青池学園が完全オンラインのインターナショナルスクールNisaiと提携し、英語力育成CEFRプログラム、ケンブリッジIGCSE及びA- Levelプログラムを導入決定
■少しでも多くの生徒が海外で学べるような環境や国際的な経験を積むことができるよう取り組んでいきたい
Nisai:導入を決定する前の悩みについて教えてください。
青池 理事長:
本校では通信制高校の中で、以前からオンライン国際コースを提供しています。このプログラムを通じて生徒たちはフィリピンの学校の先生たちとオンラインで交流し、英語のスピーチやリスニングスキルなどを磨いています。さまざまな学びを経験し、最終的にフィリピンでの留学をして英語力を向上させる機会を得ています。このコースは3年間にわたり、英語を中心に学ぶことを目指しています。我々としては生徒たちが身に付けた英語力を活用して海外の大学へ進学することを希望しており、実際にその可能性を追求しています。本校の提供するプログラムだけで本当に海外進学が可能なのか、また進学後に困難に直面しないかといった点を考慮し、これらの課題に対処するために適切な学びのプログラムを模索していました。
まさにそのような時に本校の関係者からNisaiの紹介を受け、知るきっかけとなりました。少しでも多くの生徒が海外で学べるような環境や国際経験を積むことができるよう取り組んでいきたいと考えています。そのために、何ができるかというころが悩みであり課題でした。
■どの方面への海外進学であっても対応できることを期待している
Nisai:Nisaiとの協力によって、生徒たちが海外大学進学の準備を効果的に行うためのサポートが提供されることについて、どのような期待がありますか。
青池 理事長:
フィリピンの大学進学に関して、私たちの学校はフィリピンにおける姉妹校への入学がオプションとして提供されています。例えば日本の高校卒業後、フィリピンの大学進学を希望する生徒は姉妹校に入学し、ギャップイヤー(休学期間)を設けることができます。その間に大学入試のための勉強をして、試験を受けて大学進学を目指すことができます。フィリピンにおいてはこの方法が有効です。
しかし欧米の大学進学を目指す場合、準備について悩むことがあります。バカロレアやA-LEVELを履修したり、日本とは異なるプログラムに参加したりする必要がでてきます。さらに、それを受け入れてくれる学校を見つけることも重要です。本校の通信制高校では欧米の大学進学を望む生徒たちの期待に応えるため、どのようなプログラムを提供すべきかを検討しておりました。ちょうどそのタイミングでNisaiと出会い、この課題を解決できる機会が訪れました。これからはどの方面への海外進学であっても対応できることを期待しております。
■フィリピンの大学進学だけでなく、オーストラリアを含む広範な国々へのルートを拡充し、生徒たちに多様な選択肢を提供したい
Nisai:選択肢の拡充に向けた努力の一環として、具体的な国際的提携やカリキュラムの開発など、今後の計画について詳細を教えていただけますか。
青池 理事長:
本校は現在、広域に展開しており2年目を迎えながら約150名の生徒が在籍しています。主に北陸地方(福井、石川、富山)を中心に一部の生徒は滋賀県や京都府などの周辺地域から在籍しています。さらに東京の原宿でも新しく開校し、来年の春に向けて生徒の募集を行っています。原宿校では特に海外進学や留学に焦点を当て、生徒たちに多彩なプログラムを提供していく予定です。これによりフィリピンの大学進学だけでなく、オーストラリアを含む広範な国々へのルートを拡充し、生徒たちに多様な選択肢を提供したいと考えています。
福田 主任:
海外進学の選択肢を拡大したいという思いがあります。現在、フィリピンの大学との提携関係を確立し韓国の大学とも強固な連携を築いていますが、生徒や保護者からはさらにヨーロッパなどの選択肢についての問い合わせが何度か寄せられています。このような背景から、選択肢をさらに広げる取り組みを模索してきました。各国における教育システムの違いから、一国に限定されずに幅広い国へ進学できる選択肢の提供は課題となっていました。A-LEVELなどのプログラムを取得することで、世界中の国へ進学できる選択肢の提供が可能となります。このような視点を考慮に入れつつ、我々は選択肢の拡充に向けて努力をしてきました。
■Nisaiのプログラムは通信制の大きな利点を活かし、海外進学に向けた重要なステップとして非常に価値のあるもの
Nisai:導入の背景ときっかけについて教えてください。
青池 理事長:
本校は、通学生と通信制生の双方に対応できる柔軟な学習システムを提供しています。通学が必要な生徒たちはもちろん、自宅から学ぶことができる通信制の選択も可能です。通信制生徒は年に1回のスクーリングを受けることで通学の必要がないため、自宅で学びながら外部活動も行うことができます。その中には海外への進学や留学、または将来の進路に対して夢を抱く生徒たちもいます。彼らの夢に応え提供できるプログラムを整備することは、非常に価値のあることだと感じています。本校はすでにフィリピンや韓国の大学と提携を結んでおり、これらの国への進学プログラムを提供していますが、欧米の大学進学を希望する生徒もいることから、そのニーズにも応えたいと考えてきました。Nisaiのプログラムは、その大きな突破口となり、生徒たちに安心して提供できるものです。また、Nisaiのカリキュラムはケンブリッジインターナショナル公認のものでもあるため世界的にも信頼性が高いと考えています。
