「削る審美」から「守る審美」へ。韓国の審美歯科治療に学ぶ、天然歯の保存を考えた治療

健康寿命・歯科健診から、歯を削らない審美治療、その素材、治療工程、メンテナンスまで解説

矯正・審美歯科 WITH DENTAL CLINIC

歯の白さや形を整える審美治療への関心が高まる一方で、「健康な歯をどの程度残せるか」「治療後も歯と歯ぐきの健康を維持できるか」という視点も重要になっています。歯の表面を覆うエナメル質は、一度削ると自然に元の状態へ戻るものではありません。見た目を整えるための治療であっても、現在の歯の状態だけでなく、将来の再治療やメンテナンスまで考えて方法を選ぶ必要があります。

そこでWith Dental Clinicは、歯科健診や歯周病、天然歯の喪失と健康寿命の関係を整理するとともに、韓国で注目されている歯を削らないラミネートベニア(ゼロネイトやミニッシュなど)を参考に、天然歯の保存を考えた「守る審美治療」について解説します。

※なお、「守る審美治療」は医学的に統一された治療名ではありません。本記事では、見た目を整えながら健康な歯質をできるだけ残し、治療後の口腔管理まで考える治療方針を表す言葉として使用します。

◆健康診断に「歯科」の視点が求められる理由

一般的な職場の健康診断では、全員への歯科健診は義務ではない

現在、一般的な職場の定期健康診断において、すべての労働者に歯科健診が義務付けられているわけではありません。一部の有害業務に従事する労働者には歯科健診が義務付けられていますが、一般的なデスクワーク等の健康診断では、歯や歯ぐきの状態を確認する機会はありません。そのため、毎年会社の健康診断を受けていても、自ら歯科医院を受診していなければ、虫歯や歯周病、噛み合わせなどの初期症状に気づかないリスクがあります。

生涯を通じた歯科健診(国民皆歯科健診)の実現に向けた検討が進む

現在、国では国民が生涯を通じて定期的に歯科健診を受けられる環境の整備を目指し、「国民皆歯科健診」の制度設計やモデル事業を進めています。現時点で全世代への義務化が完了したわけではありませんが、乳幼児期や学校期だけでなく、成人期や高齢期を含めた全ライフステージで定期的に口腔内をチェックする必要性が高まっています。

◆40歳以上の47.8%に歯周炎(歯ぐきからの出血・腫れなど)がみられる

厚生労働省の「令和6年歯科疾患実態調査」によると、40歳以上で歯周炎を有する人の割合は、年齢調整値で47.8%でした。

歯周病は、幅広い年代に関係する身近な疾患です。審美治療で美しい仕上がりや長期の維持を目指すには、歯の色や形だけでなく、土台となる歯ぐきや骨の状態確認が不可欠です。
歯ぐきにとどまる初期の「歯肉炎」や骨まで破壊が広がる「歯周炎」などの歯周病が残ったままでは、ベニアや被せ物の仕上がりや清掃性、治療後の維持管理に影響するため、事前のケアが重要となります。

◆歯周病と全身の健康にはどのような関係がある?

1. 歯周病と全身疾患の関係

歯周病の炎症や出血により、お口の中の細菌や炎症性物質が血流に入ることがあります。特に糖尿病とは互いに影響を及ぼし合う双方向の関係性が指摘されているほか、循環器疾患との関連も研究されています。ただし、全身疾患は生活習慣など複数の要因が絡むため、「歯周病だけが原因」と断定するものではなく、定期的なお口の管理と全身の健康管理を並行して行うことが大切です。

2. 歯の喪失と健康寿命の関係

歯を失うと「噛む・話す・笑う」といった機能が低下し、食生活や社会参加に影響を及ぼす可能性があります。研究でも残存歯数や咀嚼機能が健康寿命に関連することが報告されています。単に見た目を整えるだけでなく、自分の歯を長持ちさせ、健康的に生活できる期間を延ばす視点で口腔ケアや治療を選ぶことが重要です。

自分の歯で食べ、話し、笑える期間を守る

健康寿命を考えるうえでは、単に長く生きるだけでなく、自分の歯で食事を楽しみ、人と会話し、自然に笑える期間を長く保つことも大切です。審美治療を選ぶ際にも、治療直後の見た目だけでなく、健康な歯質をどの程度残せるか、清掃しやすい状態を維持できるか、定期的な管理を続けられるかまで考える必要があります

◆「削る審美」から「守る審美」へ

本記事でいう「守る審美治療」とは、歯の色や形などの見た目をきれいに整えつつ、自分の健康な歯(エナメル質など)をできるだけ削らず残す治療の考え方です。単に特定の治療名やブランドを指すのではなく、診察から治療後のメンテナンスまでを見据えた姿勢を意味しています。歯の形や向き、色をガラリと変えたい場合、これまでは歯をある程度削るのが一般的でした。しかし現在では、新しい素材や接着技術、技工技術の進歩により、削る量を最小限に抑えられるケースが増えています。

