デコピン『二刀流ペットブラシ』新発売!犬猫用スリッカーブラシのストレスを軽減・熱中症対策にも使える『ダブルトリマー多目的ハンド』も発売
ペットサロンのプロのブラシも二刀流になる
商品の入手はこちら https://cools.jp/2024/02/16/decopin/
ライフサイエンスの研究で新たな製品を生みだす東京ファン株式会社(埼玉県川越市)は、ペットのケア(グルーミング)の時間を短縮し、ストレスを軽減する新製品を開発しました。今回発売する商品は、初心者でも使いやすいセット商品「デコピン 二刀流ペットブラシ」と、ペットサロンでプロが使う様々なブラシと組み合わせて使える単体商品「ダブルトリマー 多目的ハンド」の2種類です。
ペットと飼い主のストレス対策ブラシ
デコピン二刀流ペットブラシは、独自に開発した保湿ツールとペット用ブラシを組み合わせて、二刀流で使えるセットです。道具を持ち替える動作と時間が減るため、人間の作業のストレスを軽減するだけでなく、ペットのストレス対策にもなります。
デコピン二刀流ペットブラシは、そのネーミングから連想されるようなパロディ商品ではなく、最新の科学研究に基づいて、動物のケア中にみられる様々なリスク(ストレス、熱中症など)への対策のために、専門のドクターが開発した製品です。次のような対策にお使いいただけます。
ブラッシング時間の短縮と、ペットのストレス対策
スプレーの飛沫からペットを守り、怖がらせない対策
ペットをグルーミングする人の熱中症対策
ペットブラシは『二刀流』が理想形
人間のヘアを整えるスタイリストは、両手に道具を持って作業します。しかし、ペットのケアでは、ペットが不意に動き出すことがあるため、片手をペットの体に添えて作業します。このため、道具を取り扱える手は残りの片手しかなく、複数の道具を同時に持つことができません。このため、道具を持ち替える動作が頻発して、ストレスになる問題がありました。
そこで、道具そのものを二刀流にして、複数のツールを持ち替えることなく片手で使えるようにしました。この「片手二刀流」は、ペットブラシの新しい理想形を提案します。
ブラッシング液を安全に塗れるツール
このツールを使うことで、毛のもつれたところにブラッシング液を塗りながら、効率よくブラッシングすることができます。ブラッシング液を直接ペットにスプレーするのではなく、保湿ツールにスプレーしてから塗ります。このため、スプレーされることを嫌がるペットにも塗りやすくなります。また、スプレーの飛沫がペットの肺に入らないように安全に塗布できます。
いろんなブラシを二刀流にする保湿ツールを開発
プロ向けの単体商品「ダブルトリマー 多目的ハンド」は、市販のティッシュペーパーを簡単に取り付けることができ、保湿ツールとして使用できます。これを中指に掛けて、様々なブラシを持てば、片手二刀流で作業できます。これまで使い慣れたブラシが使えるので、プロのペットサロンでも使用できます。詳しくは、下記の動画をご覧ください。
わかりやすい実演デモ動画をご覧ください
この動画のように、本商品はいろいろなブラシと一緒に、二刀流で使うことができ、ブラシを持ち替えずに短時間でブラッシング液を塗ることができます。ブラッシング液で毛のもつれをほどけやすくして、ブラッシングにかかる時間を短くすれば、ペットに与えるストレスを減らすことが期待できます(詳しくは後述)。
初心者でも使いやすい『デコピン 二刀流ペットブラシ』
デコピン 二刀流ペットブラシは、上述の多目的ハンドに、初心者が使いやすい専用のブラシをセットにした商品です。この専用ブラシは、換毛期に大量に抜け毛が出る犬や猫に使いやすいブラシです。プッシュボタンでブラシから抜け毛を除去することができます。スキンケアや静電気を抑える使い方もできます。詳しくは上記の動画をご覧ください。
飼い主の熱中症対策
ペットを洗う浴室は湿度が高く、夏は熱中症のリスクが非常に高くなります。ペットには体温より低い温度の水をかけることで熱中症対策できます。しかし、衣服を着ている飼い主には、高湿度でエアコンのない浴室内では、熱中症対策が必要になります。そこで、本商品の多目的ハンドを使えば、首を保冷剤で冷やしながら、背中から風をあてて、作業の邪魔にならずに熱中症対策できます。詳しい実践方法は、下記の動画をご覧ください。
ツール開発の背景
動物が体表の手入れを自分でする行動を「グルーミング(Grooming)」といいます。本来は、犬や猫も、自己グルーミングにより体表の手入れを自ら行います。しかし、ペットとして品種改良される過程で、絡まりやすくて伸び続ける被毛をした品種が作出された結果、自己グルーミングだけではうまく手入れができないペット品種が増えました。これらのペット品種では、人為的なグルーミング作業(人間によるブラッシング等)がほぼ毎日必要です。
