キャロウェイゴルフ、環境保全活動活性化を目指し、“共創”プロジェクトを新たに始動
鳥取県智頭町、芦津財産区議会、大学ゴルフ授業研究会、more treesとともに「未来へつなぐ森:共創プロジェクト」を推進
具体的には、「キャロウェイの森」での森林整備作業の体験や(森林の空間利用の一つとして智頭町が提供する)森林セラピー体験、生物多様性講座など、様々なプログラムを各大学のニーズに合わせて構築し、提供していきます。また参加した学生は、本プログラムを通じて学んだ地域課題等を次回参加する学生に継承していくと同時に、それぞれの視点で地域活性化につながるアイデア・企画を策定し、智頭町に提案を行っていきます。これらの知識やアイデアを蓄積していくと共に、多彩な視点からの地域課題解決の提案を行う体制を構築することで、未来の人材育成ならびに地域の活性化に貢献していきます。
キャロウェイゴルフ株式会社代表取締役社長のアレックス・ボーズマンは次のように語っています。「大学生が授業を通じてゴルフという”外遊び”に関心を持ち、そして、このプロジェクトを通じて、その“外遊び”には欠かすことのできない自然環境に目を向けるきっかけになることを期待しています。若い世代のアイデアや視点を積極的に引き出し、美しい自然を未来につないでいく活動を加速化していきたいと思います」。
キャロウェイゴルフでは、すべて(ALL)のキャロウェイゴルフの活動が、緑(自然環境)を守ることにつながること、そしてすべて(ALL)のステークホルダーと共に緑(自然環境)を守っていくことをコンセプトに、 “美しい自然環境を次世代につなぐ”ことを目指して「ALL FOR GREEN」プロジェクトを推進しています。本プロジェクトでは鳥取県智頭町の芦津渓谷において、多様性のある森づくりを行う「キャロウェイの森」を推進。また、ゴルフクラブやアパレルのリサイクル、製品に使用するプラスティック量の削減、そして廃棄予定のゴルフクラブの大学ゴルフ授業への寄付など、多岐にわたる活動に取り組んでいます。
その中、今回の「未来へつなぐ森:共創プロジェクト」の発足に伴い、若い世代を巻き込みながら多様性のある森づくりを推進、さらに多くのステークホルダーの方々と共に環境保護に取り組んでいくためのプラットフォーム化を目指していきます。
【智頭町について】
智頭町は鳥取県東部に位置し、岡山県北部に隣接する町面積の93%が森に囲まれた杉の町です。古くから因幡街道と備前街道が交差する要衝で、参勤交代の宿場町として、古くから林業の町として栄え、人を呼び、職を生み、文化を創ってきました。
【智頭町大字芦津財産区について】
智頭町大字芦津財産区は地方自治法上の特別地方公共団体です。地方自治法295条により智頭町財産区議会設置条例が制定され、その18条により、議員6名(任期4年)からなる智頭町大字芦津財産区を設けています。財産区有財産である山林の森林整備と造林、および自伐による間伐に伴う木材販売を主な事業としています。
【一般社団法人大学ゴルフ授業研究会について】
大学において教養体育科目としてゴルフを担当する教員を対象に、授業づくりに特化した研究を実施。大学ゴルフ授業担当者同士の交流促進と授業実践事例の蓄積をすすめ、大学体育への貢献を目指しています。
URL: https://daigaku-golf.org/
【一般社団法人more treesについて】
一般社団法人more trees(モア・トゥリーズ)は、音楽家 坂本龍一氏が創立し、建築家 隈研吾氏が代表を務める森林保全団体です。森と人がずっとともに生きる社会を目指し、「都市と森をつなぐ」をキーワードにさまざまな取り組みを行っています。
【「ALL FOR GREEN」とは】
“外遊び”をするための自然環境を保護し、健全な地球環境を次世代につなぐことを目指してキャロウェイゴルフが取り組むサステナビリティ活動。すべて(ALL)のキャロウェイゴルフの活動を、緑(自然環境)を守ることにつなげていくこと、そしてすべて(ALL)のステークホルダーと共に緑(自然環境)を守っていくことを目指しています。
URL: https://www.callawaygolf.jp/sustainability
【キャロウェイゴルフ株式会社について】
