三好建正氏がサイエンス・アドバイザーに就任
気象予測の精度向上、異常気象メカニズム解明等を目指すALEのデータサービス事業を加速
「科学を社会につなぎ 宇宙を文化圏にする」をミッションに掲げる株式会社ALE(東京都港区、代表取締役社長/CEO:岡島礼奈、以下ALE)は、2020年4月1日、気象学の専門家である三好建正氏とサイエンス・アドバイザリー契約を締結しました。
ALEは、宇宙エンターテインメント事業として人工流れ星などを提供する予定です。またデータサービス事業として、人工流れ星等で培った衛星技術を活用して中層大気データを取得し気象予測に活用する計画です。そのデータを解析することで、気象予測の精度向上や異常気象のメカニズム解明への貢献を目指します。
三好氏は、日本を代表する気象学者の一人であり、特に数値天気予報の精度の要となる「データ同化」(シミュレーションを実際の観測データとつきあわせ、シミュレーションの精度を高める手法)の第一人者です。現在、理化学研究所 計算科学研究センター データ同化研究チームのリーダーを務め、従来とは桁違いのビッグデータを利用することで、予測が難しいとされてきた「ゲリラ豪雨」の予測速度および精度を大幅に向上させる等、開拓心に溢れた取り組みをされています。
ALEは、同社の“衛星観測による中層大気データ”と、三好氏の“気象学やデータ同化に関する深い知見”を活用し、データサービス事業化に向けて様々な検証を進めて参ります。
ALEは人類の持続的な発展に貢献することを目指している企業です。私たちの暮らす地球では異常気象が年々増加傾向にあり、毎年世界各地で甚大な被害をもたらしています。このデータサービス事業で気象予測の精度向上や異常気象のメカニズム解明に寄与し、まず地球環境の持続的発展に貢献してまいります。
■三好建正氏コメント
■取締役/COO 藤田 智明コメント
■三好建正氏プロフィール
2000年京都大学理学部卒業、気象庁入庁。2003年より 2 年間、人事院行政官長期在外研究員としてメリーランド大学に留学、2005年メリーランド大学より気象学博士号取得。気象庁予報部数値予報課技術専門官、メリーランド大学助教授を経て、2013年より理化学研究所計算科学研究センターデータ同化研究チームリーダー(現職)。現在、理化学研究所数理創造プログラム副プログラムディレクター、理化学研究所開拓研究本部主任研究員、メリーランド大学客員教授、京都大学大学院理学研究科連携教授、海洋研究開発機構招聘上席研究員などを兼任。2014年度地球惑星科学振興西田賞、2016年日本気象学会賞、2018年読売テクノフォーラムゴールドメダル賞など多数受賞。主な研究分野は、スーパーコンピュータを使った天気予報。シミュレーションと現実世界を結ぶ「データ同化」の第一人者として、スーパーコンピュータの膨大な計算と、世界中の気象観測データを結びつけ、天気予報の革新に挑む。
三好氏は、日本を代表する気象学者の一人であり、特に数値天気予報の精度の要となる「データ同化」(シミュレーションを実際の観測データとつきあわせ、シミュレーションの精度を高める手法)の第一人者です。現在、理化学研究所 計算科学研究センター データ同化研究チームのリーダーを務め、従来とは桁違いのビッグデータを利用することで、予測が難しいとされてきた「ゲリラ豪雨」の予測速度および精度を大幅に向上させる等、開拓心に溢れた取り組みをされています。
ALEは、同社の“衛星観測による中層大気データ”と、三好氏の“気象学やデータ同化に関する深い知見”を活用し、データサービス事業化に向けて様々な検証を進めて参ります。
ALEは人類の持続的な発展に貢献することを目指している企業です。私たちの暮らす地球では異常気象が年々増加傾向にあり、毎年世界各地で甚大な被害をもたらしています。このデータサービス事業で気象予測の精度向上や異常気象のメカニズム解明に寄与し、まず地球環境の持続的発展に貢献してまいります。
■三好建正氏コメント
衛星気象観測と気象予測に関する科学的なサイエンス・アドバイザーとしてALEに貢献する機会をいただき、大変光栄です。ALEが取り組む人工衛星プロジェクトは夢にあふれており、宇宙開発の未来を切り拓く可能性を感じています。地球や他の惑星の科学的理解を深め、気象予測の発展に寄与するビジネスを切り拓くALEの事業に対し、私がこれまで気象業務や科学研究を通じて培ったノウハウや知見等を提供したいと考えております。これにより、ALEが目指す新しい宇宙ビジネスの実現と、それによる科学の発展に貢献したいと思います。
■取締役/COO 藤田 智明コメント
三好先生をALEのサイエンス・アドバイザーとして迎え入れることができ、大変嬉しく思います。三好先生は、ビッグデータを活用し数値天気予報の分野に革新をもたらしている方です。我々は、三好先生のサポートを受け、データサービス事業が生み出す価値の具体化・検証を、より確実に進めていくことができます。そして、地球環境の持続的発展に貢献する、という目標に一歩近づいたことを、確信しています。
■三好建正氏プロフィール
2000年京都大学理学部卒業、気象庁入庁。2003年より 2 年間、人事院行政官長期在外研究員としてメリーランド大学に留学、2005年メリーランド大学より気象学博士号取得。気象庁予報部数値予報課技術専門官、メリーランド大学助教授を経て、2013年より理化学研究所計算科学研究センターデータ同化研究チームリーダー(現職)。現在、理化学研究所数理創造プログラム副プログラムディレクター、理化学研究所開拓研究本部主任研究員、メリーランド大学客員教授、京都大学大学院理学研究科連携教授、海洋研究開発機構招聘上席研究員などを兼任。2014年度地球惑星科学振興西田賞、2016年日本気象学会賞、2018年読売テクノフォーラムゴールドメダル賞など多数受賞。主な研究分野は、スーパーコンピュータを使った天気予報。シミュレーションと現実世界を結ぶ「データ同化」の第一人者として、スーパーコンピュータの膨大な計算と、世界中の気象観測データを結びつけ、天気予報の革新に挑む。
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