不老長寿バイオスタートアップTIME TRAVELER株式会社が、ウェルエイジング経済フォーラム「Well-being & Age-tech 2025 Award」優秀賞を受賞
-超少子高齢社会の包摂性とWellbeingを高めるための科学技術・イノベーションとして優秀賞を受賞-
TIME TRAVELER株式会社(本社:文京区、代表取締役 Co-CEO:林寛敦・秋山りえ子)は、2025年12月16日に虎ノ門ヒルズにて開催された、ウェルエイジング経済フォーラム主催「Well-being & Age-tech 2025 Award」 において、最上位である大臣賞に次ぐ評価として「優秀賞」を受賞いたしましたことをお知らせいたします。

本アワードは、人生100年時代における健康寿命の延伸や、超高齢社会の課題解決に資する先進的な取り組みを表彰するもので、TIME TRAVELER株式会社の 予防と治療を統合した不老長寿への取り組みが高く評価され、今回の受賞に至りました。
なお、授賞式は 2025年12月16日 に開催されたウェルエイジング経済フォーラムの公式プログラムの一環として実施され、官民・産学の関係者が多数参加する場で表彰が行われました。
■ 評価対象となった取り組み概要「予防×治療」の統合モデル
TIME TRAVELER株式会社は、東京大学 定量生命科学研究所 分子情報研究分野・秋山徹名誉教授の研究成果を基盤に、老化や炎症を制御する分子メカニズムの解明と、その社会実装を目指す大学発バイオスタートアップです。
今回、高く評価された取り組みは、
「国産パセリ由来エクソソーム×抗老化創薬『予防と治療』でつくる自立高齢社会の実現」
と題し、以下の2つのアプローチを統合した点に特徴があります。

■ 2つのアプローチ
国産パセリ由来エクソソームによる予防的アプローチ
国産パセリを原料に、独自の非加熱・低温抽出技術を用いてエクソソームを抽出。
エイジングケアサプリメントとして 「exofull FUJI Global Edition」 を開発・製品化し、日常生活に取り入れやすい“予防的ケア”の社会実装を進めています。
老化関連因子を標的とした抗老化創薬研究
老化・炎症・加齢関連疾患の進行に関与する分子因子に着目し、抗体医薬・核酸医薬・低分子など複数のモダリティによる創薬研究を推進。
老化関連疾患や、老化そのものを制御する治療アプローチの確立を目指しています。
■ 受賞理由・評価ポイント
本取り組みは、老化細胞に起因する慢性的な炎症や筋力低下といった加齢変化の分子メカニズムを解明してきた老化研究の知見を基盤に、研究成果を食品として日常的に活用可能な野菜由来エクソソーム原料へと展開する独自の研究アプローチを構築しています。加えて、老化関連因子を標的とした抗老化創薬研究にも取り組み、予防から治療までを一貫して捉えた統合的な開発構想を有している点が、高齢化社会の課題解決に向けた公共性・包摂性の高い取り組みとして評価され、大臣賞に次ぐ優秀賞として選出されました。
また、本構想は国連が掲げる「The Decade of Healthy Ageing 2021–2030」 の理念とも合致しており、日本発のロンジェビティ・イノベーションとしての将来性も評価されています。
■ 今後の展望
TIME TRAVELER株式会社は今後も、
「細胞時間を科学して、未踏の領域に希望の光を灯す」
というミッションのもと、予防と治療を統合した不老長寿(ロンジェビティ)テクノロジーの確立と、持続可能なウェルエイジング社会の実現に取り組んでまいります。
<ウェルエイジング経済フォーラム/Well-being & Age-tech Award について>
ウェルエイジング経済フォーラムは、2009年の官民政策座談会の開始、2020年のフォーラム創立以来、人生100年時代におけるウェルビーイングの向上と、次世代に持続可能な社会を引き継ぐことを目的に活動する官民共創のプラットフォームです。
Well-being & Age-tech Awardは、その理念のもと、健康寿命の延伸、超高齢社会の課題解決に資する革新的な技術・サービスを表彰するもので、研究開発にとどまらず、社会実装や事業化の視点を重視している点が特徴です。
■ 会社概要
会社名:TIME TRAVELER株式会社(タイムトラベラー株式会社)
所在地:東京都台東区
代表者:代表取締役CO-CEO 林寛敦/秋山りえ子
事業内容:
・老化関連タンパク質を標的とした創薬開発
・植物由来エクソソームを活用したヘルスケア事業
公式サイト:https://www.ttraveler.jp/
■ 本件に関するお問い合わせ
TIME TRAVELER株式会社
E-mail:info@ttraveler.jp
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