通信制教育は、生徒たちが自身の目標に向かって熱意をもって取り組むための理想的なプラットフォームです。本校の生徒は幅広い夢や目標を追求しており、その多様性が通信制の大きな強みとなっています。中には不登校から通信制に転校してくる生徒も多いですが、彼らも自身の目標に向かって一生懸命取り組んでいます。スポーツに情熱を傾けたり、将来は小説家や芸能界で活躍したりしたいという志を抱く生徒たちがたくさんいます。また英語学習に情熱を燃やしたいけれど他の科目に苦労している生徒も存在します。さらに、友達との関係や社交面で課題を抱える生徒たちもいます。通信制の大きな利点は、これらの個別のニーズに柔軟に対応できることです。英語学習を重視する生徒たちにとって、通信制の環境は理想的です。通信制教育を通じて英語の勉強を深めながら、自分自身や環境を変える一歩を踏み出すことができます。Nisaiのプログラムは、海外進学に向けた重要なステップとして非常に価値のあるものであると考えています。
■Nisaiには生徒のレベルに合わせて基本から学べるプログラムが存在することも大きな魅力のひとつ
Nisai:導入の理由について詳しく教えてください。
青池 理事長:
ケンブリッジインターナショナル公認のカリキュラムであるということは最初に挙げるべき理由で、その安心感と信頼感は非常に大きいです。また、事務局が日本にあることも安心材料です。実際にプログラムを導入する際、海外に拠点がある場合に英語でのコミュニケーションに課題が生じることがあるため、日本語でのサポートが提供されることは非常に重要です。さらに、海外進学の機会を提供できる点は導入の大きな理由です。Nisaiの学習環境の中で、世界中の生徒とオンライン上で学び合えることも重要な要素です。単独で学ぶのではなく、共に学ぶ仲間がいることは非常に価値のあることだと考えています。海外進学の際には英語が必要ですが、英語は単なる手段に過ぎません。英語だけでなく、さまざまな科目を英語で学ぶ経験こそ進学をする上で必要不可欠となってくると思います。さまざまなレベルの生徒が在籍しているでしょうから、A-LEVELまで到達するのは一部の生徒にとってハードルが高いかもしれません。しかし、Nisaiには生徒のレベルに合わせて基本から学べるプログラムが存在することも大きな魅力のひとつです。基本的な理解からスタートし、生徒の進捗とレベルに合わせて進行するシステムとなっているところにも注目をしていました。
福田 主任:
英語を通じて学習できるカリキュラムは素晴らしいと感じ、その点も採用の理由の一つです。英語を用いて問題解決やプレゼンテーション、論理的思考などのスキルを磨くことができるのは他のサービスとは異なる魅力的な側面です。英語を媒体として、さまざまなスキルを習得できる点は非常に価値があります。また社会学、経済学、環境管理など、さまざまな科目を英語で学ぶことができるコンテンツも魅力的です。英語を通じてこれらの科目を学ぶ機会を提供することは、非常に有益であると感じています。
青池 理事長:
留学において、一度に多くの情報を吸収できる生徒と、自分のペースでゆっくりと進める必要がある生徒がいます。本校では生徒一人ひとりの学びのスピードやスタイルに合わせたアプローチが好ましいと考えています。英語の習得は、長期にわたる取り組みが必要であると認識しており、教育の提供においてもその重要性を強調しています。Nisaiのプログラムは、この視点から安心感を提供できるものと考えています。アメリカの学校などではクラスに多国籍の生徒が在籍し、異文化背景を持つ仲間たちとコミュニケーションをとる機会が訪れます。しかし、その中で日本人学生が積極的に発言できないケースもあります。このような状況で英語力が向上せずに終わってしまうことがあるのが現実です。日本人学生の学び方には独自の特徴があり、それに合わせた教育アプローチが求められます。生徒たちの順応をサポートするため、環境への適応をゆっくりと進めることが大切です。さまざまな国からの生徒と交流することは、多様な学びの機会を提供します。フィリピンの環境が日本人学生にとって独自の価値をもたらす場所であると考え、英語教育を通じてその価値を実現しようとしてきました。英語は、留学生たちにとって国際的な成功への鍵となるだけでなく、日本人学生にとっても重要なスキルとなっています。私たちはそれを提供し、日本からフィリピンへ高校生を派遣することで、留学生たちに英語を活用した新たな経験を提供し続けることを目指しています。
Nisaiプログラムを利用することで高校生活中にA-LEVELを取得して、卒業後に海外進学をすることができるようになります。学生一人ひとりの能力に合わせて、進学のタイミングやスピードを調整できるため、優れた能力を持つ生徒はダイレクトに進学に進むこともできます。一方で、時間がかかる学生には、じっくりと学ぶ時間を与え、彼らのペースに合わせて学習することができます。
