【調査レポート】新築の外構工事、どこから手をつける？先輩家主100人のアドバイス

〜「100人にアンケート調査した結果を発表」〜

有限会社クローバーガーデン

2024年3月14日 11時38分

外構工事を専門としている有限会社クローバーガーデン(本社:埼玉県)は、外構工事を完了した人を対象にアンケート調査を実施。今回は「新築外構でやった工事」だけに焦点を当てたレポートで、みんながどんな工事を優先してやっているかが分かります。

調査の背景

外構工事は高額なので、依頼主になるべくコスパの良い提案をしたかったからです。調査の結果、まず最初に提案すべき工事がわかり、効率の良い打ち合わせが可能になると考えています。

100人にアンケート調査した結果

順位	工事した場所	人数（％）
1位	駐車スペース	63人（63％）
2位	門柱・門まわり	45人（45％）
3位	玄関アプローチ	44人（44％）
4位	玄関ポーチ	41人（41％）
5位	境界まわり	32人（32％）
6位	テラスまわり	25人（25％）
7位	階段	24人（24％）
8位	勝手口まわり	15人（15％）
9位	自転車置き場	11人（11％）
10位	犬走り	7人（7％）
11位	スロープ	6人（6％）

考察

新築外構工事に関するこの調査結果は、家を建てる際に家主がどのような外構工事を優先するかについての興味深い洞察を提供します。

このデータから、駐車スペース、門柱・門まわり、玄関アプローチが最も人気のある工事項目であることが明らかになります。これらの結果を深く掘り下げることで、現代の住宅所有者の優先順位、外構デザインに対する傾向、そしてこれらがどのようにして人々の生活スタイルや価値観を反映しているのかについて考察することができます。

まず、駐車スペースが63%という高い割合で1位にランクインしていることは、自動車社会の現れとも言えます。多くの家庭では車は日常生活に欠かせない移動手段であり、安全かつ便利に駐車できるスペースを確保することが重要視されています。また、駐車スペースは家の外観にも大きく影響を与える要素であるため、デザイン性と機能性を兼ね備えた駐車スペースの確保は、住宅価値を高める上でも重要なポイントとなります。

次に、門柱・門まわりと玄関アプローチがそれぞれ45%、44%で続くことは、訪問者に与える第一印象の重要性を物語っています。門柱や門まわりは、家の「顔」とも言える部分であり、美しく機能的なデザインは、家全体の印象を左右します。同様に、玄関アプローチは家への入り口としての役割だけでなく、訪問者を迎え入れる空間としての役割も担っています。これらのエリアに投資することで、住宅の魅力を高め、快適な住環境を実現することができます。

一方で、犬走りやスロープなどの工事は比較的少数派であることから、これらは特定のニーズやライフスタイルに合わせたカスタマイズの例と言えるでしょう。たとえば、ペットを飼っている家庭や、車椅子を使用する家族がいる場合など、生活スタイルに合わせた外構工事が求められます。