作家・池澤夏樹ー新作の組詩を発表

丗｜SEI（京都市左京区）

西沢立衛設計の京町家を会場に、写真家・畠山直哉の作品と共に。
11月26日（日）まで、期間限定公開。

「Taiza, Tango 2023」展示風景

現在開催中の「ECHO あしたの畑ー丹後・城崎」では、京丹後・城崎、京都市内を会場に、アート、工芸、建築の次世代の才能と丹後土地が持つ固有性が混じり合う、アートプロジェクトを公開しています。その内、京都市内の会場では、写真家・畠山直哉による作品がきっかけとなり京丹後を訪れた作家・池澤夏樹が書き下ろした十篇の組誌の内、冒頭の作品『私は着いた』が、公開されています。

会場は、外観は京都の街並みに溶け込み、家に入ると「宝物」のように感じる家というコンセプトのもと、建築家・西沢立衛が京町家の伝統に向き合い、職人たちと作り上げた空間。今展は、池澤による組誌と畠山による写真作品を通して、同空間で間人・丹後の風景、自然と人の営みを感じていただく試みです。

会期中には、畠山による特装版記録集に加え、ECHO展に参画するクリエイターによる作品、日々の暮らしの中で京丹後の恵をお楽しみいただける品々も展示、販売しています。

展示会場「丗｜SEI」

秋の色づきとともに、食と旅を堪能するには絶好の季節をむかえた京都。

ローカルな知性と固有の資源と技、知識と意識の交感が生み出した作品空間をぜひ、この機会にご堪能ください。

畠山直哉「立岩」2022年

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「Taiza, Tango 2023」

クリエイター：池澤夏樹、畠山直哉

会場：丗｜SEI（京都市左京区）

会期：11月26日（日）まで午前１１時〜午後４時　

　　＊日時指定予約制

鑑賞料：500円

鑑賞予約：https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02fx5hrv77431.html

お問い合せ：[e-mail]

池澤夏樹

作家・詩人

1945年、北海道生まれ。ギリシア詩、現代アメリカ文学を翻訳する一方で詩集『塩の道』『最も長い河に関する省察』を発表。1988年『スティル・ライフ』で芥川賞、1992年『母なる自然のおっぱい』で読売文学賞、1993年『マシアス・ギリの失脚』で谷崎賞、2000年『花を運ぶ妹』で毎日出版文化賞を受賞。著書に『ワカタケル』『言葉の流星群』『静かな大地』『きみのためのバラ』『カデナ』『氷山の南』等多数。

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【関連企画】

展覧会名：ECHO あしたの畑 – 丹後・城崎

会期：2023年10月7日(土) – 11月26日(日)

会場：間人スタジオ、竹野・斎宮神社、丹後古代の里資料館、道の駅てんきてんき丹後、城崎温泉三木屋、丗｜SEI

主催：NPO法人TOMORROW、文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会

展覧会サイト: https://echo-tomorrowfield.com

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Twitter: https://twitter.com/TOMORROW_FIELD