■A-LEVEL を取得し、欧米の大学に進学してくれる生徒が、私たちの高校から出てくれること。そして、さらにその子たちが海外で学んだ経験や知識を日本に持ち帰り、共有できることを願っている
Nisai:ケンブリッジプログラムの評価ポイントと目指す成果を教えてください。
青池 理事長:
私の最後のポイントはA-LEVELを取得し、欧米の大学に進学してくれる生徒が私たちの高校から出てくれることです。そして、さらにその子たちが海外で学んだ経験や知識を日本に持ち帰り共有できることを願っています。教育は時間がかかるものです。だからこそ、今ここで行動し、未来を見越して判断し、行動しなければなりません。私たちは開学から既に52年が経ちました。人が成長し、そしてその人たちが社会で活躍するには約20年という長い時間が必要です。私たちはNisaiとの連携を通じて、生徒が海外の大学に進学する過程を支援し、夢を実現できるプログラムの提供が重要であると考えています。このプログラムを生徒たちが受講し、海外大学に進学することで将来がどんどん明るくなる可能性を信じています。私たちは、生徒たちにこの素晴らしい機会を共有し、伝えていきたいと考えています。10年後や20年後が楽しみであり、希望に満ちています。
福田 主任:
私たちは、生徒たちが架け橋となってほしいと考えています。NisaiのAll Englishプログラムを受けることに少し自信がないと感じている生徒に対しても、「大丈夫、私ができたから、あなたもできるよ」と声をかけ、アンバサダーとして活躍してもらい、より多くの生徒がNisaiプログラムに参加し、海外に行く機会を持つような流れを作りたいと思っています。
■ケンブリッジA-level 取得で開かれる進学経路と得られる学力
国内大学進学を希望する生徒には希望する大学進学に、強い武器となる英語力を2年かけて養成します。国内大学進学では英語力をつけてケンブリッジ英検や英検などの上級資格を取り、強い武器として活用していただくことができます。
海外大学進学を希望する生徒には希望する大学進学に必要な学力をEnglish、Math、Psychologyなどの5科目から選択し、2年かけて養成してきます。世界中の大学や企業に高く評価されているケンブリッジインターナショナルの国際資格は、グローバルなステージで成功するためのパスポートです。
■Nisai Global School(NGS)認定校のポイント
1. 授業は全てオンラインでNisaiの教員が担当
Nisaiの教員がオンラインで授業を提供します。経験豊富は教員が学習者のレベルに合わせてケンブリッジプログラムを提供。質の高いグローバル教育を手軽に受講していただけます。
2. 既存のコースに「インターナショナルコース」ができる
既存のコースにNisaiのプログラムが加わります。「英語力育成コース」「インターナショナルコース」「海外直接進学コース」など学校機関のニーズに合わせて柔軟にコースを設置することができます。
3. 低コストですぐに導入が可能
すでにお持ちのリソースを活用して簡単に導入いただけます。スタートまでのハードルも低く、低コストですぐに導入できるのが大きなメリット。
4. 国際基準の英語力を生徒に習得させる事とグローバルな人材への育成が可能
NGS認定校ではLower SecondaryからケンブリッジインターナショナルA-Levelまで、ケンブリッジインターナショナル認定のカリキュラムを提供していますので生徒に国際基準の英語力を習得させる事が出来ます。海外進学の選択肢を生徒につくる事ができるのでグローバルに活躍できる人材育成が可能です。
■Nisai Global School(NGS)認定校とは?
日本国内にあるNisai Global School(NGS)認定校は、既存の教育機関とNisaiが提携し、Nisaiと生徒をつなぐ役割を果たしています。また日本で展開されるNGSは、既存の教育機関がそれぞれ持つ強みと海外式の教育を組み合わせた新しいコンセプトの学校です。「独自の強みとサポート × Nisaiのケンブリッジプログラム」で、どの生徒にも最高の教育を届けることをミッションとしています。
■青池学園概要
運営 :学校法人 青池学園グループ
所在地 :福井県三方郡美浜町大薮7-24-2
理事長 :青池 浩生
電話番号 :0770-32-1000
URL :https://www.aoike.ac.jp/
■Nisai Japan 会社概要
運営会社 :Nisai Japan株式会社
所在地 :京都府京都市下京区中堂寺粟田町 京都リサーチパーク4号館
代表者 :代表取締役CEO Dhruv Patel
電話番号 :0120-272−458
事業内容 :ブリティッシュカリキュラム・ケンブリッジプログラム
URL :https://nisai-british-onlineschool.com/
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