atarayo、AIを前提とした広告業務フローへ改善

AIネイティブ企業の実現に向けた取り組み

株式会社atarayo

AIとデータを活用したマーケティング支援サービスを展開する、株式会社atarayo(本社:東京都港区、代表取締役社長:加藤丈峰)は、組織全体でAIの力を最大限に活かしていく、AIネイティブな企業を目指しています。そのため、自社内の業務プロセスにおいても積極的なAI活用を進めています。

AIネイティブな企業とは・・

AIを企業の中核に据えて、全ての業務プロセス、製品、サービス、意思決定にAIを組み込んでいる企業を指します。

つまり、AIが単なる「一部の作業を代わりに行う道具」ではなく、組織の活動全体に深く組み込まれ、能力を最大限に発揮できるように業務が設計されている状態です。

これにより、AIが業務の効率化、データに基づいた高精度な意思決定、新たな価値創出の源泉となります。

その取り組みの一環として、広告業務フロー全体を見直しAIネイティブに転換。市場調査や広告作成における課題解決、そして人間が「より付加価値の高い業務」に集中できることを目指しました。

■AIネイティブな広告業務フローによって得られる効果

単なる「時間削減」にとどまらず、最終的なアウトプットの品質を大きく伸ばすような「業務の質の向上」につながる効果も得られます。

  • 広告効果向上

    AIを活用した高精度なターゲティング、よりターゲットに届くクリエイティブ生成による、広告費用対効果向上を実現できる。

  • 業務時間削減

    従来手作業で時間を要していた作業がAIを活用することによって業務時間の大幅な削減が可能。

  • 戦略的意思決定の高度化と迅速化

    AIが、リアルタイムで膨大なデータを分析することで、担当者は客観的な根拠に基づいた最適な戦略立案と迅速な意思決定が可能。

  • クリエイティブの質向上と多様化

    AIを活用することで、多様なデザインやコピーの作成を可能にし、よりターゲットに響く、質の高いクリエイティブを効率的に生み出すことができる。

  • 担当者のスキルアップとモチベーション向上

    ルーティン化された工程をAIが補うことにより、より高度な戦略立案や顧客へのコンサルティングといった「人間にしかできない」創造的な業務に集中できる。そのため、担当者のスキルアップとモチベーション向上に繋げることが可能。

  • ヒューマンエラーの削減

    手作業による入力ミスや設定漏れなど、広告運用におけるヒューマンエラーのリスクを自動化、詳細なマニュアルによって排除することで、運用品質の安定と信頼性の向上に貢献。

■広告業務フローのAI転換プロセス

  1. 現状と理想の設定・AI活用工程の特定 

    ・広告業務の現状と理想を詳細に分析し、AIが最大限の力を発揮できる領域を特定。
    ・特に、人間が介在する余地が少ない工程にAIおよび自動化ツールを導入することで、人間のクリエイティブな思考や戦略立案に時間を確保。

  2. AIに必要な役割の洗い出し

    ・特定した工程において、AIがどのような役割を担うべきかを具体的に定義。

    ・例えば、市場調査における情報収集・分析の効率化、広告出稿条件策定における詳細な消費者分析に基づくターゲティング案の自動作成など。

  3. 必要なツールの明確化と導入

    ・定義したAIの役割に基づき、各工程で必要なAIおよび自動化ツールを導出。

    ・これにより、以下の通り、広告業務の各プロセスがより効率的かつ高精度に再構築。

    ▶︎市場調査

    • 競合調査AI

      • 競合サービスの調査対象数と調査項目数を、人間の手作業から倍以上に増加。

      • AIが情報収集や整理を担うことで、人間は調査結果の考察に注力が可能。

      • 幅広い調査結果に対し充分な考察時間を確保したことで、顧客課題の解像度が高い訴求の制作が可能。

    • 消費者調査AI

      • 市場データや競合情報、サービス情報を収集し、それを基に高精度な消費者インサイトを導出。

      • より効果的な戦略立案が可能。

    ▶︎広告出稿条件の策定

    • 上記の消費者調査AIによる消費者分析を基にAIがターゲティング案作成

    • 深い消費者理解によって的確なターゲティングが可能。

    ▶︎広告作成

    • ペルソナ対話型AI

      • 消費者調査をもとにペルソナをAIで再現。これによりターゲットに刺さる広告文・見出しの原案作成が可能。

      • AIがペルソナに沿って、ターゲットに刺さるデザイン要件を提案。

      • 原案作成を効率化し、短時間で高品質かつ多くの案を検討。

      • AIがペルソナになりきり訴求案をブラッシュアップすることで、ターゲット顧客への訴求力が向上。

      • 担当者は最終的な調整やデザインラフの作成に注力することで、より洗練されたアウトプットを作成。

      • AIが過去のクリエイティブ成功事例をもとに提案することにより、クリエイティブ制作の効率と広告効果が向上。

    ▶︎出稿予算の決定

    • 日予算自動算出ツール

      • 出稿予算の決定におけるの作成により、予算管理業務を効率化。

    atarayoでのAIを活用したサービス、アプリについては、以下をご覧ください。

■従来の広告業務フローにおける課題

従来の広告業務フロー

従来のフローの中で、特に以下の課題が広告業務フロー全体の業務効率を圧迫していました。

  • 市場調査

    • 調査における情報の収集と整理に時間がかかり、考察までに時間を要する。

  • 広告作成

    • 広告バナーの要件定義に時間を要する。

    • ユーザーに訴求内容が伝わるよう、バナー内で訴求の配置パターンを試行すること

    • マーケターの制作意図をデザイナーが再現すること

    • 広告を出稿してみない限り広告品質が判断できず、品質安定や広告効果の精度向上・安定が困難。

また、一部の作業にはAIを導入していましたが、業務全体の効率化や全体最適には至っておらず、AIネイティブな業務フローの実現には遠い状況でした。

■今後の展望

atarayoは、広告業務フローのAI転換を足がかりに、さらに広範な領域でのAIネイティブ化を目指しています。

具体的には、広告業務以外のマーケティング領域全般、さらには営業、バックオフィス業務など、全社的なAI展開を視野に入れています。また、全従業員のAIリテラシー向上も重要な課題と捉え、継続的な教育とリスキリングに投資していきます。

今後も、AIの力を最大限に引き出し、お客様の持続的な事業成長を支援できるよう、AIネイティブ企業を目指して進化し続けます。


■株式会社atarayo

株式会社atarayoは、企業のDX(Digital Transformation)・AX(AI Transformation)推進を支援するスタートアップ企業です。戦略設計、マーケティング支援、データ分析・可視化を通じて、効率的な業務運営と企業価値の向上を支援します。「未来の日本経済を牽引し、社会に豊かさと生きがいを」というビジョンを掲げ、持続可能な成長を目指しています。

会社名:株式会社 atarayo(読み:アタラヨ)

所在地:〒108-6028 東京都港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟28階

設立:2022年11月17日

代表名:代表取締役社長 加藤 丈峰

事業内容:AI活用支援、データ活用支援、マーケティング支援、ECサイトMEGA MEAT運営

資本金:1,000,000円

サイトURL:https://atarayo.co.jp/

メールアドレス;support@atarayo.co.jp

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会社概要

株式会社atarayo

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟28階
電話番号
-
代表者名
加藤丈峰
上場
未上場
資本金
-
設立
2022年11月