UNHCR親善大使ユスラ・マルディニがオリスのブランドアンバサダーに
オリスは、シリア難民としての逆境を乗り越えてオリンピック選手になったユスラ・マルディニと、彼女が設立したチャリティ基金と協賛します。
UNHCRは、紛争などの被害を被った人々に医療、教育、生活の支援を供給する機関であり、オリスの継続的な社会貢献活動もこれに賛同するものです。
ユスラは内戦のさなかにあったシリアから脱出した難民の一人です。2015年、ゴムボートでギリシャを目指している途中にボートのエンジンが故障したため、ユスラと妹のサラは、他の2名の泳げる仲間と一緒に海に飛び込んで沈没しそうなボートを泳いで押しました。3時間かけてエーゲ海のギリシャ領レスポス島に到着し、最終的にドイツに亡命が認められ、ベルリンに定住しました。
その僅か1年後、最初の難民選手団の一人としてリオオリンピックの100メートルバタフライと100メートルフリースタイル競技に出場し、その後の東京オリンピックにも参加しています。彼女の逆境に打ち勝って夢を実現させた物語は世界の注目を浴びました。
彼女はUNHCR親善大使に任命され、2018年に自身の体験を綴った本「バタフライ」は高い評価を得て、ネットフリックスで「The Swimers(邦題:スイマーズ 希望を託して)」と言う映画になりました。今年、妹のサラと共にタイム誌の「世界で最も影響力のある人100名」のリストに入り、6月にUNHCRを支援するユスラ・マルディニ基金を設立しました。彼女はトラウマや喪失の苦難を乗り越えて夢を実現した実話の主人公なのです。
ユスラがオリスと同じく「社会に良い変革をもたらす」という目標を持っていることに感銘を受けました。「難民たちが新しく意義ある人生を生きるためにやるべきことはまだまだあります」とユスラ。「オリスとユスラ・マルディニ基金が協力すれば、世界中に誰もが平等なチャンスを与えられるべきだということを伝える活動を加速できます。」
オリスは気候中立企業であり、国連が提唱する17の持続可能な開発目標を規範として、いくつもの志を同じくする非営利団体を支援しています。オリスの社会に良い変革をもたらす活動は水に関係するものが多く、何年も前から海岸や河川の清掃などの活動を世界各地で続けてもいます。
「ユスラと彼女の基金と協賛するのはとても嬉しいことです」とオリスの共同経営責任者ロルフ・スチューダーは言います。「オリスは世界中のみなさまに時計を提供して、皆で一緒に世界環境やお互いを大切にしていきたいと願っています。ユスラはその思いを象徴する存在でもあり、このパートナーシップがお互いの目標である社会に良い変革をもたらすことを促進すると期待しています。」
ユスラはジュネーブのワールドウォッチデイズで、8月31日木曜日の現地時間正午に、オリスの共同経営責任者ロルフ・スチューダーとUNHCR代表と共にパネルディスカッションを行います。詳しくはmailto:press@oris.chにご連絡ください。
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