- 作業者の保護メガネ着用状況についての実態調査 – 保護メガネの重要性を62%が実感も、着用率は28%にとどまる 着用していない理由最多は「社内ルールに定められていないから」27%

屋外作業者の64%が眼の紫外線対策を軽視、健康リスクに懸念

「世界中の人たちの目を守る」をミッションに掲げ、保護メガネブランド「ボレー・セイフティ」を展開するボレー・ブランズ・ジャパン株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:ピーター・アンソニー・スミス)は、日常業務として作業を行なっている作業者500名を対象に、保護メガネの着用実態に関する調査を実施いたしました。 

結果概要

  • 62.2%が保護メガネ着用を重要と認識する一方、日常業務での保護メガネ着用率は27.8%にとどまる

  • 58.8%は屋外作業の機会があると回答

  • 屋外作業者の46.5%が肌の紫外線対策を実施、一方で眼の紫外線対策実施は35.9%にとどまる

  • 屋外作業時の保護メガネ常時着用は12.4%

  • 保護メガネ使用者の82.7%がレンズの曇りを経験。

  • 保護メガネ選択時の重視ポイントは安全性(60.4%)、装着感(56.8%)、機能性(51.1%)の順。

  • 保護メガネ未着用の主な理由は、社内ルール未設定(27.4%)、視界不明瞭(26.3%)、装着の煩わしさ(20.2%)

  • 紫外線と眼疾患の関連性について知っていると回答した方は、52.6%にとどまる

普段作業時につけている安全保護具を聞いたところ、最も多かったのは「手袋(60.4%)」で、次いで「安全靴(52.2%)」、「ヘルメット( 40.4% )」と続き、「保護メガネ」を装着していると回答した方は全体の27.8%という結果となりました。

また保護メガネを普段身に着けていないと回答した361名に、その理由を聞いたところ、最も多かったのは「会社等で特にルールが定められていないから(27.4%)」で、次いで「視界が不良になるから(26.3%)」、「特にない(25.2%)」と続きました。

62.2%が保護メガネ着用を重要だと思うと回答

作業時における保護メガネの装着をどの程度重要だと考えているかを聞いたところ、「非常に重要である」と回答した人は24.2%で、「重要である」と回答した38.0%と合わせると、全体の62.2%が重要だと考えていることがわかりました。

6割以上が重要と考えている一方で、実際の装着率は27.8%と低い結果となりました。

眼の紫外線対策実施は35.9%にとどまる

屋外での作業機会がどの程度あるかを聞いたところ、「頻繁にある」と回答した方が30.4%で、「ときどきある」と回答した28.4%と合わせると、58.8%が屋外作業の機会がある程度あることがわかりました。次に、屋外作業をする機会が少しでもあると回答した396名に対し、屋外作業時の紫外線対策について聞いたところ、肌の紫外線対策をしていると回答した方は46.5%となった一方で、眼の紫外線対策をしている方は35.9%にどとまりました。紫外線対策をしていると回答した割合は、20代など若年層になるほど高い傾向があることがわかりました。

82.7%がレンズが曇って視界不良の経験あり

保護メガネを利用している方に、利用時にレンズが曇って見えなくなる経験があるかどうかを聞いたところ、よくあると回答した人は34.5%、たまにあると回答した方は48.2%と、合わせて82.7%の方が経験があることがわかりました。

また保護メガネを選ぶ際に重要とするポイントを聞いたところ、「安全性」が60.4%で最多となり、次いで「装着感」56.8%、「機能性」51.1%と続きました。

「紫外線と眼疾患の関連性」47.4%が知らないと回答

紫外線は、白内障や加齢黄斑変性症といった眼の疾病の一因とされています。これについて「よく知っている」と回答した方は14.6%で、「なんとなく知ってる」が38.0%という結果となりました。 一方で「全く知らない」と回答した方は21.0%で、 「あまり知らない」と回答した26.4%と合わせると、47.4%と半数近くの方が紫外線の影響を知らずに、普段作業を行なっている実態も明らかになりました。

<調査結果まとめ>

今回の調査結果では、作業者の6割以上が保護メガネの重要性を認識しているにもかかわらず、実際の着用率は3割弱にとどまっていることが明らかになりました。この着用率の低さ、最大の要因として、社内ルールの不存在が挙げられます。企業や雇用主が率先して保護メガネの着用ルールを明確に策定することが重要だといえるでしょう。

また、調査では紫外線対策が不十分であることも、深刻な問題として浮かび上がりました。約半数の作業者が紫外線の弊害を認識せずに作業している実態が明らかになり、特に屋外作業者における紫外線対策の不足は、長期的な健康リスクにつながる可能性があります。作業者への紫外線対策の重要性の周知を強化するとともに、適切な保護具の提供を行う必要があります。

さらに、保護メガネ自体の性能上の課題も明らかになりました。調査では、保護メガネ使用者の82.7%がレンズの曇りを経験しており、26.3%が「視界が不明瞭になるから」という理由で保護メガネを着用していないことが判明しました。この問題に対処するため、ボレー・ブランズでは独自技術を活用した超防曇の“曇りにくい”保護メガネを提供しています。

