株式会社MQue、シミュレーション事業の研究開発基盤として「Microsoft Azure」を採用

複雑流体に対するシミュレーションとAIサロゲートモデルの研究開発、社会実装を推進

株式会社MQue

最先端技術を社会課題に適用するディープテック企業である株式会社MQue(本社:東京都文京区、代表取締役:津田拓也、以下MQue)は、東大姫野研究室発の技術をベースとした複雑な流体現象の解析およびAIサロゲートモデルの研究開発基盤として、Microsoft Corporationが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を導入しました。

本取り組みにおいて、MQueは日本マイクロソフト株式会社(以下、日本マイクロソフト)より多大なる技術的サポートを受けており、両社の協働を通じて最先端シミュレーション技術の社会実装を推進してまいります。

■ 背景と取り組み:複雑流体のシミュレーションとAIの融合

MQueは、産業界で重要度が増している気液二相流、沸騰二相流、超臨界流体などの複雑な流体現象を対象に、最先端のシミュレーション手法の開発および適用を行っています。

また、これらの物理シミュレーションに加え、計算結果を高速に予測する「AIサロゲートモデル」の研究開発にも注力しています。 これらの高度な計算処理には、大規模かつ柔軟な計算リソースが不可欠です。MQueでは、シミュレーションの実行環境およびAIサロゲートモデルの学習基盤として「Microsoft Azure」を活用することで、開発サイクルの短縮と精度の向上を実現しています。

■研究開発、協業実績

現在、MQueでは以下の公的事業や企業協業において、前述の研究開発および技術の社会実装を推進しています。

NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構): 「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」および「SBIR推進プログラム(一気通貫型)

民間企業協業: 空調機産業、熱機器産業、航空宇宙産業などの顧客企業様との共同研究開発

これらのプロジェクトにおける開発基盤としてMicrosoft Azureを利用し、信頼性の高い開発環境のもとで成果創出に取り組んでいます。

■ 日本マイクロソフト株式会社 執行役員 常務 最高技術責任者 野嵜 弘倫 氏のコメント

本発表にあたり、日本マイクロソフト株式会社 執行役員 常務 最高技術責任者 野嵜 弘倫 氏より以下のエンドースメントを頂戴しております。

このたび、株式会社MQue様が、流体シミュレーションとAIサロゲートモデルの研究開発基盤として Microsoft Azure を採用されたことを心より歓迎いたします。

近年、産業分野における高度な意思決定には、物理シミュレーションとAIを組み合わせたデータ駆動型アプローチが不可欠となっています。株式会社MQue様は最先端の流体解析技術とAIを融合させ、エネルギー、熱マネジメント、航空宇宙といった社会的インパクトの大きい領域において革新的な価値創出を進められています。

日本マイクロソフト株式会社 執行役員 常務 最高技術責任者 野嵜 弘倫 氏

Microsoft Azure は、大規模計算とAI開発を統合的に支えるクラウド基盤として、研究開発から社会実装までのサイクルを加速させます。日本マイクロソフトは今後も株式会社MQue様との協働を通じ、最先端シミュレーション技術の産業活用と社会課題解決を支援してまいります。

■ 今後の展望

MQueは今後も、Microsoft Azureを最大限に活用し、シミュレーション技術とAI技術の融合を加速させます。日本マイクロソフトとの協働を深めながら、エネルギーや熱マネジメント、航空宇宙分野をはじめとする産業界の課題解決に貢献してまいります。

株式会社MQueについて
株式会社MQueは、シミュレーション/モデリング/対話AIで独自技術を開発・社会実装するディープテック企業です。
当社は、世界的な研究実績を有する研究者の先端技術を、企業や組織が直面する高難度な課題に結びつけることで、社会課題の解決に取り組んでいます。
私たちが向き合っているのは、高度な技術や知見が個人や組織に紐づいたまま属人化し、社会全体として十分に活用されていないという課題です。特に、複雑な最適化や探索が求められる現場では、設計、性能、人の知恵といった異なる原理が分断されたまま意思決定が行われています。その結果、ものづくり、建築、組織運営の分野において、部分最適に留まる判断や属人的な知見への依存が、全体最適や再現性の確保を難しくしています。
MQueはこの課題に対し、設計・性能・人の知恵を一つの意思決定として統合することで、実現可能性・性能・納得性を兼ね備えた最適解を導くことを統合的なVisionとして掲げています。
研究成果を単なる技術提供に留めるのではなく、実際の業務や意思決定に組み込み、社会実装まで一貫して行うことを重視しています。
このVisionを実現するため、当社では「シミュレーション」「モデリング」「対話AI」の3つの領域で、研究と事業を一体的に展開しています。

各事業概要

シミュレーション事業

流体シミュレーション、AIサロゲートモデル、最適化などの分野で世界的な実績を持つ研究者を中心にものづくりの高度化に取り組んでいます。熱機器や航空宇宙産業の企業と連携し、シミュレーションの開発・適用にとどまらず、代替モデル(1D-CAEモデル・AIサロゲートモデル)の構築や、それを基盤とした最適化までを一貫して提供。実験とシミュレーションを効果的に組み合わせることで、試作等の工数を削減しながら設計プロセスの高速化と性能向上を実現しています。これにより、シミュレーションを設計判断や意思決定に活用し、設計・性能を横断した最適化を可能にしています。

モデリング事業

世界最高峰のコンピュータビジョン国際学会CVPRで高い評価を受けたエンジニアと連携し、建築・製造業における設計プロセスの最適化に取り組んでいます。ゼネコン、デベロッパー、設計事務所向けには設計図面の確認自動化・最適化を提供し、建築・製造業メーカーに対しては、顧客嗜好や設計意図を反映した提案力・設計力の強化を支援しています。設計者の経験や判断に依存してきたプロセスを構造化することで、人の知恵と設計の両方を考慮した意思決定を支えています。

対話AI事業

人とAIの協働知に関する研究者と、組織設計や経営者育成を専門とするコンサルタントが協働し、当社独自の対話AI技術とユースケースを開発しています。大手金融機関、総合商社、人事関連企業などと連携し、これまで勘や経験に依存してきた配属・評価・育成・採用を、科学的手法と企業固有の文脈を踏まえて再構築しています。「対話」という非定型データを活用して人の暗黙知や判断プロセスを可視化し、人の知恵を含めた意思決定の高度化を支援しています。

■会社概要

名称:株式会社MQue

住所:東京都文京区後楽2丁目3−21住友不動産飯田橋ビル 4階 Room8

代表:津田 拓也

URL:https://mque.co.jp/

<本件に関するお問い合わせ>

MQueシミュレーション事業担当:吉田

メールアドレス:pr@mque.co.jp

※ Microsoft、Azureは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

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会社概要

株式会社MQue

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URL
https://mque.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都文京区後楽2丁目3−21 住友不動産飯田橋ビル 4階 Room8
電話番号
-
代表者名
津田拓也
上場
未上場
資本金
-
設立
2023年11月