世界最大級のゴルフクラブメーカー、キャロウェイゴルフ・カンパニーの日本法人。「キャロウェイ」、「オデッセイ」のゴルフクラブ、ボール、アクセサリーなどの輸入、組立、卸売販売を行う。2018年以降は「オジオ」、「トラヴィスマシュー」、そして「ジャック・ウルフスキン」といったといったライフスタイルブランドの日本市場への投入を行う。2021年より「キャロウェイアパレル」を統合し、ゴルフアパレルの拡充を目指す。日本におけるカスタマーをリサーチし、開発された日本専用の製品をラインナップするなど、日本市場でのシェア拡大に注力している。
【「ALL FOR GREEN~”外遊び”の経験を次世代に~」の主な取り組み】
■ キャロウェイの森
森林保全団体である一般社団法人more trees(モア・トゥリーズ)とのパートナーシップに基づき、鳥取県智頭町と協働しながら森の多様性を取り戻す活動を行っています。鳥取砂丘につながる千代川の源流域において、植林や獣害対策等の取り組み、様々な樹種が混在する多様性のある森づくりを目指して整備を進めています。
■ RECYCLE(ハードグッズ)
キャロウェイ オンラインストアにて新規でゴルフクラブ(認定中古を除く)、およびパター製品(セール品含む)を購入していただく際に、お客様のお使いのクラブを下取りするサービスを提供しています。本サービスでは、キャロウェイゴルフのクラブやパターはもちろん、他メーカーのクラブやパターであっても直近3年以内に発売したクラブ・パターであれば下取りを行い*、新しいキャロウェイゴルフのクラブやパターをお求めやすくご購入いただけます。また、このサービスを通じて製品循環の促進に取り組んでいます。
*キャロウェイ オンラインストアのクラブ下取りサービスについて:
https://www.callawaygolf.jp/c/tradeIn
■ RECYCLE(アパレル)
衣料品・製品プラスティックのリサイクルプロジェクト「BRING」(株式会社JEPLAN)との連携により、アパレルの回収・仕分け・リサイクルに取り組んでいます。ポリエステルやナイロンの服は、高純度の原料にもどすケミカルリサイクルに、まだ着られる服は寄付やリユースへ回すなど、リサイクルシステムの構築を目指します。「キャロウェイ」、「トラヴィスマシュー」、そして「ジャック・ウルフスキン」の全国の直営店舗にて回収ボックスを設置し、キャロウェイ社製品以外のメーカーやブランドの服であっても、その質や状態にかかわらず回収することで、取り組みの拡大を目指しています。
■ プラスティック削減
ゴルフクラブに使用するプラスティック使用量の削減に加え、ゴルフクラブのグリップやヘッドに使用しているシュリンクラップ等の、バイオマスプラスティック*(植物度50%以上のシュリンクフィルム)への変換に取り組んでいます。これにより、環境に配慮した製品開発、および製品供給体制の構築を目指しています。
*バイオマスプラスティック:再生可能なバイオマス資源を原料に科学的、
または生物学的に合成することで得られるプラスティックのゴミを再利用して作った 固形燃料を使用することで森林伐採抑制にもつなげています。
■ 製品廃棄量の削減/ 廃棄予定のゴルフクラブを大学ゴルフ授業へ提供
日本ゴルフ用品協会を通じて、大学ゴルフ授業研究会に参画する各大学のゴルフ授業用に廃棄予定のゴルフクラブを提供する活動を行っています。本活動を通じてゴルフへの参加・体験機会をサポートし、次世代のゴルファーの開拓・育成につなげていくと同時に、製品廃棄量削減につなげ環境保全に貢献していきます。
■ 農業を通じた障がい者雇用/発展途上国における給食支援ならびに
森林資源の有効活用
障がい者雇用創出事業として、企業向け貸し農園 (埼玉県岩槻市/運営:株式会社エスプールプラス)に、「Callaway Farm」を2019年に開園しました。野菜作りを通じて、障がいのある方々が自分らしく長期的に安心して働くことができ、生産された野菜は健康促進のために社員に販売を行っています。そして、2022年1月1日には、特定非営利活動法人TABLE FOR TWO Internationalの理念に賛同し、この「Callaway Farm」で生産される野菜の販売を通じて、飢えに苦しむ子どもに給食を届ける取り組
みを行っています。給食の調理には、薪の代わりにおがくずなどのゴミを再利用して作った固形燃料を使用することで森林資源の有効活用にもつなげています。
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