ペットのブラッシングでは、被毛の絡まり(これを「毛玉」と呼びます)をほぐすために「スリッカーブラシ」が一般的に使われています。このブラシは、先端が針金のように尖っており、引っ掛かると痛いため、スリッカーブラシを痛がるペットにとっては、グルーミングがストレスとなっていました。このため、なるべく苦痛の少ないブラッシング方法が動物愛護で求められています。
ペットのケアをするプロのグルーマーを育成する教育現場では、2005年の「動物の愛護及び管理に関する法律」の改正によって、ペットに対するストレスの少ないグルーミング方法が重視されています(堀井ら 2017)。グルーミング作業に時間がかかる未熟なグルーマーが施術をすると、ペットのストレスを増加させる傾向があることも報告されています(田所 2015)。このことは、道具を持ち替える時間を減らし、ブラッシング液で毛のもつれをほどけやすくして、ブラッシングの時間を短くすれば、ペットに与えるストレスを減らせる可能性を示唆します。
道具を持ち替える動作はストレスになりやすい
自分の歯の治療を受けたことがある方は、歯医者が道具を持ち替える音にストレスを感じた経験があるかもしれません。痛い施術をされるときは、道具を持ち替えられるたびに、次に何をされるのか緊張しがちです。ペットにとっても、ブラシが痛いときは、道具の持ち替えを気にする場合があります。また、飼い主にとっても、ペットの動きを押さえながら道具を持ち替える動作はストレスになりやすく、そのイライラがまたペットを不安にさせて悪循環に陥る可能性もあります。
ペットのストレス対策に
【道具を怖がるペットのストレス対策】
本商品を使うことで、ブラシと保湿液の2つを片手で使い分けできます。道具を持ち替える動作が必要なく、短時間で作業できるため、人間の作業のストレスを軽減するだけでなく、道具を怖がるペットのストレス対策にもなります。
【ブラシを痛がるペットのストレス対策】
ブラシが毛に引っ掛かって痛がるペットには、保湿ツールでブラッシング液をこまめに塗って毛をほぐしやすくすることで、ブラッシングの回数を減らしてあげることができます。ブラッシング液を人の手につけてペットに塗ると、爪(ネイル)でペットの皮膚を傷つける恐れがあるため、保湿ツールで塗ることをおすすめします。
【スプレーを怖がるペットのストレス対策】
スプレーを吹きかけられるのを嫌がるペットも多くいます。スプレーをしたときに、人間は息を止めて吸い込まないように判断できますが、ペットは人間のように息を止めることができません。スプレーから出る飛沫は鼻から肺に入りやすいため、飛沫が出ない保湿ツールを使って塗ってあげましょう。
スプレーをペットに吸わせてはいけない理由
犬や猫の体は、口から飲み込んで腸に入った物質を、いったん、解毒器官である肝臓を通過させることで、なるべく解毒(分解・代謝)してから、全身に循環させます。これを「肝初回通過効果」といいます。これに対し、ペットがスプレーを鼻から吸い込んで、肺で吸収された物質は、最初に肝臓を通過せずに、すぐ全身に循環してしまいます。このため、毒性が強く出る可能性があり、スプレーには注意が必要です。
この肝初回通過効果は、動物を扱うプロ(愛玩動物看護士、獣医師など)には知られていますが、一般の飼い主には知らない人が多く、「ペットが舐めても大丈夫な成分だから、吸っても問題ないだろう」と思い込んでスプレーしてしまう恐れがあります。リスクをなるべく避けるために、スプレーを直接吹きかけるときは安全性に十分注意することをおすすめします。
販売方法
ツールの使い方をよく理解して効果的にご使用いただくために、動画を見てから購入できる通販サイト(アマゾン等)での販売を予定しております。店舗での販売は動画の使用が困難なため当面は予定しておりません。
商品の入手については、東京ファン株式会社のウェブサイト: https://cools.jp/2024/02/16/decopin/
ブラシつき商品: デコピン 二刀流ペットブラシ
ブラシなし商品: ダブルトリマー 多目的ハンド
知的財産権に関する謝辞
この製品に係る知的財産権(特許権、意匠権、商標権)の取得及びライセンシングに関しては、公益財団法人埼玉県産業振興公社および埼玉県中小企業等外国出願支援事業補助金からのサポートを受けました。
会社概要
東京ファン株式会社は、熱中症対策研究所を前身とし、国立大学の教授や国の研究機関で研究部門長を務めた研究者によって2019年に設立されました。ライフサイエンスの研究分野における様々な最新の研究成果を日常生活の諸課題の解決に向けて製品化する事業を手掛けています。
東京ファン株式会社のウェブサイト https://cools.jp/
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