糸、人、布、いつもの商品が生まれる現場を公開

-緻密な計算と管理により素材が「製品」へと変わる場所-

紀の川リバーサイドファクトリー

紀の川リバーサイドファクトリーの一員である原田織物株式会社は、日用雑貨製品を中心としたOEMとプライベートブランドの製品を、編み立てからパッケージングまで一貫して手掛けています。

今回、初の開催となるオープンファクトリーでは、普段は一般公開していない生地の編み立てやプリントの工場を公開して、製品が生まれる「はじまり」の工程をご覧いただけます。

また、工場見学だけでなく「シルクスクリーン・プリント」を自分の手で体験していただけるワークショップも開催を予定しています。日常的に使用している製品をより身近に感じて頂けるワークショップとなっています。

■ ボディタオル・ふきんが完成するまで

製品が完成するまでには、大きく分けて8つの工程があります。

[整経][編み立て][プリント]
[生地加工][裁断][縫製][検品][梱包・出荷]

今回オープンファクトリーを実施する「神野々工場」では、[整経]と[編み立て]、[プリント]の工程を公開いたします。

原田織物(株)神野々工場で行っている工程を公開いたします。

■ いつもの商品が生まれる過程

「編み立て」は糸が生地へと変わる工程、「プリント」は素材(生地)が製品へと変わって行く工程をご案内いたします。

【編み立て】

「経編み(たてあみ)機」を使用して、多数の縦糸(経糸)を同時に使い、縦方向にループ(編み目)を連続させて作っていく工程。今回は準備工程となる「整経(せいけい)」の様子もご案内いたします。

【プリント】

顔料インクを使用して、版(はん)のデザインを次々と生地へ直接模様を染め付ける、スクリーン捺染「シルクスクリーン・プリント」の工程。

人の身長よりも大きな機械が動く様子、スタッフが状況に合わせて材料や設定を変えていく様など、製品からだけでは見られない製造過程をご覧いただけます。

■ 工場ならではの設備・技術

経編み機:弊社は「原田織物」という名前ではありますが、織物ではなく編み物(ニット)生地を中心に製造を行っています。中でも「経編み(たてあみ)」と呼ばれる編み方は、伸びすぎず型くずれしにくいという「織物」の安定性と、適度な伸縮性という「編み物」の両方の特性を持った生地の製造が可能です。

 シルクスクリーン印刷:メッシュ状の版(スクリーン)に色をつけたい部分に細かな孔(あな)を開けて、その部分からヘラでインクを押し出して印刷する方法です。

■ オープンファクトリーではここに注目!

1.経編み機のここに注目

【工程1】製品の品質や効率を決定する「整経」

 円錐形の紙管(コーン)に巻きつけられた数千の糸を、同じテンション・一定の速度でビーム(大きな糸巻き)に巻き取っていく工程の現場をご覧いただけます。

【工程2】デジタル・人の目両方のチェックが必要「編み立て」

ビームにセットされた糸を編み機にセットし、針が上下して生地を編んでいく工程をご覧いただけます。使用する糸の太さや出来上がる製品によって編み機が異なり、編む速度や針が上下する際の稼働音も微妙に異なる現場をご覧いただけます。

ビーム(大きな糸巻き)にセットする糸のテンションにムラがあったり、筬(ガイドバー)の位置が正しく無かったりすると、製造途中に糸が切れる、出来上がった生地の品質が均一ではないなどが発生するため、テンポよく機械が動く裏にはキッチリとした準備の段階がかかせません。

2.シルクスクリーン印刷のここに注目!

【工程3】色を重ねてできあがる「シルクスクリーン印刷」

一定のリズムで、版を動かす、スキージー(ヘラ)を動かす、生地がベルトコンベアで流れていく。一連の流れを止めないようにインクの補充、インクを押し出す圧の調節など、ライブ感あふれる作業工程をご覧いただけます。

1色枚に版が必要になり、版が増えるほどに色の位置をきっちり合わせる技術が必要になります。1mmでもズレてしまえばデザインが台無しになります。

また、インクを押し出す圧力が強すぎればインクは溢れてにじみ、弱ければ掠れてしまう。

気温や湿度によってもベストな圧力がことなるため、美しく印刷されたデザインの裏には適切な設定を見極める技術が求められます。

■ 工場のリアルが見て・体験できるオープンファクトリー

「整経」を見学頂く際には、まるで糸の森のような数千にも及ぶ糸をセットするクリールスタンドとクリールスタンドの間にある通路を通って進みます

編み立ての現場は、さながら経編み機が奏でる「ロック・フェス」会場!

一定のリズムで動く機械の音は聞き続ければ「心地よい」と感じる人も

1版ごとに色を重ねて、次々とデザインが刷り上がる「シルクスクリーン印刷」の工程を遠くから眺めるのは楽しいですが、スタッフは次々と変化していく状況に瞬時に対応する必要がある現場です。

また、ワークショップでは機械が一定の力と速度で動かしているスキージー(ヘラ)を人間の手でおこなうシルクスクリーン「手捺染(てなっせん)」を体験していいただきます。

■ 学生から社会人まで、ものづくりに興味のある方へ

オープンファクトリーでは普段は公開していないような工場の奥まで見て頂けます。

これは、弊社のものづくりがどんな工程を経て、お客様のもとに届いているかを知ってもらいたいという思いのほか、自分たちが毎日使っている製品がどの様に生まれているかを、見て、聞いて、知ってもらい、より商品の魅力を感じてファンになってもらいたいという思いからです。

純粋に「大きな機械が動いている姿を見てみたい」という気持ちでもまったくもって問題ありません。

もちろん、工場で働く人の仕事や、地域で働くことに関心のある方も大歓迎です!

 興味のある方はQRコードや下記WEBフォームからご予約下さい。

■ 開催概要

イベント名

2026紀の川オープンファクトリー

会社名

原田織物株式会社

開催期間

2026年11月11日(水)
2026年11月21日(土)
2026年12月3日(木)※統一実施日

備考

※12月3日(木)は統一実施日のため、13:30 ~ の工場見学は受付を終了しています。

開催時間

・工場見学 9:30~ / 13:30~
・ワークショップ 11:00~ / 15:00~(15:30~)

会場

原田織物株式会社 神野々工場

参加費

無料

定員

・工場見学:各回 約10名まで
・ワークショップ:各回 約15名まで

所要時間

・工場見学:約60分

・ワークショップ:約20分

対象

小学生以上
※ 中学生未満は保護者同伴のこと

申し込み方法

事前予約制(WEBフォーム)

申込期限

各回 開催日の1週間前

※本記事の内容は、2026年10月30日時点での情報となります。開催内容・体験内容などは、今後変更となる場合があります。

■ お申込み

参加をご希望の方は、下記の参加予約フォームよりお申し込み下さい。

原田織物(株)参加予約フォーム|紀の川リバーサイドファクトリー

■ 次回予告

イベント開催の直前となる次回は、プレ・オープンファクトリーの様子を交えて、ご紹介させていただきます。

■ 紀の川リバーサイドファクトリーとは

紀の川リバーサイドファクトリーとは、㈱インテリックス、㈱寿精密、原田織物㈱、阪和電子工業㈱、ワコン㈱の5社からなるオープンファクトリーの取り組みで、11月9日から12月4日の期間に開催されます。

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会社概要

URL
-
業種
サービス業
本社所在地
和歌山県和歌山市里174-1
電話番号
073-462-7724
代表者名
木村明人
上場
未上場
資本金
-
設立
2026年06月