日本最大規模の「QGIS」に特化した総合情報メディア「QGIS LAB by MIERUNE」を2024年10月21日に公開

無償で使える位置情報データの可視化・分析ソフトウェア「QGIS」に特化した総合情報メディアをオープン

株式会社MIERUNE

2024年10月21日 10時30分

ITや位置情報技術を活用したシステム開発や、コンサルティングなどを提供する株式会社MIERUNE（本社：北海道札幌市、代表取締役：朝日孝輔、以下「MIERUNE」）は、オープンソースのGISソフトウェア「QGIS」に特化した総合情報メディア「QGIS LAB by MIERUNE（キュージスラボ、以下「QGIS LAB」）」を公開いたしました。

◾️背景

近年、位置情報データの活用は様々な分野で急速に広がり、地理情報システム（GIS）の重要性は一層高まっています。

MIERUNEは2016年の創業以来、オープンソースGISソフトウェアの代表格である「QGIS」を継続的にスポンサードしており、技術情報の発信や講習会の開催、プラグイン開発、コンサルティングなどを通じて、日本国内におけるQGISの普及に尽力してきました。また、2018年から現在まで、日本で唯一の商用サポーター※1としてもQGIS公式サイトに紹介されています。

特に情報発信の分野は国内トップレベルで、MIERUNEやMIERUNEメンバーが執筆するQGISに関する記事が、年間で計19万プレビューを誇っています※2。

また、MIERUNEが開催する「QGIS講習会」は、QGISの開発と運営を管理するEUのQGISプロジェクト運営委員会によるプログラムの認証を日本で唯一※3、受けています。

これらの取り組みは、GISデータを活用するお客様には大変ご好評をいただいております。

しかし、近年のDX推進による"データを元にした迅速な意思決定ニーズ"の増加に対して、技術進化に伴ったGISツールの複雑化により、多くのユーザーが学習や最新情報の収集に困難を感じているというお声もいただいております。

そこで、私たちはこれまでに培った「QGISのプロフェッショナル」としての知見を活かし、QGISに関する総合情報メディア「QGIS LAB」を立ち上げました。

【QGISとは】

誰でも自由に利用が可能なオープンソースのデスクトップGISソフトウェアで、位置情報データの可視化や編集、分析に関する豊富な機能を備えています。位置情報データの可視化や分析のニーズが高まっている背景から、世界中の企業から政府機関まで広く利用されており、月あたり約1500万回※4起動されています。開発は、世界中のボランティアやチームによってサステナブルに支えられており、日々ソフトは進化しています。

QGISの公式ホームページ

◾️QGIS LABの特徴

「QGIS LAB」は、QGISに関する最新情報や実践的なノウハウ、講習会を提供する総合情報メディアです。以下のような特徴があります。

1. QGISの使い方や最新情報を丁寧に解説

QGISの基本的な操作方法から応用テクニックまで、幅広いトピックを取り扱います。QGIS講習会を展開してきたMIERUNEならではの丁寧な解説で、QGISの「はじめの一歩」や「つまづきポイント」をサポートします。また、QGISのバージョンアップで追加された新機能のご紹介や、GIS業界の最新動向についても、定期的に情報を発信していきます。

2. 業種別にQGISの幅広いユースケースをわかりやすくご紹介

様々な分野での活用事例から、実務での利用シーンをイメージいただける記事を提供します。各種オープンデータの具体的な利用・解析手法の紹介をはじめとして、プラグインの利用方法や、GISデータを提供する企業・団体によるデータ利用のユースケースのご紹介などを予定しています。また、サイト内には閲覧を妨げる広告や誘導もなく、読みやすさを追求しています。

3. 実践的な講習会とのコラボレーション

組織でのQGIS活用のサポートを必要とされる方のために、「QGIS LAB」の延長線上に実践的なQGIS講習会もご用意しています。講義と演習を組み合わせた柔軟なカリキュラムにQGIS LABを組み合わせることで、QGIS初心者から経験者まで、より学習効果が高い環境を提供します。