「営業=キツい」は本当? 営業職に「挑戦したくない」74%の本音と、経験者が語るリアル
実際に営業職を経験した240人のうち45%が「経験してよかった」と回答。

株式会社9E(本社:東京都、代表取締役:大日向 佑介)は、アイブリッジ株式会社が展開するセルフ型アンケートツールFreeasy(フリージー)を用いて、「営業未経験者の『営業職に対するイメージ』調査」(全国の営業職未経験者300人対象)および「営業職の『実態』に関する調査」(全国の営業職経験者240人対象)の2本のアンケートを実施しました。
「ノルマが怖い」「自分には合わない」「コミュニケーション能力がないと無理」
営業職にはこうしたネガティブなイメージが根強く存在します。しかし、実際に営業職を経験した人たちの声は、そのイメージとは大きく異なる実態を語っています。本記事では、2つの調査結果を対比しながら、「営業職のリアル」を可視化します。
■ 調査結果のポイント
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【未経験者のイメージ】 営業未経験者の多くがネガティブなイメージを保有。「自分には合わない(51.67%)」「ノルマが厳しい(40.67%)」が二大イメージとして突出
【就業意向】 営業職の実態を知った上でも、未経験者の約74%が「就業したいと思わない」と回答。魅力が「特にない」と答えた層も過半数(55.33%)に達する
【経験者の実態】 実際に営業職を経験した240人のうち45%が「経験してよかった」と回答。事前イメージより「良かった点」として「スキルが身についた(28.33%)」「給与が想定より高かった(22.92%)」「人間関係が良い(22.5%)」が上位に
【ギャップの構造】 未経験者が最も恐れる「ノルマ・人間関係・給与」の3点はいずれも、経験者から「思ったより良かった」と評価される領域と一致。イメージと実態の間に明確なポジティブギャップが存在する
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※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・ 引用元が「株式会社9Eによる調査」である旨の記載
・該当記事(https://www.9e-career.com/column/sales/article00149/)へのリンク設置
■ 調査サマリー
1. 営業未経験者の51.67%が「自分には合わない」と回答。ネガティブイメージが複合的に絡み合う実態
営業職に対して現在どのようなイメージを持っているかを聞いたところ(最大5つ選択)、最多回答は「自分には合わない(51.67%)」となり、約半数以上が自分自身との適性ミスマッチを感じていることが明らかになりました。続いて「ノルマが厳しい(40.67%)」「精神的にキツい(33%)」「人間関係のストレスが大きい(27.33%)」と、ネガティブなイメージが上位を独占する結果となっています。
自由記述でも、「ノルマが厳しくて精神的にやられそう」「コミュニケーションが得意でないと続かない」「絶対にやりたくない」など、強い拒否感を示す声が多数寄せられました。特に「ノルマのために自分のプライベートや心が潰されそう」という具体的かつ感情的な記述も見られ、ノルマへの恐怖感が単なる「大変さ」の認識にとどまらず、人格的な消耗や支配への恐れとして内面化されていることが示唆されます。
また、「体育会系(15%)」「若いうちしかできない(6.33%)」「泥臭い(6.67%)」といった固定的なステレオタイプも存在し、ネガティブイメージが複数の側面から複合的に形成されていることがわかります。

2. 営業職をためらう最大の理由は「ノルマへの恐怖(36.33%)」。一方で、約3割は「特にためらう理由がない」という潜在層も存在
営業職に就くことをためらう理由(最大3つ選択)として、「ノルマが怖い(36.33%)」が首位となり、「自分には合わなそう(36%)」がほぼ同率で続きました。「人間関係のストレス(26.67%)」も4人に1人以上が選択しており、対人関係への不安も根強く残っています。
注目すべきは、「特になし(28%)」が4番目に多い回答となった点です。明確な忌避理由を言語化できない層、あるいは比較的フラットな印象を持つ層が約3割存在することを意味しており、適切なアプローチ次第で就業意向を引き出せる潜在的な開拓余地があると考えられます。

