中小企業のインド進出支援を強化
~現地企業とのマッチングを通じて協業を支援~
株式会社商工組合中央金庫(本社:東京都中央区、代表取締役社長:関根 正裕、以下「商工中金」)は、インドを経済的に重要な戦略地域の一つと位置付け、中小企業のインド進出支援を強化しています。
インドでは、人口増加や経済成長を背景に、自動車をはじめとする幅広い産業で市場の拡大が見込まれています。一方、中小企業がインドへの進出や現地企業との協業を検討する際には、インド市場や商慣習、法制度に関する情報の収集、信頼できる協業先の確保、資金調達など、さまざまな課題があります。
こうした課題に対応するため、商工中金は2026年5月には社員1名をハリヤナ州グルガオンへ配置し、インド情報の収集、日系企業やインド企業との関係構築、日本企業とインド企業とのマッチング支援などを行う体制を強化しました。
現在、自動車部品サプライヤーを中心とする約10社に対し、インド市場に関する情報提供やインド企業との引き合わせなどを実施しています。また、進出形態や事業計画に応じて、金融面での支援も提供しています。
今般、その具体的な事例として、株式会社山田製作所(本社:群馬県伊勢崎市、代表者:佐藤 賢、以下「山田製作所」)に対し、インドの自動車部品メーカーであるJ.K. Fenner (India) Limited(本社:インド共和国タミル・ナードゥ州チェンナイ、代表者:ジャガプリヤン・ゴビンダラジャン、以下「JK Fenner社」)を紹介し、両社の協業に向けた取組みを支援しました。
山田製作所は、自動車向けのオイルポンプやウォーターポンプ、トランスミッション用油圧制御部品、ステアリングコラムなどを手掛ける自動車部品メーカーです。インド市場における事業機会の拡大を見据え、インド企業との協業を検討していました。
JK Fenner社は、自動車向け部品や産業用部品を設計・開発・製造するインド企業であり、インド国内に複数の生産・研究開発拠点を有しています。
商工中金は、山田製作所の事業内容やニーズを踏まえ、製品分野の親和性やインド市場での事業基盤などを勘案し、JK Fenner社を協業先候補として紹介し、両社との継続的な面談や情報交換のフォローを通じ、協議の進展を支援しました。
商工中金による紹介後、山田製作所とJK Fenner社は協業の可能性について協議を重ね、2026年10月1日、戦略的関係を構築したことを発表しました。本戦略的関係では、自動車向けオイルポンプ、ウォーターポンプについて、山田製作所が開発を担い、JK Fenner社がインドでの生産を担うことを想定しています。
本件は、商工中金が支援するインド進出・協業案件の中で、紹介したインド企業との協業に至った初の事例です。
今後、両社は本件を機に、インド自動車市場向け先進技術製品の現地化をはじめ、事業拡大に向けた幅広い協業を推進していく予定です。商工中金は、両社の協議を引き続き支援するとともに、外国送金など、金融面での支援も検討していきます。
商工中金は、今後もインドで蓄積した情報やネットワーク、本件を通じて得た知見を活用し、インドへの進出やインド企業との協業を検討する中小企業を、金融・非金融の両面から支援してまいります。
【株式会社山田製作所の概要】
所在地:群馬県伊勢崎市香林町2-1296
代表者:佐藤 賢
業種:四輪車用機能部品の開発・製造
資本金:20億円
従業員数:1,250名(2026年3 月現在)
設立:1946年2月
【J.K. Fenner (India) Limitedの概要】
所在地:Khivraj Complex Ⅱ, V Floor, 480, Anna Salai, Nandanam, Chennai
代表者:ジャガプリヤン・ゴビンダラジャン
業種:四輪車、産業機械部品の開発・製造
設立:1992年4月
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