81歳の絵本作家、お迎えの大変さを描く!? 現代子育て事情入りナンセンス絵本、新発売!
株式会社岩崎書店(代表取締役:岩崎弘明、本社:東京都文京区)は、絵本作家・深見春夫さんの大人気ロングセラー絵本の第3弾となる『あしにょきにょきときょうりゅう』を、2018年9月8日に発売いたします。
◆あのナンセンス絵本に、時空を超えた新作誕生!
1980年に刊行された絵本『あしにょきにょき』は、とつぜん足がにょきにょき伸びていく、不思議な物語。「足がにょきにょき伸び続ける」とか「牛乳があふれて止まらない」とか、〇〇が止まらない系のお話って、その後どうなるのか気になって、ついつい引き込まれてしまいますよね。
この絵本もそう。足が伸び続けた先で起こる奇想天外なアレコレが、子どものみならず、大人にも大ウケで、ナンセンス絵本の決定版として、38年経った今も読み継がれています。
その「あしにょき」シリーズに、新たな展開の第3弾が誕生しました!
◆またまた足がにょきにょき 今度はなんと恐竜時代へ!
ポコおじさんが、坂の上からころがってきた、大きな豆を食べました。
すると、ひだりの足が大きくなって、にょきにょきと伸び始めました!
家から飛び出し、トンネルをくぐって、どんどん伸びる足が迷い込んだ先は……なんと恐竜の時代!
恐竜たちに足の先であいさつしたり、恐竜の子どもたちと遊んであげたり、おじさんの足は大人気です。
◆お迎えが最後になっちゃった 現代子育て事情も盛り込んだ今作
恐竜の保育園で、ほかの子どもたちが帰ってしまったあと、お母さんのお迎えをひとりで待つ、アシノサウルスのアシミちゃんと、おじさんの足が一緒に遊ぶ場面。
はちゃめちゃで奇想天外な「あしにょき」ワールドは健在ですが、その中に、保育園、お迎えが最後になる子、といった現代の子育て事情も盛り込んでいるのが、今作の最大のポイント。「子どもの寂しさ」や「子を想う母心」が感じられ、思わずじ~んとくる一幕です。
◆81歳のベテラン絵本作家 創作活動ますます精力的に
シリーズ第3弾が、これまでとは異なる恐竜時代になったのは、「場所ではなく時代を超えてみよう」という作者の深見春夫さんの提案がきっかけ。石器時代、江戸時代、未来…あれこれ編集者と話し合った結果、やっぱり子どもたちが大好きな恐竜の時代に!となったのだとか。
ちなみに、深見さんは1937年生まれ。81歳の今も、子どもが「面白がるツボ」を抑えた作品を次々に生み出しているのは驚きですね。
さらに今作では、ナンセンス絵本でありながら、現代の子育て事情、親子の情愛も織り込むことに成功。
ベテラン絵本作家の筆がますます冴え渡ります。
ユーモアたっぷりのナンセンス絵本は、豊かな想像力を育てる初めの一歩にぴったりのコンテンツです。「ワケわかんないけど、なんか面白い」「こんなのあり得ない!」とツッコミを入れたり、「自分だったらこんな展開にしたい」と空想しながら、自由に楽しんでみてください。
◆書籍情報
書名:『あしにょきにょきときょうりゅう』
作・絵:深見春夫
定価:本体1,300円+税
判型:A4変型判/32頁/ハードカバー
ISBN:978-4-265-08159-2
対象年齢:3、4歳から
発売日:2018年9月8日
・岩崎書店ホームページ 書誌情報ページ
http://www.iwasakishoten.co.jp/news/n25987.html
・Amazon 書誌情報ページ
https://amzn.to/2wKog06
◆著者紹介
深見春夫(ふかみ・はるお)
1937年、東京都生まれ、福島県育ち。東北大学経済学部卒業後、10年間のサラリーマン生活を経て、イラストレーター、絵本作家に。主な作品に『そらとぶパン』『くもきちせんせい』「しりとりのくに』『ジグソーパズルのくに』『なぞなぞふしぎのくに』(PHP研究所)、『チョコレートのまち』『へんてこマンション』(佼成出版社)、『のびるのびーる』(教育画劇)『あしにょきにょき』『あしにょきにょきにょき』『せかいいちのぼうし』『じぶんでおしりふけるかな』『にがいおくすりのめるかな』(岩崎書店)などがある。
◆関連書籍
★大人気「あしにょき」シリーズ
第1弾
『あしにょきにょき』(1980年刊)
https://bit.ly/2NNmpy5
第2弾
『あしにょきにょきにょき』(2015年刊)
https://bit.ly/2wGFA5w
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