Tokyo International Gallery、作家・桜井 智による新作個展 「SCHRODINGER'S CURTAIN」を開催
「ふるまいの観測」をテーマに、大型インスタレーション作品、1年半描き溜めた完全新作を一挙に公開!
株株式会社Tokyo International Gallery(品川・天王洲)では、作家・桜井智による個展「SCHRODINGER'S CURTAIN」を開催いたします。
桜井智は、概念や解釈をモノクロームにすることでシンプル化し、光影や凹凸の対比が最も美しく感じる白黒で表現。両極の容認とメソテース(中庸)を意識させる作品制作を行う。
本展覧会は「ふるまいの観測」をテーマに、現代における物理学の一端をアンフォルメルモノクローム表現を用いて拡張させることで、時間ひいては万物そのものの本質を探究し、人間の認識に関する感覚を再構築する。
芸術はいつの時代も哲学・物理学と強い相関を示し、様々な手法を通して時間や空間の概念を表現してきた。今回は、作家自身の制作理念とも親和性が高く、状態の不確定さや相反するものの共存といった特徴を持つ量子力学の”もつれ”と”ゆらぎ”に着目。哲学の視点から得た「鑑賞」に対する独自の解釈を、空間やキャンバスを用いて具現化する。
3つのセクションにより、平面作品やインスタレーション作品など空間全体を使った表現に挑戦。自身も初めての取り組みとなる作品「時の揺らぎ-閉ざされた空間-」(2024)では、暗闇の中で鑑賞者が手に持つライトによって絵画を照らすことにより、能動的に作品を鑑賞する体験を提供する。
また、音楽家・下村裕からの楽曲提供により、空間全体を桜井の世界観が包み込む。
見る者の能動的な行動により自分自身や時の概念を体感する、これまでにない新しい鑑賞体験をぜひお楽しみいただきたい。
桜井 智 - Tomo Sakurai
長野県生まれ。2007年横浜美術大学グラフィックデザイン科卒業。物事の両極性を白黒で排泄する画家。10代から世の中の矛盾に苦悩し、絵を描くことで心身のバランスを取っている。概念や解釈をモノクロームにすることでシンプル化し、光影や凹凸の対比が最も美しく感じられる白黒で表現する。対比を表現することでメソテース(中庸)を意識させることが制作理念となっている。アンフォルメル抽象絵画を中心に表現手法は多岐にわたり、インスタレーション(空間芸術)も行う。2022年カルーゼル・デュ・ルーヴル(フランス)での展示を機に、竹や喪服のアップサイクルと現代アートを結びつけたコンセプチュアルアート制作も開始し、国内外で広く発信を行なっている。
主な展示
<個展>
2022 Y= ( 0.298912 R + 0.586611 G + 0.114478 * B ) (Amalgam Art Gallery 東急プラザ、渋谷)
2022 Accumulation (Faramarz Lounge & Gallery、中目黒)
2020 MONOCHROME2020 桜井智原画展 (Art Gallery サナギ、新宿)
<グループ展>
2023 漂流祝祭日(横浜市民ギャラリー、桜木町)
<受賞>
2022 《第一回牧野満徳国際芸術大賞》奨励賞
2007 《横浜美術短期大学卒業展》奨励賞
<美術館>
2023 相田みつを美術館 (国際フォーラム、有楽町)
2020 韓国美術館 (ソウル)
<その他>
2023 リスト サザビーズイベント展示 (場所非公開)
2023 東京タワー ライブペイント (東京タワー地上150mメインデッキ)
【 開催概要 】
・タイトル :「SCHRODINGER'S CURTAIN」
・会場 :Tokyo International Gallery
・住所 :東京都品川区東品川1-32-8 TERRADA ART COMPLEXⅡ 2F
・開催期間 :2024年3月2日(土)〜 2024年3月30日(土)
・休廊日 :日曜、月曜、祝日
d71771-10-0a2225ce8d156de0408f22bd3015d69e.pdf【 お問合せ先 】
株式会社Tokyo International Gallery
代表取締役 島村航介
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