電気自動車(EV)の製造工場で効率化を実現!エアー圧送式配管洗浄機「ARASEN(アラセン)」販売開始
~洗浄液使用量 約1/10を実現。作業者・環境負荷の低減にも貢献~
ARASENは当社独自のエアー圧送方式を採用しており、圧縮した空気で少量の洗浄液を勢いよく押し出すことで洗浄効果を高めています。この独自方式により、洗浄液を流し続けて配管を洗う従来の方法と比べ、洗浄液の使用量を大幅に削減(約1/10)。電池、食品、医薬品、化粧品などの業界で、製造ラインの配管洗浄の効率化や環境負荷・コストの低減、多くの手間がかかっていた作業者の負担軽減を実現します。
【開発経緯】
当社は中期経営計画「GP2023」で、「CASE・医薬品・化粧品・建機・造船・官庁・環境」をキーワードに設定し、自社技術である流体制御技術を軸とした製品を開発することを目標に掲げています。
電池、食品、医薬品、化粧品などの製造ラインには、粉体などの材料を溶媒(水・薬品など)と混ぜてスラリーを作る工程があり、スラリーは配管を通して次の工程に送られます。スラリーが通る配管の洗浄が十分でないと、最終製品の品質低下につながります。特に、製品の試作ラインでは、様々な条件で試験を繰り返す必要があるため、頻繁に配管洗浄を実施しています。従来は大量の水や薬品を使って手作業で洗っていたため、時間・手間がかかり、廃液も多く発生していました。
廃液低減による環境負荷の低減や、作業者・コストの負担を減らすことを目標に、「洗浄」「流体」の技術に知見を持つ当社が開発したのがARASENです。洗浄に使用する液をいかに少なくできるか試験を繰り返し、約4年を経て開発した独自のエアー圧送方式により、上記課題をクリアする製品となっています。
■従来■
ポンプを使用し大流量の洗浄液を使用したり、エアをミキシングしたりする一般的な方式は、廃液が多く発生していました。
■ARASEN■
ARASENは、独自のエアー圧送方式を採用。配管の途中に少量の洗浄液を溜め、圧縮した空気で押し出すことで流速をアップさせ洗浄効果を高めています。また、環境負荷の低減に貢献できることも特徴です。洗浄液を流し続ける従来の方法の約1/10の洗浄液で、同等の洗浄力を発揮。廃棄物(廃液)の減少、環境負荷の低減につながります。また、配管洗浄に大きな手間がかかっていた作業者の負担軽減にも貢献します。
【動画】
ARASENについての動画をこちらからご覧いただけます。
■価格
お問い合わせください。
■販売開始日
販売中
■サイズ
サイズ:縦560mm×横mm×奥行780mm 高さ1082mm 重量約200kg
■仕様
1.型式「RWT-01M」
制御:手動でスイッチ切替
容量:洗浄液0.7L、廃液 30L
用力:エアー 0.4MPa
電源:不要
2.型式「RWT-01A」
制御:PLCとタッチパネル
容量:洗浄液10L、廃液30L
用力:エアー 0.4MPa
電源:AC200V
※移動が簡単で工場内の水回り配管にも使用可能。
※オプションで洗浄サイクルを任意に設定し、用途に合わせて自動化が可能。
【国際粉体工業展 東京2022出展のお知らせ】
当社は、2022年12月7~9日に開催される「国際粉体工業展 東京2022」で、販売開始しましたエアー圧送式配管洗浄機「ARASEN(アラセン)」をご紹介します。ご来場の上、ぜひ当社ブースにお立ち寄り頂けますと幸いです。
イベント名:国際粉体工業展 東京2022
会期:2022年12月7日(水)~9日(金) 9:30~17:00
会場:東京ビッグサイト 東1・2・3ホール
当社ブース:東2ホール 2I-12
■当社について
当社は、鉄鋼、自動車、電子・半導体、ゴム・タイヤ、工作機械、環境、紙パルプ、高機能材、食品業界向けに、産業機械や部品・サービスを提供しているメーカー商社です。「メーカー商社」と「顧客密着営業」の2つのビジネスモデルを事業の柱とし、お客様の求めるソリューションをスピーディーに提供していくことで、課題解決のパートナーとなれるように邁進しております。
企業名:リックス株式会社
本社所在地:福岡県福岡市博多区山王1丁目15番15号
創業:1907年(明治40年)10月
代表者:代表取締役社長執行役員 安井 卓
証券コード:7525
コーポレートサイト:https://www.rix.co.jp/
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