“出社したくなるオフィス”を提案するOfficefactionがコクヨの「品川ライブオフィス」にて実証実験を開始

オフィスのデッドスペースとそこでサービスを提供したい事業者をつなぐマッチングプラットフォームを開発する株式会社Officefactionが、コクヨの「品川ライブオフィス」において、9月から1か月間の期間限定で、実証実験を開始します。まず、9月の毎週火曜日、木曜日を基本に「安眠ヘッドスパ」をはじめ、「ネイルケア」「リラックスゼンタングル体験会※1」「グラフィックレコーディングワークショップ※2」などのトライアルを実施します。出社したくなるオフィス作りにどのようなコンテンツが有効なのかを検証して、今後双方からの企業への提案なども視野に実証実験を進めます。
企業のオープンスペース活用や従業員間のコミュニケーションに関するアフターコロナの新たな課題に対して、Officefactionでは多様なコンテンツをフレキシブルに提供することでオフィスの価値向上に寄与します。

 

■コクヨの「品川ライブオフィス」
2021年2月、「THE CAMPUS」は、コクヨが「NEXT EXPERIENCE」（＝長期的視点で社会課題解決に取り組んでいくこと）の活動を通じて、未来につながる価値を探求するため、様々な専門性や経験を持つ人々と全館通して実験・実践する場所として設立されました。
施設内には、「品川ライブオフィス」と「東京ショールーム」ほか、お客様や地域の皆さまにご利用いただけるエリアを併設しています。

※参考
THE CAMPUS：https://the-campus.net/
コクヨのライブオフィス：https://www.kokuyo.co.jp/com/liveoffice/location/flagship.html
 

●Officefaction代表　樋口のコメント

コロナ禍でオフィスの役割に大きな変化が訪れ、どう在るべきかのさまざまな議論がなされる中、そのど真ん中で事業をやられてきたコクヨ様のお取り組みは弊社としても注目したくさんの学びと気付をいただいておりました。また、まずは自分たちのオフィスで実験をして失敗をして改善したものをお客様にご案内するというコクヨ様のスタイルに尊敬の念を抱いております。そのようなコクヨ様との今回の取り組みは感慨深いものがあるとともに、コクヨ様やコクヨのお客様が抱えられるアフターコロナの新たな課題に対する解決策をOfficefactionとしても提示できるように事業を推進していきます。

 

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●Officefactionのサービス構想

コロナ禍によって多くの企業でリモートワークが浸透しました。コロナが収束に向かっていくなか、完全にコロナ前の世界に戻るとは考えにくく、週3、4日出社など、ハイブリッド型のワークスタイルが定着していくことが予想されます。社員が出社したいタイミングは月末などに集中することが多く、その最大必要数にあわせてオフィス面積は確保しておく必要があります。するとどうしてもオフィスにデッドスペースが生まれがちです。本事業では、そのオフィスのデッドスペースと、そこでサービスを提供したい事業者を繋げるプラットフォームを開発しています。

※1　ゼンタングルとは？

手順に沿って線を引いて、面を塗るだけで、誰でも美しくオリジナリティ溢れるパターンアート作品を作ることができます。集中効果、作品製作の達成感からストレス発散・リラックス効果が得られることから、現在では欧米・アジアなどでもブームが広がっています。

※2　グラフィックレコーディングとは？

セミナー、講演や会議の内容を図解を交えて記録し、参加者の皆さんの理解を深めるスキルです。セミナー、講演や会議の進行と並行して記録を行い、１枚もしくは複数枚の書面に仕上げて内容を可視化します。