女性後継者が変える事業承継―「あとむす塾2026」5月開講 地方経済の持続性を支える新たな経営人材を育成―
― ファミリービジネスの本質に向き合い、“継ぐ覚悟”を育てる体系的プログラム 一般社団法人日本跡取り娘共育協会が提供する「あとむす塾」で地域経済の持続性向上を目指す―
深刻な後継者不足と産業の停滞に直面する地方経済において、建設業・製造業・伝統産業といった「男性が継ぐもの」とされてきた領域に、女性(娘)が承継する「女性の承継」が新たな選択肢として注目されています。
一般社団法人日本跡取り娘共育協会(本社:東京都、代表理事:内山統子)は、女性後継者の育成を通じて、地域経済の持続性向上、雇用創出、生産性改善といった社会課題に向き合ってきました。女性が承継することで、利益率重視の経営や対話型組織への転換が進み、企業の質的成長を促す事例も各地で生まれています。
こうした取り組みの中核として提供するのが、女性後継者向け経営プログラム「あとむす塾」です。本講座は、事業承継という個別企業の意思決定に向き合うことを目的とし、企業の持続的成長と地域経済への波及効果を生み出す人材の輩出を目指します。

背景|後継者不足と女性承継という構造的解
日本では中小企業の後継者不在が深刻化しており、地域産業の存続が大きな課題となっています。一方で、女性社長比率は約8%にとどまり、事業承継における女性比率はさらに低水準にあります。
建設業・製造業などの分野では、依然として「男性が継ぐ」という慣習が根強く残っており、女性が承継候補であっても意思決定の機会を得られないケースが少なくありません。
しかし近年、女性が事業承継を担うことで、
・利益率を重視した経営への転換
・対話型マネジメントによる組織活性化
・若年層・女性人材の採用強化
といった変化が生まれ、企業の持続的成長につながる事例が各地で確認されています。
事業承継を「個社の問題」ではなく「地域経済の構造課題」と捉える中で、女性後継者の育成はその解の一つとして位置づけられています。
概要|「あとむす塾」とは
「あとむす塾」は、女性後継者が事業承継という意思決定に向き合い、経営者としての覚悟と実践力を養うプログラムです。
単なるスキル研修ではなく、ファミリービジネス特有の構造に着目し、「ビジネス」「ファミリー」「オーナーシップ」の三軸を統合的に学び、自分らしい承継とは何かを内省し、承継の覚悟を定めることに特徴があります。
・先代から受け継ぐべき価値の見極め
・既存事業の再定義
・次世代に向けた経営変革
を体系的に整理し、従来の「経営=数字・戦略中心」の教育とは異なり、承継という複雑な意思決定そのものに向き合う設計です。
■スケジュール
・開催期間:2026年5月〜9月(全6回+プレイベント)
・形式:Day1・Day6はリアル、その他はオンライン
・定員:20名
主な内容:
Day1 ファミリービジネスを知ろう 歴史・理念の再定義 / ガバナンス基礎
Day2 ビジネス分野 事業分析(3C・SWOT)
Day3 オーナーシップ分野 株式・承継スキーム
Day4 ファミリー分野 ファミリー関係設計
Day5 自信をもって継いでいく意思 リーダーシップと言語化
Day6 最終プレゼンテーション
■ゲスト・登壇予定
本講座では、実際に事業承継を経験した女性経営者がゲストで登壇予定です。

Day1基調講演 大塚 久美子 氏
(クオリア・コンサルティング株式会社 代表取締役)

Day2ゲスト登壇 樽川 千香子 氏
(アルファ電子株式会社 代表取締役社長/EOY 2024 Japan 東北地区代表アントレプレナー)

Day5ゲスト登壇 藤原 加奈 氏
(株式会社フジワラテクノアート 代表取締役副社長/日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2026 受賞者)
■受講者の変化(前期実績)
前期参加者からは、次のような変化が報告されています。
・父との会話が「指示と反発」から「対話」に変わった
・会社の歴史を初めて“自分の言葉”で語れるようになった
・財務を見ることへの抵抗がなくなり、意思決定に自信が持てた
・同じ立場の仲間と出会い、「自分だけではない」と思えた
満足度100%、他者推奨度90%という結果以上に、
多くの参加者が「自分の立ち位置が変わった」と語っています。
■本取り組みの位置づけ
一般社団法人日本跡取り娘共育協会は、女性後継者の支援を通じて、
・地域経済の持続性向上
・中小企業の生産性改善
・女性リーダーの創出
といった社会的インパクトの創出を目指しています。
「あとむす塾」はその中核プログラムとして、個々の承継意思決定を支援しながら、結果として地域社会へ波及する人材の輩出を担います。
金融機関・地域との連携可能性
本取り組みは、金融機関や自治体との連携を通じた地域展開も視野に入れています。
地域金融機関にとって、後継者不足は取引先企業の持続性に直結する重要な課題です。一方で、女性後継者は顕在化していない潜在層として存在しており、十分な支援が行き届いていないのが現状です。
「あとむす塾」は、そうした女性後継者の意思形成と経営力向上を支援することで、単なる承継の実現にとどまらず、承継後の事業成長や組織変革にも寄与します。
今後は、地域金融機関との連携により、後継者の発掘から育成、承継後の成長支援までを一体で捉えるソリューションとしての仕組みづくりを目指していきます。
■主催者コメント
女性の事業承継は、単なる“女性活躍”ではありません。
これまでの慣習や前提を見直し、企業のあり方そのものを再定義する機会です。
事業承継は、ビジネスだけでなく、家族や歴史とも向き合う極めて難易度の高い意思決定です。
だからこそ、その構造を正しく理解し、自分なりの経営を選び取る力が必要だと考えています。
あとむす塾を通じて、承継に向き合う女性が自らの意思で経営を選択し、
その結果として地域や社会に新しい価値を生み出していくことを目指しています。
今後の展望
同協会では今後、金融機関・自治体・大企業との連携を通じて、女性後継者支援の全国展開を進め、
2035年までに中小企業における女性社長比率30%の達成目標と同時に、向上と地域経済への波及効果の最大化を目指します。
開催概要
名称:あとむす塾2026
主催:一般社団法人 日本跡取り娘共育協会
受講料:295,000円(税別)[一般] / 215,000円(税別)[協会会員]
申込締切:2026年4月30日
講座URL:https://atomusujuku.atotorimusume.com/
団体概要
団体名:一般社団法人 日本跡取り娘共育協会
代表者:内山統子 小林博之
設立:2019年5月
所在地:東京都杉並区高井戸東4丁目26番9号
事業内容:女性後継者支援、コミュニティ運営、講座・研修事業 等
団体URL:https://www.atotorimusume.com
メディア掲載・登壇実績(一部)
・共同通信
・日経新聞
・日刊工業新聞 等
・ひろぎんHD/ちゅうぎんFG 登壇
・国際女性会議WAW 登壇
・中小企業支援機関・金融機関での講演多数
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