◆韓国で注目される歯を削らないラミネートベニアに学ぶ「守る審美」

韓国の健康的に歯を白くする審美治療

近年、韓国の美容医療やK-POPアイドルの影響から、歯の白さや美しいスマイルラインに対する関心が急速に高まっています。その中で大きな注目を集めているのが、ゼロネイトやミニッシュ、ブラックフィルム等に代表される「歯を削らない(または最小限しか削らない)ラミネートベニア」です。この韓国発のトレンドは、単なる見た目の美しさを追求する段階から、自分の天然歯を守りながら整える「守る審美」という新しい考え方へとシフトするきっかけを与えてくれています。

「削る審美」から「守る審美」への転換

韓国の美容トレンドとして話題の削らないラミネートベニアは、エナメル質を残して歯の表面に極薄のセラミックを装着し、色や形を整える審美治療です。従来のセラミック治療のように歯を大きく削らず、健康な天然歯を残しながら理想のスマイルラインを目指せる点から、現地でも高い人気を集めています。こうした最新治療の魅力は、天然歯の価値を守る「削らない・切削量を最小限に抑える」という発想にあります。ただし、歯の生え方や噛み合わせによっては適切な表面処理が必要になる場合もあります。韓国のトレンドを取り入れる際は、単なる見た目の変化だけでなく、自身の歯を長く守る視点で治療を選ぶことが大切です。

【関連記事】

ゼロネイト(zeronate)について
ミニッシュ(minish)について
ブラックフィルム(blackfilm)について

◆日本国内で相談できる「ナノベニア」という選択肢

With Dental Clinicのナノベニアとは

With Dental Clinicでは、歯の表面に薄い素材を装着し、歯の色や形を整える国内審美治療として「ナノベニア」を提供しています。ナノベニアでは、治療前に歯や歯ぐき、噛み合わせを確認し、健康な歯質をできるだけ残すことを考慮して治療計画を立てます。症例によっては歯を削らずに装着できる可能性がありますが、歯の位置や向き、希望する色・形などにより、表面処理や形成が必要になる場合があります。「必ず削らない」と一律に判断せず、診察とシミュレーションを行ったうえで適応を判断します。

ナノベニアを支える技術的背景

With Dental Clinicのナノベニアは、世界的な技工グループの「オーラルデザインソウル」と連携して製作しています。

患者様一人ひとりの歯の色や形、顔や唇とのバランスに合わせて設計し、歯科技工士と連携しながら色調や透明感を細かく調整します。単に白く均一な歯を目指すのではなく、周囲の歯や口元になじむ自然な仕上がりを重視しています。

【関連記事】削らないラミネートべニア『ナノべニア』の詳細はこちらへ

薄さ約0.01㎜の削らなくてもよいラミネートべニア

一般的に、ベニアを薄く作ると元の歯の色を拾いやすく、希望する白さや透明感を再現しにくい場合があります。

そのため、色を透けにくくする目的でベニアに厚みを持たせると、装着後の突出感や歯の形を調整するため、0.1~0.2mm程度、歯を削る必要があります。

With Dental Clinicでは、院内の歯科技工士が歯科医師と連携し、患者様の元の歯の色に合わせて、チェアサイド(院内)で色調や透明感を細かく調整します。

薄いベニアの設計のまま自然な色合いを再現できるため、歯を削らずに装着することが可能です。

複数の材質・プランから選べるナノベニア

ナノベニアは、歯の表面に極薄の素材を装着して色や形を整える審美治療です。一人ひとりの「理想の白さ」「自然な透明感」「耐久性」「ご予算」に合わせて選べるよう、複数の材質やプランをご用意しています。

単に白くするだけでなく、お悩みやご希望の仕上がりに合わせて最適な素材を選択できるため、より自分の顔立ちや口元になじむ自然で美しいスマイルラインを目指せます。元の歯の色や希望する仕上がりに合わせて細かく調整することで、素材が薄い場合でも、過度に白く平面的な印象になることを避け、自然な見え方を目指します。

プランから選べるナノべニア

◆調査概要

調査名:天然歯の保存と審美治療に関する公開情報調査

調査対象:歯科健診、歯周病、口腔機能、健康寿命、ゼロネイト、ミニッシュ、ナノベニア

調査方法:行政機関の公開資料、学術論文、各ブランド・提供医院の公式サイトおよび公開資料の確認情報確認日:2026年8月6日

調査主体:With Dental Clinic

◆With Dental Clinicについて

With Dental Clinicは、歯の健康と見た目の両方を考えた診療を提供する歯科クリニックです。虫歯や歯周病、噛み合わせ、過去の治療歴などを確認したうえで、ホワイトニング、歯列矯正、セラミック治療、ナノベニアなどから、一人ひとりの状態や希望に合わせた治療方法を提案します。

■医院名

医療法人清翔会 With Dental Clinic (https://dental.with-clinic.jp/

■お問い合わせ先

〇銀座院

住所:東京都中央区銀座1-6-16  1616ビル9F

電話番号:03-6712-7686

〇新宿院

住所:東京都新宿区歌舞伎町1-1-17 EQUINIA新宿6F

電話番号:03-6273-9053

■お問い合わせ時間

平日10:00~13:00/14:00~19:00

■本件に関するお問い合わせ先

With Dental Clinic広報担当者:小林

https://dental.with-clinic.jp/contact/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

医療法人清翔会

0フォロワー

RSS
URL
https://dental.with-clinic.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
愛知県名古屋市中村区椿町6番9号先 エスカ地下街
電話番号
-
代表者名
小池陵馬
上場
未上場
資本金
-
設立
-