学生の非認知能力データ等を活用した「新しい高卒採用」の実証をキヤノンマーケティングジャパンと共同で開始
株式会社MoonJapanは、キヤノンマーケティングジャパン株式会社とMOUを締結し、生徒の非認知能力等のデータを活用した、新しい高卒採用モデルの構築に向けた取り組みを開始しました

「教育を共育で変える」をミッションに掲げる株式会社 MoonJapan(本社:東京都豊島区、代表取締役CEO 藤田岳、以下 当社)は、キヤノンマーケティングジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:足立正親、以下キヤノンMJ)とMOUを締結し、生徒が学校の「探究」の時間で培う非認知能力等をデータとして活用し、これまで可視化されにくかった力を高卒採用につなげる、新しい採用モデルの構築に向けた取り組みを開始しました。
本取り組みでは、当社が日常的に蓄積している探究活動に関するデータをもとに、生徒一人ひとりの強み(例:主体性、協働性、粘り強さ、課題設定力、振り返りの質など)を言語化・可視化し、採用現場で活用できる形へと整備します。キヤノンMJと連携しながら、現場実装に耐える運用設計・活用フローの検討を進め、「高卒採用における評価の透明性とミスマッチ低減」を目指します。
◾️【背景】高卒採用の現状と課題
高卒採用は日本の未来を担う若手人材の重要な入口である一方、厚労省が公表した「新規学卒就職者の離職状況(令和4年3月卒業者)」によると、高校卒業後就職をした生徒の37.9%が3年以内に離職しており、採用時の求職者と企業のミスマッチが一因として指摘されています。
このミスマッチは求職者側、企業側両者の把握できる情報が限られていることや、選考プロセスが短く、生徒の本来の強みが十分に伝わらないなど、さまざまな制約が複雑に重なり合い、起きており、人材不足になっていく日本において一人当たりの生産性を低下させる大きな課題となっています。
一方、学校現場では、探究学習をはじめとする学びの中で、生徒が長期間にわたり課題に向き合い、試行錯誤するプロセスが蓄積されています。そこには、テストだけでは測りにくい「非認知能力」や、将来の職務適性につながる行動特性が含まれています。
◾️【取り組みの概要について】
探究プロセスのデータを「採用で役立つ情報」へ変換する
本取り組みでは、当社が探究の授業などを通し蓄積する活動データ(例:活動ログ、成果物、振り返り、ルーブリック評価、教員フィードバック等)を構造化し、学校・企業双方が客観的な根拠に基づいた意思決定に活用できるアウトプット設計を進めます。

STEP1 (非認知能力データの収集)
―学校
・探究の時間を通じて、生徒一人ひとりの非認知能力等のデータを蓄積
―企業
・ヒアリングを基に欲しい人材像を把握(探究授業の授業内容を企業と共同開発も可能)
STEP2 (非認知能力データの分析)
―学校
・データベースを基に生徒と相性の良い企業情報を提供
―企業
・求人情報を掲載
STEP3 (非認知能力データの活用)
―学校
・進路指導面談等で生徒の求人応募をデータ活用で支援
―企業
・応募後、データベースを基に生徒情報を最適な形で提供
・選考フローへの接続、定着支援を実施
これらを実現することで、学校・生徒の負担を増やさない運用設計が可能となります。
また、キヤノンMJとの連携を通じて、現場導入などの「点の実証」に留まらず、企業内の活用、システム連携、現場定着設計等の観点も含めて検討し、再現性あるモデル化を目指します。
期待される効果
【企業にとって】
・「本質的に合っている人材」の応募上昇
・面接だけでは見えにくい強みを把握し、採用判断の納得感を向上
・配属・育成の初期設計に活用し、定着率や立ち上がりの改善に寄与
・高卒採用におけるミスマッチ低減
【学校・生徒にとって】
・探究での学びが「進路・キャリア」につながる実感を強める
・生徒が自分の強みを言語化し、進路選択の質を高める
・探究学習で地元企業などのリアルなコンテンツが導入可能に
・学校のキャリア支援をデータ活用により、高度化かつ簡潔化
◾️個人情報・倫理への配慮(方針)
本取り組みでは、生徒・学校の信頼を前提に、個人情報保護、職安法および倫理面に十分配慮して進めます。具体的には、同意取得、利用目的の明確化、目的外利用の抑止、アクセス制御等の体制整備を前提に設計しております。
(※詳細は取り組みの進捗に応じて、順次開示予定です)
◾️今後の展開
2026年4月〜11月にかけて、岡山県を中心とする瀬戸内エリアの高等学校2〜6校、および同エリアで高卒採用を行う企業30〜50社(事業規模は問いません)と、検討・実証を行い、成果を踏まえて全国への展開可能性を検討します。
◾️お問い合わせ
学校関係者様、企業関係者様、自治体関係者様、全ての方で以下のようなお困りごとがある方々はぜひ一度お問い合わせいただけますと幸いです。
【学校関係者様】
・進路指導に課題がある
・探究の時間をより実践的で意味のあるものにしたい
【企業関係者様】
・高卒採用や高卒就職者の定着に課題がある
・地域の人材育成に関心がある
【自治体関係者様】
・学校合併の時期にある
・若者の地元定着に課題がある
◾️会社概要
株式会社MoonJapan
所在地:東京都豊島区要町3-4-6
責任者:藤田岳
Email : fujita@moon-japan.com
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
所在地:東京都港区港南2-16-6
責任者:R&B推進本部 本部長 石田直也
URL:https://corporate.jp.canon/profile/management-strategy/rb
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