海外で賞賛を受けるSF恋愛サスペンス『12ヶ月のカイ』のスピンオフ配信ドラマ『ソムニウム』俳優・塩野瑛久×映画監督・亀山睦実が魅せるヒューマノイドの未来
主演を務めるのは、『HiGH&LOW THE WORST』、『カラフラブル〜ジェンダーレス男子に愛されています。〜』等、話題作への出演が後を絶たず、独特の存在感で注目を集める俳優・塩野瑛久。
監督は『追いかけてキス』『マイライフ、ママライフ』等の亀山睦実が担い、登場人物たちの関係性における切なさや戸惑い、ヒューマノイドに対する胸が苦しくなるような情熱を、緻密にリアルに描いてゆく。
ヒューマノイドは果たして、人間同士の隙間を埋める存在に成り得るのだろうか。私たちが描かずにいられない未来とは?
■本作で描くのは、人間とヒューマノイドが共に暮らす未来の、少し前の話
本ドラマ『ソムニウム』は、映画『12ヶ月のカイ』のストーリーの前日譚として語られる。
唯一の愛する人を失った、世界最高クラスの人工知能開発の技術者、藤田醒(塩野瑛久)。まるで人間そのもののような美しいロボットを生み出す、ヒューマノイドデザイナーの与川冴弓(山本真由美)。ふたりが共にヒューマノイドを開発していく中で生じる葛藤は、決してシンプルな問題ではない。人間同士の愛か、ヒューマノイドへの夢か。短いストーリーながらも、「人間が本当に求めているものは何か?」という普遍的な問いを、この作品はあぶり出してゆく。
■夢、憧れから愛情へ… 人間は自らの感覚をアップデートできるのか?
『ソムニウム』の中で、開発者の藤田醒がPCH(パーソナル・ケア・ヒューマノイド、劇中に登場するヒューマノイドのこと)に抱いた感情は、最初は「ヒューマノイドを作る」ことへの純粋な興味と憧れだった。
しかし彼はやがて、PCHを「機械」としては認識できなくなり、「ヒューマノイド」という新しい種族として、接していくようになる。同様に、共同開発者の冴弓がPCHに抱く情熱にも並々ならぬものがあり、このふたりのPCHに対する態度の違いが、物語のクライマックスへとつながってゆく。
さらに、映画『12ヶ月のカイ』の中ではすでに製品化されたPCH・カイが登場する。カイは、キョウカという持ち主の女性の日常をケアしながら生活を共にするが、キョウカがカイに依存していくに連れて、ふたりの関係性は「持ち主とヒューマノイド」ではなく、人間の男女関係のように変化していく。そしてさらに、ヒューマノイド(機械)には成し得ないような事件が起こってしまうのだが…。
自分好みのヒューマノイドとの恋愛・同棲生活という物語には、一見甘い夢があるように思われるが、その先にある「人間自身のアップデート」に私たちは耐えうるのだろうか?