当社は、今後も保護メガネの着用率向上に向けた取り組みを推進するとともに、製品の開発と改良を通じて、より安全で効率的な作業環境の実現に貢献してまいります。

<調査概要>

有効回答数  500名(現在働いており、日常業務として何かしらの作業を行なっていると回答した20歳以上の男女)

       ※勤務先業種(農業・林業・漁業・鉱業、建設業、製造業、電気・ガス・熱供給・水道業、運送・輸送業)

調査期間   2024年6月27日~2024年7月1日

調査方法   インターネットリサーチ

「ボレー・セイフティ」の紫外線対策

ボレー・セイフティの保護メガネは、作業者の眼の健康を考え、全ラインアップで紫外線を99.9%カットする特殊レンズを使用しています。また作業効率を考慮し、デザイン・用途別に可視光線透過率から選べる複数のカラーレンズを提供しています。

コッパーレンズ(可視光線透過率65%) LEDの使用が多い環境や屋外作業に

※明順応/暗順応しやすいコッパーレンズは、フォークリフト作業など屋内外を行き来するような作業にも最適です。

スモークレンズ(可視光線透過率13%) 屋外作業、建設・建築などに

ボレーセイフティの保護メガネは、クリア、スモーク、コッパーなどから、用途に合わせてお好きなレンズをお選びいただけます。

ボレー・セイフティのレンズの特長

レンズが曇らない超防曇・耐傷「プラチナコーティング」※欧州規格EN166取得

めがねのレンズが「曇る」とは、空気中の水蒸気がレンズの上で結露し、水滴となって付着 することにより光が乱反射して起こる現象です。特に温度差が大きい場面では、レンズの曇りが増えます。ボレーセイフティのプラチナコーティングは、EN166規格のオプション(K)(N) テストに合格しており、防曇性(曇りにくさ)はもちろんのこと、耐傷性(傷つきにくさ)にも優れています。

この技術は一般的な疎水性コーティングとは違い、水滴を形成する前に水膜を作るため、あらゆる環境で視界を鮮明に保ちます。

紫外線を99%以上カット

ボレー・セイフティのレンズは紫外線を99%以上カットし、作業者の目の健康を守ります。

スチーマーによる防曇テスト レンズ左:プラチナコーティング/レンズ右:従来コーティング

眼鏡のカーブ数について

カーブ数とは、眼鏡レンズの湾曲度を示す数値であり、そのデザインや視界の広さ、保護能力に影響を与えます。4カーブなどカーブ数の低いレンズは、自然な視界を重視したデザインで、日常のさまざまなシチュエーションに適しています。一方、カーブ数が高くなるにつれて、側方からの視界が広がり、目や目の周囲の保護も強化されます。特に活動的な場面や特定の業務での使用に適しています。

【会社概要】

社名     ボレー・ブランズ・ジャパン株式会社

代表     代表取締役社長 ピーター・アンソニー・スミス

本社所在地  東京都文京区湯島2-21-2 湯島メディカルセンタービル4F

TEL     03-5844-2040

URL     https://www.bolle-safety.com/jp/

設立     2007年10月

資本金    1,000万円

事業内容   フランス発祥のブランド「ボレー・セイフティ」の『保護メガネ』を製造・販売

【ボレー・ブランズ・ジャパンとは】

“プラスチックバレー”の異名で知られるフランスの町「オヨナックス」で1888年に創業した「ボレー」。誕生してから130年、独自の加工技術を活かしたアイウエアは、世界中のトップアスリートをはじめ多くの人々に愛用されています。

「ボレー・セイフティ」はその「ボレー」から派生した、『保護メガネ』を専門に扱うブランド。究極の『保護メガネ』を追求し開発を続けて60年以上、使用者の安全と装着感を第一に考え、常に先進的技術を採用し、デザイン性の高い『保護メガネ』で業界をリードし続けています。

<沿革>

1888年:セラフィム・ボレーが「ボレー」を設立

1936年:プラスチックの加工技術を活かしセルロイドなどを原材料にサングラス・眼鏡の製造を開始

1946年:ナイロンの射出成型成形に成功。業界でのパイオニアとしての地位を確立

1950年:保護目的のゴーグル型、メガネ型プロテクター第一号の誕生

1960年:スキーヤー向けにデザインされたサングラスの製造を開始。これを機にスポーツ業界へ参入。

同時に保護メガネ部門が「ボレー・セイフティ」ブランド化され、フランス陸軍、海軍、航空宇宙部門と共同開発を行う

2004年:コントラストテクノロジー リリース。保護メガネのスペシャリストとしての認知を広め、ヨーロッパでのシェアを広げる

2007年:日本法人設立

ボレー・ブランズ・ジャパン公式SNS

・X(旧Twitter) https://twitter.com/bollesafetysi

・Facebook    https://www.facebook.com/BolleSafetyJapan/

・YouTube    https://www.youtube.com/user/Bollesafety

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最新の製品仕様・販売状況等はWebサイトでご確認ください。

https://www.bolle-safety.com/jp/

【商品ご購入等に関するお問い合わせ先】

管理部

電話番号: 03-5844-2040

営業時間:月〜金(午前9時〜午後5時まで)

https://www.bolle-safety.com/jp/contactus

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業種
製造業
本社所在地
東京都文京区湯島2-21-2
電話番号
03-5844-2040
代表者名
ピーター・アンソニー・スミス
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2007年10月