【耕作放棄地解消に貢献】スポーツチームとタッグを組んでムクナ豆の栽培農地を募集しています
紀州ほそ川創薬のグループ会社、紀州ほそ川では「農業」×「スポーツ」をとおして地域活性化、耕作放棄地の解消につなげることを目的に、2022年から地元のスポーツチーム「和歌山トライアンズ」と連携、2023年1月より新たに「南紀オレンジサンライズ」とも連携し、ムクナ豆の農地を募集しています。近年農家数の減少に伴い、耕作放棄地が大きな問題となっています。その発生は「高齢化・労働力不足」が最も多い原因です※。農地を募集し、初心者・高齢者でも無理なく栽培を行うことが可能な「ムクナ豆」を栽培し、スポーツチームの選手が農作業の労働力になります。
※参照:荒廃農地の現状と対策について(令和2年4月農林水産省)
※参照:荒廃農地の現状と対策について(令和2年4月農林水産省)
- 耕作放棄地問題
耕作放棄地の問題点
・害虫や雑草が発生し、近隣の農地に悪影響
・災害時の危険性が高まる
・不法投棄の原因要因に
耕作放棄地発生の原因
1. 高齢化・労働力不足
2. 価格の低迷
3. 農地の受手がいない
資料:全国農業会議所「平成14年地域における担い手・農地利用・遊休農地の実態と農地の利用集積等についての農業委員調査結果」
- スポーツチームとの取り組み
紀州ほそ川では、農家の方からお借りした農地で、スポーツチームの選手が栽培・収穫などの農作業を行う取り組みを開始しました。この取り組みは、地域課題である耕作放棄地の労働力不足・農地の受手不足を解消しながら、チーム活動の収益源を確保できるしくみとなっています。
2022年より「和歌山トライアンズ」と連携を開始、この度2023年1月より新たに「南紀オレンジサンライズ」とタッグを組み、和歌山地域イノベーション戦略支援プログラム認定作物である「ムクナ豆」の農地を募集しています。
◆南紀オレンジサンライズFC
南紀オレンジサンライズFCは、和歌山県の紀南地方を中心として「サッカークラブ×移住×農業」をテーマに2022年より活動するサッカークラブです。選手・スタッフが和歌山県外から移住し、そこで農業を中心とした仕事に取り組みながら、サッカーだけでなく地域貢献活動も積極的に行うことで、周辺地域の活性化を目指します。
南紀オレンジサンライズFC公式サイト:https://nankifc.com/
◆和歌山トライアンズ
和歌山トライアンズは、労働者不足の一次産業(農業・漁業・林業)に労働力をお届けする活動も行っています。
農業・漁業・林業、どれも自然豊かな和歌山を支えてきた産業です。アスリートの力を和歌山のお役立ちに!
和歌山トライアンズ:https://w-trians.com/
- ムクナ豆
ムクナ豆栽培の特徴
・ムクナ豆は生育旺盛で動物にも強い(虫にも比較的強い)
・春先に支柱立てと苗の植え付け後は夏場月1〜3回の草刈りとつるの誘引のみで、冬の収穫期までは手間なく育てやすい
・週休2日、1日4時間ほどの作業で栽培可能。
- 紀州ほそ川グループとは
伝統食材の新たな使い道を創造し続けています。
国産ムクナ豆国内シェアNo.1(※1)
2008年より日本でいち早くムクナ豆の研究・栽培方法の工夫をはじめ、農地拡大に取り組んでいます。取扱量は国内シェアNo.1(※1)です。
「日本在来種」を全国に譲渡
日本の風土に根差した安定した種です。「日本在来種」を復活させ、現在国産ムクナ豆のおよそ9割(※2)がこの「日本在来種」から成り立っています。
「日本在来種」は、国内でも生産効率が良いだけでなく、世界にあるムクナ豆の中で、鞘に含まれるムクナイン(栽培時、肌のかゆみや結膜炎など目の負担がある)という毒素が最も少ない種類の一つで、農家さんの健康に対する負担がほとんどないのも特徴です。その点でも「日本在来種」のムクナ豆が選ばれています。
※1) 2021年国内生産量の71.4%全国の生産者ヒアリング結果 当社調べ
※2) 当社調べ、全国の生産者ヒアリング結果(2022年8月)
紀州ほそ川グループ公式サイト:https://kishu-u.me/
はたらくムクナ豆公式サイト:https://mucuna-ma.me/
―――受賞歴―――
県知事賞
安藤百福賞
地域経済総合研究所 ちいき経済賞
独立行政法人中小機構 地域資源活用事業認定
経済産業省 農商工連携88選
農林水産省 フードアワードニッポンアクション入賞 他
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