コーギア株式会社、外部投資家の資本参加を受けソニーグループの連結対象から外れた独立経営体制へ移行
〜戦略的マイノリティ化により、Web3領域の事業拡大とパートナー連携を加速〜
ソニーグループ内スタートアップであるコーギア株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：川村 文彦、以下「コーギア」）は、外部投資家であるBlue Goats Capital株式会社（代表取締役：青柳 和洋、以下「Blue Goats Capital」）をリードインベスターとする資本参加を受け、ソニーグループの連結対象から外れる形で、独立経営体制へ移行したことをお知らせいたします。
今回の体制変更は、多様な事業パートナーとの資本業務提携を通じたエコシステム形成を可能にし、Web3領域の新規事業をより自由度高く推進するための「戦略的マイノリティ化」として位置づけています。
■背景と目的
コーギアは、ソニーグループから誕生したスタートアップとして、RWA（Real-World Asset）トークン化NFT事業など、Web3技術を活用した社会課題解決型ソリューションの提供を進めてきました。
本事業の推進には、金融機関、地方自治体、クリエイティブ企業など、幅広い領域の事業パートナーとの連携が不可欠です。
今回の資本構成の戦略的見直しにより、外部パートナーとの資本業務提携を含めた事業者連携をより柔軟に行える体制を整え、国内外における事業展開を加速してまいります。
なお、ソニーグループとは引き続き協調関係を維持し、同グループの技術・知見・ブランドリソースを活かした連携を今後も継続していきます。
■コーギア株式会社代表取締役社長 川村 文彦のコメント
「コーギアはソニーグループという素晴らしい環境のもとで生まれ、多くの挑戦と支援を通じて成長してきました。今回の独立経営体制への移行は、ソニーグループとの関係を終えるものではなく、むしろその信頼の上に、今後より多くのパートナーと共に新しい産業を創るための“戦略的な独立”です。既存のお客様に対するサービスはこれまで通りご提供しつつ、RWAやステーブルコインの活用など、Web3の社会実装を通じて、経済をより豊かでおもしろいものにしていきます。」
— コーギア株式会社 代表取締役社長 川村 文彦
■Blue Goats Capital株式会社 代表取締役 青柳 和洋のコメント
「コーギアは、ソニーグループで培われた知見と、スタートアップならではのスピード感を兼ね備えた、稀有な存在です。今回の資本参加を通じて、オープンで協調的なエコシステムを基盤に、Web3領域での新しい価値創出を共に進めていきます。日本発のRWA・デジタル金融モデルを世界に広げ、その可能性を証明していきたいと考えています。」
— Blue Goats Capital株式会社 代表取締役 青柳 和洋
■ソニーグループ株式会社インベストメントマネジメント部門 部門長 波多野 和人のコメント
「コーギアは、ソニーグループ内で培った技術と知見をベースに、社会課題解決型のWeb3ビジネスを実現してきました。今回の独立は、事業の可能性を広げるための前向きなステップであり、我々も引き続きその挑戦を応援していきます。ソニーとしても、今後も必要に応じて多様な形で連携していけることを期待しています。」
— ソニーグループ株式会社 インベストメント部門 部門長 波多野 和人
■今後の展開
独立後のコーギアは、以下の内容を重点領域として展開してまいります。
1. RWAトークン化事業の拡大：金融機関・自治体・企業と連携し、実体資産のデジタル化による新たな資金循環モデルを構築。
2. ステーブルコインの社会実装の推進：デジタル銀行・Web3企業との連携を通じ、安全で利便性の高いユースケースの開発。
3. 共創型エコシステム形成：外部パートナーとの資本業務提携を加速し、業界横断的な社会課題解決型ソリューションの社会実装を推進。
■会社概要
コーギア株式会社
所在地：東京都港区港南1-7-1
代表者：代表取締役社長 川村 文彦
事業内容：
• RWAトークン化事業
• Web3ソリューション事業
• コンサルティング事業
コーギア株式会社は、ソニーグループ内で設立されたWeb3領域のスタートアップ企業です。ブロックチェーンやNFT、トークン化技術を活用し、実社会の課題解決に取り組むプロダクト開発・事業創出を行っています。特にRWA（Real World Asset）やステーブルコイン等の技術を活用した新しい価値流通の設計、地域経済や文化資産のデジタル化、次世代クリエイターとの共創によるIP創出など、社会的インパクトの高い取り組みを展開しています。
本件に関するお問い合わせ先
コーギア株式会社 広報担当
E-mail：cgr-pr@corgear.co.jp
