VicOne、2つの世界的アワードで受賞 「2023年オートテック・ブレークスルーアワード 電気自動車部門 総合充電ステーション・イノベーション年間最優秀賞」

および、「2023年サイバーセキュリティ・ブレークスルーアワード 統合管理侵入検知ソリューション(IDS)の年間最優秀賞」

VicOne株式会社

トレンドマイクロ株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長 (CEO) エバ・チェン)の子会社で、自動車向けサイバーセキュリティ分野のリーディングカンパニーであるVicOne(ビックワン、東京都・渋谷区、最高経営責任者(CEO) マックス・チェン)は、10月31日、「2023年オートテック・ブレークスルーアワード(AutoTech Breakthrough Award)」で電気自動車(EV)部門の「総合充電ステーション・イノベーション年間最優秀賞(Overall Charging Station Innovation of the Year)」、さらに「サイバーセキュリティ・ブレークスルーアワード(CyberSecurity Breakthrough Award)」で「統合管理侵入検知ソリューション(IDS)の年間最優秀賞(Intrusion Detection Solution (IDS) of the Year in Unified Management)」を受賞したことを発表しました。

 これによりVicOneは、「2023年競争戦略リーダーシップアワード(2023 Competitive Strategy Leadership Award)」と併せて、主要な世界の自動車およびサイバーセキュリティ技術産業における卓越した企業、技術革新、人材を称える年間表彰プログラムのアワード3つを受賞しました。


  • 「2023年オートテック・ブレークスルーアワード」 

「2023年オートテック・ブレークスルーアワード 電気自動車部門 総合充電ステーション・イノベーション年間最優秀賞」 は、VicOneの脆弱性管理システムおよび侵入検知・防止システム(IDPS)である、xZETAを含む電気自動車供給設備(EVSE)保護ソリューションに対しての受賞です。そして受賞に際しては、EVSE保護ソリューションの価値、使いやすさ、機能性、革新性が高く評価されました。具体的には、本ソリューションにより以下の事柄が実現しました。


・脆弱性管理のプロセスを6ヶ月から2週間に大幅短縮。


・VicOneの特許出願中の仮想パッチ技術を活用し、ベンダーパッチリリース前の効果的な緩和策として、充電設備メーカーに平均102日間の事前保護を提供。


・重要度に基づいた優先順位付けを行い、充電設備メーカーが悪用される可能性が高い重大な10%の脆弱性への注力を実現。


・国家脆弱性データベース(NVD)よりも27%多い、ゼロデイ、未公開、公開済みを含む脆弱性をカバー。


・充電設備メーカーが脆弱性やランサムウェアリスクを積極的に検出し、ソフトウェア物品表(SBOMs)の管理を一元化することで、潜在的なリスクの特定にかかる作業負担を軽減。


また同アワードでは、15カ国以上から寄せられた1,600件以上が審査され、現在、世界の自動車および交通技術市場で活躍するトップ企業、技術、製品が表彰されました。


  • 「2023年サイバーセキュリティ・ブレークスルーアワード」 

「2023年サイバーセキュリティ・ブレークスルーアワード 統合管理侵入検知ソリューション(IDS)の年間最優秀賞」の受賞においては、VicOneのフリクションレス侵入検知・防止システム(IDPS)である、xCarbonが評価されました。このシステムは、車載ネットワークを安全に保ちながら以下の項目においてシステムの信頼性を高めます。


・xCarbonは、CPUやメモリのリソースをほとんど使わずに、異常なシステム活動やネットワークの脅威、悪意ある攻撃、さらにはCANの異常を効率的に検出します。モジュラー設計により、自動車メーカーは電子制御ユニット(ECU)の特性や車両のアーキテクチャに基づき、必要に応じて特定の検出機能を有効化または無効化できます。これにより、リソースの浪費を減らすことができます。


・xCarbonは102日に渡って先進的な保護を提供することで、攻撃パターンを精密な検出ルールに変換します。このため、ほぼゼロの誤検知を実現し、検出エンジンの精度を高めています。また、異なるECUにわたる攻撃の文脈を視覚化し、迅速な調査を支援します。


同アワードは、現在のサイバーセキュリティ企業やソリューションに対して最も包括的な評価を実施し、情報セキュリティ市場の中で特に優れた製品、ソリューション、企業を表彰しています。


  • 「2023年競争戦略リーダーシップアワード」 

VicOneは、同じく2023年10月、米コンサルティング企業のFrost & Sullivanによる「2023年競争戦略リーダーシップアワード」も受賞しています。本アワードの受賞理由としては、日本の自動車サイバーセキュリティ業界で深い専門性、積極的な製品展開、戦略的なパートナーシップ、柔軟な価格設定、高度な脅威インテリジェンス、優れた顧客サポートチームにより他社と一線を画していることが述べられました。


  • ■VicOne最高経営責任者(CEO) マックス・チェン コメント:

「自動車業界がより接続性を高めていく中で、車両や充電ステーションへのサイバー攻撃は増加の一途を辿り、それに伴うサイバー防御の強化も同時に求められています。私たちは、技術革新とリーダーシップに関するこの3つの権威ある賞を受賞できたことを大変光栄に思っています。これは、世界の自動車業界における私たちの類稀な自動車保護能力と深いセキュリティ専門知識を認められたことを意味しています。私たちの包括的な、自動車メーカー(OEM)およびTier 1サプライヤー向けに特別設計されたサイバーセキュリティソフトウェアとサービスのポートフォリオによって、自動車向けのサイバーセキュリティは私たちの安全とプライバシーを脅かすサイバー犯罪者よりも常に一歩先を行くことができます。」


VicOneについて

VicOneは、未来の自動車を守るというビジョンを持ち、自動車産業向けに幅広いサイバーセキュリティソフトウェアやサービスを提供しています。自動車メーカーの厳しい要求に応えるために開発されたVicOneの各ソリューションは、現代の車両が必要とする高度なセキュリティニーズにマッチし、セキュリティを確保、スケーリングするように設計されています。VicOneは、トレンドマイクロの子会社であり、トレンドマイクロが30年以上にわたって培ってきたサイバーセキュリティ技術をベースにしています。これにより、類まれな自動車の保護と深いセキュリティへの洞察を提供し、お客様が安全でスマートな車両を開発できるよう支援しています。


詳細はwww.vicone.comをご覧ください。


■ご参考:現在のVicOneパートナー日本企業

•富士通:高付加価値なVSOCサービスの実現に向けた協業

•ティアフォー:セキュアな自動運転実現に向けた協業

•日立Astemo:コネクテッドカー向けセキュリティソリューション連携・協業

•パナソニック オートモーティブ:次世代コックピットシステム向け仮想化セキュリティの共同開発


【日本法人名】VicOne株式会社(英語名:VicOne Corporation)

【グローバル代表】CEO マックス・チェン

【日本法人役員】会長 マヘンドラ・ネギ、 マックス・チェン等

【設立日(台湾)】2022年6月 

【設立日(日本)】2023年6月(登記月)

【従業員数(グローバル)】約100名 

【本社所在地】日本、東京都渋谷区代々木2―1-1 新宿マインズタワー

【事業内容】自動車向けサイバーセキュリティソリューション

【U R L】https://www.vicone.com/jp 

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会社概要

VicOne株式会社

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区新宿4-1-6  JR新宿ミライナタワー
電話番号
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代表者名
マックス・チェン
上場
未上場
資本金
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設立
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