」が明らかにした実態です。それからすでに15年以上経った現在、状況は良くなっているのでしょうか？

この期間、ソフトウェア産業が何もしなかったわけではありません。それどころか、この課題に対して様々な試みが行われていますが、問題は解決するどころか、ますます深刻になり、ソフトウェアは産業界のボトルネックになりつつある、または、すでになっていると広く認識されるようになっています。
 
開発するソフトウェアがますます複雑になり、開発規模が大きくなり、関係するステークホルダーの数も増え、グローバル競争がますます激しくなる産業界では、ソフトウェアプロジェクトのせいで、経営破綻する企業が出始め、問題はさらに深刻になっているのは言うまでもありません。
 

「的外れのカイゼンは、現場にメリットをもたらすどころか、深刻なダメージを与えている」

全世界で1000万人が読んだ今も色あせない世界的ベストセラー『ザ・ゴール』の著者エリヤフ・ゴールドラット博士の言葉です。様々な試みが行われているにもかかわらず、もしも成果が出ていないとしたら、そのカイゼン努力は的外れなモノなのかもしれません。

 2022年2月10日に開催され、大好評を博した日本科学技術連盟（日科技連）ソフトウェア品質管理研究会における特別講義「ソフトウェア開発の真の制約とは何か？」のフォローアップ講演の模様を今回動画で無料公開することになりました。内容は以下の通りです。

・総工数１万人月を超える大規模ソフトウェア開発の課題
・ソフトウェア開発の真のボトルネックとは？
・人を中心としたソフトウェアマネジメント革新――４つのツール ・アナログからデジタルへDX（デジタルトランスフォーメーション）のキモ
・桁外れの品質改善効果
・マネジメントが変わることで得られる社員満足度向上と離職率の低下
・PDCA――PDを重視するか、CAを重視するか―「品質はプロセスで創りこむ」先達からの学び
・人の仕事の質を向上させる「QM７つの規律」
・「月曜日が楽しみな会社にしよう！」 Happy Monday Project

※URLは、後述の【動画Part1,2】をご参照ください

ソフトウェアに限らず、不確実性の高い仕事における知的生産性と品質を向上させたい方々すべてに参考になる内容です。

■動画URL
Part 1「大規模ソフトウェアにおける人中心の品質マネジメント革新」岸良裕司（Goldratt JAPAN CEO）× 田辺孝由樹（Panasonic ITS CEO）

 

 Part 2  【キラキラな組織を作ろう！】 "大規模ソフトウェアにおける人中心の品質マネジメント革新"岸良裕司（Goldratt JAPAN CEO）× 田辺 孝由樹（Panasonic ITS CEO）

 

■ゴールドラットグループについて
ゴールドラットグループは、『ザ・ゴール』の著者ゴールドラット博士が創業した会社です。日々進化するTOC（制約理論）の知識体系を駆使して、世界中のお客様の経営改革を支援し、ブレークスルーをもたらしています。私たちは、ゴールドラット博士が提唱した「月曜日が楽しみな会社にしよう！」を合い言葉に企業活動をグローバルに展開しています。