ドラマ『ソムニウム』、そして映画『12ヶ月のカイ』の2作品を通して、未来の私たち自身にも想いを巡らせてみたい。
■映画『12ヶ月のカイ』あらすじ・作品概要
WEBデザイナーのキョウカは、日常生活を共に送れるヒューマノイド「パーソナル・ケア・ヒューマノイド(通称:PCH)」のカイを手に入れる。キョウカとの会話を重ね、持ち主について徐々に学習していくカイ。キョウカはやがて、カイに「物として以上の感情」を持ち始める。
ある月、キョウカとカイは、人間とヒューマノイドの間に命を生みだしてしまう。彼らは「人間とヒューマノイド」なのだろうか。それとも、「女と男」になってしまったのか。
友人たちや母親との対話の中で、キョウカはひとりの人間の女性として、現実と本能の間で揺れ動きながらも未来を決めてゆく。
米・クイーンパーム国際映画祭’21 1st QTR 外国映画賞・監督賞にて金賞受賞
米・フェニックス映画祭・国際ホラー&SF映画祭 ノミネート
米・ジャパンフィルムフェスティバル・ロサンゼルス ノミネート
ほか、国内外映画祭に多数出品中
■オリジナルドラマ『ソムニウム』作品概要
公開日:2021年6月3日より毎週木曜22時に公開
※7月1日(木)以降は18時配信となります。
公開先:「LINE」アプリの「ニュースタブ」内
・シリーズ詳細ページ:https://news.line.me/issue/oa-vi-somnium/h3mgc5g8qyo0
・LINE公式アカウント友だち登録リンク:https://line.me/R/ti/p/%40oa-vi-somnium
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■『ソムニウム』キャストプロフィール
塩野 瑛久
1995年1月3日生まれ。ドラマ『GTO』でデビュー。その後も『獣電戦隊キョウリュウジャー』や『PRINCE OF LEGEND』映画『HiGH&LOW THE WORST』などに出演。現在放送中の『カラフラブル〜ジェンダーレス男子に愛されています。〜』にも出演している。
・Twitter:https://twitter.com/akihisa_shiono
・Instagram:https://www.instagram.com/akihisa_shiono_official/
山本真由美
1985年5月11日生まれ。兵庫県出身。
子役から役者をはじめ、宝隼也監督「あならにふさわしい」、行定勲監督「ナラタージュ」など数々の映画・ドラマに出演。父は落語家の桂米八で、「桂喬香」の名で落語家としても活動。
JFN「simple style-オヒルノオト-」毎週金曜レギュラーパーソナリティ出演中。
・Twitter:https://twitter.com/maumimi
・Instagram:https://www.instagram.com/mayumi_yamamoto.official/
■『ソムニウム』『12ヶ月のカイ』監督プロフィール
亀山 睦実
映画監督。
『12ヶ月のカイ』(2020)米クイーンパーム国際映画祭’21 1stQTR外国映画賞・監督賞にて金賞受賞、米フェニックス映画祭・国際ホラー&SF映画祭'21ノミネート、『マイライフ、ママライフ』(2020)第14回 田辺・弁慶映画祭 観客賞、Japan connects Hollywood 2020入選、『ゆきおんなの夏』(2016)第10回 田辺・弁慶映画祭 入選。
・Twitter:https://twitter.com/623duck
・Instagram:https://www.instagram.com/623duck/
■『ソムニウム』プロデューサー
浦野 大輔
映画配給会社から出版社など宣伝、PR、営業と様々な経歴を持つ。 また累計200作品の映画予告編の演出や、CM・PVからホログラム、プロジェクションマッピングなど、デジタルクリエイティブも手がける。本編のプロデューサーとしての代表作は、 ドラマ『TOKYO COIN LAUNDRY』、劇場版『パタリロ!』、日本で一番美しいビジュアルの映画を目指した 映画『いなくなれ、群青』。京都国際映画祭 プログラムディレクター、沖縄国際映画祭新人コンペティション審査員、JAPAN CUTS Hollywood 審査員も務める。 クリエイティブプロダクション ノアド 代表取締役、「日本映画に光を」のコンセプトに海外に日本映画を広めるフィルミネーション株式会社 取締役。
■『ソムニウム』クレジット
▼CAST
塩野瑛久
山本真由美
久保陽香
湯木優輝
土山茜
溝畑幸希
榎本桜
前野朋哉
▼STAFF
撮影:島大和
照明:酒井隆英
録音:内田達也
ヘアメイク:古口精樹
スチル:柴崎まどか
整音・音響効果:松野泉
助監督:福谷孝宏
制作:秋山友希、夏目大一朗、後藤龍馬
協力:糸木ペンネ、EIJI LEON LEE
衣装提供:somnium、LION HEART
ワンメディア:斎藤省平、宮里菜津子
Production Company:noadd Inc.
プロデューサー:浦野大輔、鈴木遥
監督・脚本:亀山睦実
■会社概要
【ノアド株式会社について】
本社所在地:〒151-0072 東京都渋谷区幡ヶ谷1-3-1 幡ヶ谷ゴールデンマンション801
代表取締役:浦野 大輔
URL :http://noadd.today/
【ワンメディア株式会社について】
本社所在地:〒153-0061 東京都目黒区中目黒1-9-3 ROJU NAKAMEGURO(受付3F)
代表取締役:明石ガクト
URL:https://onemedia.jp/
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