「韓国大統領選が日韓人材交流に与える影響は? 日本就職希望の若者100名に本音調査」

​​韓国大統領選挙を前に日本就職志向の韓国若年層の意識調査結果を発表〜90%が日韓関係重視と回答〜

株式会社ビーウェル

日韓人材の採用支援サービスをはじめ韓国マーケティングを展開している株式会社ビーウェル(本社:大阪府大阪市 代表取締役:大亀雄平 以下 当社)は、日本就職に関心を持つ韓国在住者・留学生100名を対象とした意識調査を実施したことをお知らせします。

次期大統領に期待する日韓政策スタンスについて「協力を強化」と答えた人が83%にのぼり、日韓関係を「非常に重要」「重要」と考える人が90%にのぼりました。

韓国人向けの日本就職を支援する就活カフェ立ち上げなどに携わってきた、ビーウェルコリア 現地法人代表の春日井 萌 氏は、「若年層の多くが選挙を通じて将来を見据えた意思表示を行い、政治的安定をキャリア形成の一要素と捉えていることが明らかになった」などと分析しています。

【実施の背景】

6 月の韓国大統領選が若年層にとって 就職・キャリア選択/日本へのイメージ にどのような影響を与えるかを把握し、日韓の雇用・交流施策に役立てることを目的に調査しました。

2019年から韓国人の日本就職支援( KOREC )に取り組む当社だからこそ、

韓国における政治とキャリアを理解し、引き続き韓国人の日本就職支援を応援していきます。

【調査概要】

調査期間:2025年5月26日〜6月2日

調査方法:オンライン回答

調査対象:日本就職に関心のある韓国在住者・留学生(匿名性)

有効回答数:100名

回答者属性:

性別:男性53%、女性46%

年齢:18〜20歳(3%)、21-24歳(36%)、25-29歳(51%)、30歳以上(10%)

※ 当アンケートの回答依頼は一部KORECユーザーに配信し回収しています。

※ 当アンケートは全て日本語翻訳した後にレポート化。

【質問内容】

1.就職ステータスを教えてください

2.6月の大統領選で投票する予定はありますか?

3.次期大統領に最も期待する分野は何ですか?

4.あなたにとって日韓関係は重要課題ですか?

5.あなた自身の現在の日本イメージを教えてください

6.選挙結果が社会や経済の雰囲気に影響すると感じますか?

7.次期大統領に期待する日韓政策スタンスを教えてください

8.日韓関係について今後期待することや不安があればご記入ください

9.日本就職を目指すきっかけになった出来事があれば具体的に教えてください。

【詳細調査結果】

■ 政治参加意識と投票行動

【韓国大統領選挙への参加意向】

「必ず投票する」:44%

「既に投票した」:17%

「多分投票する」:17%

「投票しない」:14%

「多分投票しない」:8%

「未定」:3%

積極的投票層(既に投票した+必ず投票+多分投票する)は78%に達し、同世代平均を大幅に上回る政治参加意識を示している。

【次期大統領への期待政策分野】

※ 最大3項目まで選択

1. 経済成長・雇用創出(最多回答)

2. 外交・安全保障政策

3. 日韓関係改善・強化

4. 教育・人材育成政策

5. 社会保障・福祉政策

6. 環境・気候変動対策

回答者の多くが「経済・雇用」「外交」「日韓関係」を重要課題として認識している。

■ 日韓関係への意識と認識

【日韓関係の重要性認識】

「非常に重要」:64%

「重要」:26%

「普通」:8%

「あまり重要でない」:1%

「全く重要でない」:1%

「重要」以上の回答が90%に達し、圧倒的多数が日韓関係を重視。

【日本に対する現在のイメージ】

「非常にポジティブ」:46%

「ポジティブ」:44%

「普通」:6%

「やや ネガティブ」:3%

「とてもネガティブ」:1%

ポジティブ層が90%を占め、若年層の対日感情の良好さが顕著。

【選挙結果の社会・経済への影響認識】

「大きく影響する」:50%

「影響する」:26%

「普通」:16%

「あまり影響しない」:8%

「影響しない」:0%

76%が選挙結果の社会・経済への影響を認識し、政治と経済の関連性を理解。

【次期大統領に期待する日韓政策スタンス】

「協力を強化」:83%

「現状維持」:13%

「距離を置く」:3%

「その他・無回答」:1%

圧倒的多数が日韓協力強化を支持。

【自由記述分析:生の声から見える真意】

■ 日韓関係への期待(主要テーマ)

