大川市、株式会社つぎと九州と三者連携協定を締結

福岡県大川市の歴史的資源を活用した観光まちづくりを推進

株式会社つぎと（大阪府貝塚市）は2023年5月10日、福岡県大川市、株式会社つぎと九州（福岡県福岡市）と共に大川市の「歴史的資源を活用した観光まちづくりの推進に関する連携協定」を締結しました。

 つぎとが自治体と連携協定を締結するのは、和歌山県有田郡湯浅町と同郡広川町、鹿児島県志布志市に続き、４自治体目となります。

　本協定は、三者の連携及び協力の下で、大川市における歴史的資源を活用した観光まちづくりを推進する事業活動等を支援することを目的としています。「大川の駅」整備の経済効果を高めるため、新たな地方創生事業としてスタートさせた「大川Rebuilding事業」の一環として、この協定に基づき、藩境のまちとして栄えた小保（こぼ）・榎津（えのきづ）の町並みを活用して、「まちの元気」を創出する取り組みを推進します。

協定書を交わす大川市の倉重良一市長（中央）、株式会社つぎと代表取締役の内田一平（右）、株式会社つぎと九州代表取締役の小田切俊彦（左）

　大川市は福岡県南西部にある、大川家具や建具などの木工業が盛んなまちであり、本市の中心市街地の南端側に位置する小保・榎津地区は、木工発祥の地として栄えました。旧柳川藩と旧久留米藩の境となった全国でも珍しい藩境のまちでもあり、国指定重要文化財「旧吉原家住宅」や県指定文化財「旧緒方家住宅」をはじめとした江戸時代からの歴史的な町並みが今なお残っています。
　本連携協定に沿って三者が協力して、地域の現状と課題を理解し、地域資源の保存活用、地域を担う創発人材の育成、土地に根付いた生業の形成によって、地域を主体とした観光や交流を促すとともに、地域創生と暮らしや文化の継承を実現することを目指します。

連携協定について

＜締結日＞

2023年5月10日

＜締結者＞

大川市、株式会社つぎと、株式会社つぎと九州

＜目的＞

三者の連携及び協力の下で、大川市における歴史的資源を活用した観光まちづくりを推進する事業活動等を支援すること

＜連携事項＞

(1) 歴史的資源を活用した観光振興及び地域活性化事業の推進に関すること。

(2) 歴史的資源の活用や観光関連事業に積極的に取り組む事業者に対する支援に関すること。

(3) 歴史的資源を活用した観光振興及びまちづくり計画の策定・事業推進に関すること。

(4) 歴史的資源を活用するための改修工事に関すること。

(5) 事業に関する必要に応じた情報発信への協力に関すること。

 (6) その他、本協定の目的に資する地域の活性化に関すること。

会社概要
【株式会社つぎと概要】
会社名：株式会社つぎと
代表者：代表取締役　内田一平
本社：大阪府貝塚市海塚一丁目1-23
資本金：10,000,000円
事業内容：地域資源の調査、地域計画作成、資金調達、歴史的建築の設計監理、歴史的建築を活用した事業の創出及び運営、イベント企画運営など全国各地で古民家など地域資源を活用した観光、まちづくり、地域活性化に取り組んでいる。
URL：https://tsugito.co.jp/
facebook：https://www.facebook.com/TSUGITO.Inc

【株式会社つぎと九州】

会社名：株式会社つぎと九州

代表者：代表取締役　小田切俊彦

本社：福岡県福岡市南区高宮一丁目16-29-302号

資本金：3,000,000円

事業内容：九州エリアでの地域資源の調査、地域計画作成、資金調達、歴史的建築を活用した事業の創出及び運営、イベント企画運営など。古民家など地域資源を活用した観光、まちづくり、地域活性化に取り組んでいる。


つぎとグループがまちづくり事業に携わるエリア（順不同）
【九州地方】
＜福岡県＞
　大川市、八女市、うきは市

＜宮崎県＞

　日向市
＜熊本県＞
　上益城郡益城町、上益城郡甲佐町、宇城市
＜長崎県＞
　雲仙市、島原市

＜佐賀県＞

　唐津市
＜鹿児島県＞
　出水市

　志布志市

【近畿地方】
＜和歌山県＞
　和歌山市、有田郡広川町、有田郡湯浅町、東牟婁郡串本町
＜大阪府＞
　貝塚市

【関東地方】

　群馬県
【中部地方】
＜岐阜県＞
　美濃市、揖斐郡揖斐川町
＜愛知県＞
　犬山市

＜長野県＞

　長野市、東御市
【中国地方】
＜島根県＞
　出雲市、仁多郡奥出雲町

＜山口県＞萩市

【四国地方】

＜徳島県＞

　名西郡神山町