経済産業省「PHRの異業種企業間の連携を通じた新たなユースケース創出に向けた実証事業」の実証事業者に選定
我が国では、健康・医療・介護に関する患者情報を統合的に収集し、保存管理されたデータ「PHR(Personal Health Record)」を活用したサービスの普及、マーケット拡大が発展途上であることが課題となっています。本事業は、生活に密着した業種横断の複数企業が連携し、PHRを活用した新たな価値体験を提供することを目的としています。
大林組は、慶應義塾大学(医学部医療政策・管理学教室 宮田裕章教授)、TIS株式会社(本社:東京都新宿区、社長:岡本安史)、株式会社村田製作所(本社:京都府長岡京市、社長:中島規巨)とコンソーシアムを組み、スマートシティ事業で開発した共益的なデータプラットフォームを提供することで、多くのサービス事業者と共創し、一人ひとりの多様な生き方と豊かなコミュニティ醸成を実現する、ウェルビーイングな社会づくりを目指します。
また、同コンソーシアムの参加企業・団体は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)にも参画しており、今後、同万博での実証やプロモーションも検討していきます。
異業種連携・データ連携によるウェルビーイングな社会づくりのイメージ
大林組は、これまで培った技術やノウハウ、データを活かし、本事業を実施することで、ウェルビーイングでサスティナブルな社会の実現に貢献します。
■事業内容
事業名 | ウェルビーイング領域とPHRの接続による健康行動への誘導実証 |
実施 期間 | 2023年7月~2024年2月(予定) |
実施 内容 | ・PHRサービス利活用による健康行動への誘導策として、ウェルビーイングな生活の観点か ら生活者の意識変容を図る ・生活者のデータを飲食・運動・休養のサービス事業者と共有し、一人ひとりに合った健康サ ービスを提供し、ユーザーの健康意識変化、PHR利活用に係るデータ管理・データ連携の 仕組み及びビジネスモデルを検証する |
■コンソーシアム体制、役割
株式会社大林組 | ・代表企業 ・スマートシティ事業のアセット提供、実証フィールド提供、実証事業 推進 ・大阪・関西万博テーマ事業ゴールドパートナー |
慶應義塾大学 医学部医療政策・管理学教室 | ・データ分析 ・大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー(宮田裕章教授) |
TIS株式会社 | ・ヘルスケアプラットフォーム(PDS/PHR)の提供 ・当社プラットフォームとの連携機能の提供 |
株式会社村田製作所 | ・疲労ストレス計提供、データ分析 ・大阪・関西万博テーマ事業ゴールドパートナー |
(ご参考)
経済産業省ホームページ(令和5年度「ヘルスケア産業基盤高度化推進事業(PHR利活用推進等に向けたモデル
実証事業)」に係る実証事業者の採択結果について)
https://www.meti.go.jp/information/publicoffer/saitaku/2023/s230630002.html
本リリースについてのお問い合わせ先
株式会社大林組
コーポレート・コミュニケーション室広報課 E-mail: press@ml.obayashi.co.jp
営業総本部スマートシティ推進室 TEL:03-5769-1080
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