【期待・希望】

「文化・人的交流による相互理解深化」

「K-POPや日本のアニメを通じて、若い世代同士がもっと自然に交流できる環境を作ってほしい」

「若年層中心の未来志向的コミュニケーション」

「過去の問題も大切だが、私たちの世代が一緒に未来を作っていけるような関係になってほしい」

「日韓3国間での安全保障強化」

「北朝鮮問題や中国の台頭を考えると、日韓米の連携は必須。次期政権には現実的な外交を期待」

【懸念・不安】

「歴史認識・慰安婦問題の政治的扱い」

「政治家が選挙のたびに歴史問題を持ち出すのは、両国の若者にとってマイナス」

「政権交代による一貫性のない政策変更」

「政権が変わるたびに日韓関係がリセットされるのは疲れる。継続性のある政策を」

「民間(観光・留学)へのネガティブ影響懸念」

「政治的緊張が民間交流まで制限するのは避けてほしい」

■ 日本就職を目指すきっかけ(主要動機)

【留学・研修経験】

「高校・大学での交換留学体験」

「日本企業でのインターンシップ経験」

「品質管理や技術力への憧れ」

【キャリア市場の魅力】

「韓国政府時間問題への懸念とポテンシャル重視の日本企業文化」

「終身雇用ではなく、スキルアップ重視の新しい日本企業」

「より良い職場環境と福利厚生」

【ライフスタイル重視】

「家族情報、文化的適合性への期待」

「日本定住希望と生活の質向上」

「文化的親近性と住みやすさ」

[専門家コメント] ビーウェルコリア 現地法人代表  春日井 萌

「今回の調査結果から、若年層の多くが選挙を通じて将来を見据えた意思表示を行い、政治的安定をキャリア形成の一要素と捉えていることが明らかになりました。また、日本就職を希望する背景には、単に“あこがれ”ではなく、韓国内の限られた選択肢を越えて、自らの専門性や成長機会を追求する現実的な判断があると感じています。当社では、こうした若者の意欲を尊重し、文化的・教育的サポートを通じて、安心して日本で学び働ける環境づくりを一層強化してまいります。」

韓国の慶應大学といわれる延世大学を卒業。2019年韓国人向けの日本就職を支援する就活カフェ「KOREC」を立ち上げ。人生のテーマである日韓交流に携わる事業を行なうために、年間1000名以上の韓国人学生の教育を行なっている。メディア出演多数。

[専門家コメント] ビーウェルグループ 代表取締役社長  大亀 雄平

「今回の調査から、韓国の若年層が日本就職を“日韓の未来をつなぐ架け橋”と捉え、90%が日韓関係を重視していることが分かりました。また多くが日本企業の技術力や福利厚生に魅力を感じ、83%が次期政権に協力強化を期待しています。私たちは、彼らが安心して日本で学び・働きながら両国の相互理解を深める支援を続け、持続的な日韓協力関係の構築に貢献してまいります。」

1982年、兵庫県生まれ、大阪市立大学在学時に、㈱ビーウェルを創業。現在は東京を中心に、HR領域(日本・韓国・台湾)、PR領域(Z世代・インバウンド)の事業を幅広く展開し、数多くの企業の役員を務める。

【今回の調査について】

当データは、韓国大統領選挙前の重要な時期における、日本就職志向の韓国若年層の政治・社会意識を客観的に調査した貴重なデータです。

今後、韓国の若者に関するさらなる調査や、柔軟な働き方の実現を支援するための取り組みについても、継続的に発信していく予定です。本調査結果が、社会全体で若者の未来を考えるきっかけになれば幸いです。

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会社概要

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業種
サービス業
本社所在地
大阪府大阪市中央区南船場3丁目7−27 NLC心斎橋3F
電話番号
-
代表者名
大亀雄平
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2006年11月