3. 営業職の魅力が「特にない」と答えた未経験者は55.33%。給与の高さが唯一20%に迫る共感ポイント
もし営業職に就くとしたら魅力を感じる点(最大5つ選択)について聞いたところ、最多回答は「特に魅力を感じない(55.33%)」と過半数を超えました。これは就業意向の低さ以上に根本的な問題を示しており、営業職に対してそもそも「やってみたい」という動機付けが形成されていない状態と言えます。
魅力として挙げられた項目の中では「給与が高い(19.33%)」が最多であり、金銭的メリットへの期待が最も共感を得やすいポイントとなっています。「成果が数字でわかりやすい(11.67%)」「キャリアの幅が広がる(11%)」「スキルが身につく(10%)」が続くものの、いずれも10〜12%程度にとどまっており、魅力の認知が全体的に低水準であることが浮き彫りになりました。

4. 実態を知っても約74%が「就業したいと思わない」。しかし経験者の45%は「経験してよかった」と評価
営業職の実態を知った上で挑戦してみたいと思うかを聞いたところ(未経験者調査)、「まったく思わない(60.67%)」と「あまり思わない(13%)」を合計した約74%が就業意向なしという結果になりました。
一方、実際に営業職を経験した240人に「営業職を経験してよかったと思うか」を聞いたところ、「経験してよかった(45%)」が最大勢力を占めました。未経験者の74%が「就業したくない」と回答していることと対比すると、実際に経験した人のほぼ半数が肯定的な評価をしているという大きな乖離が存在します。この数字の差こそが、営業職に対するイメージと実態の間に横たわるギャップの大きさを端的に示しています。


5. 経験者の約6割が「事前イメージとのギャップあり」。最大のポジティブなギャップは「スキルの習得」と「人間関係の良さ」
実際に営業職を経験してみて、事前イメージとのギャップを感じたかを聞いたところ、「大きくギャップがあった(17.92%)」と「少しギャップがあった(41.67%)」の合計で、約59.6%がギャップを経験していると回答しました。
では、何が「思ったより良かった」のでしょうか。事前イメージより良かった点(最大5つ選択)の1位は「スキルが身についた(28.33%)」で、続いて「給与が想定より高かった(22.92%)」「人間関係が良い(22.5%)」「成果が数字でわかりやすい(22.08%)」「顧客に感謝される(17.92%)」が20%前後で横並びとなっています。
特に「人間関係が良い(22.5%)」という結果は、事前イメージで「人間関係のストレスが大きい(38.33%)」が1位だったこととの対比で際立ちます。未経験者が最も恐れる「ノルマ・人間関係・給与」の三大懸念が、経験者から「思ったより良かった」と評価される領域と完全に重なっており、ネガティブイメージの多くが実態とは乖離した先入観である可能性を強く示唆しています。
経験者の自由記述でも「コミュ力が上がる」「メンタルが鍛えられた」「人とのつながりを強く感じられる貴重な仕事」「知らない人との接し方が楽になり、プライベートでも嫌いじゃなくなった」「チームワークや連携が必要な反面、成果が出た時の達成感は非常に大きい」など、入職前には想像しなかったポジティブな変化を語る声が多数寄せられました。



6. 経験者の26.25%のみが未経験者への就業を「勧める」。「どちらともいえない」が過半数を占める慎重姿勢
営業職を未経験者に勧めるかを聞いたところ、「勧める(26.25%)」は4人に1人程度にとどまり、「どちらともいえない(52.08%)」が過半数、「勧めない(21.67%)」が続く結果となりました。
Q4で「経験してよかった(45%)」と回答した人が多いにもかかわらず、他者への積極的な推奨に至らない背景には、「会社によってさまざまで異なるものだと理解した」「人による」「やり方によってはやりやすい」など、個人の適性や職場環境による差が大きいという経験知が働いていると考えられます。自由記述でも「売れた時には楽しいが、売れない時が続くとメンタルが落ち込む」「向いていないと最初から思っていたが、やってみて向いている可能性があることがわかった」など、一律には語りにくい複雑なリアルが語られていました。

■ まとめ
本調査を通じて、営業未経験者と経験者の間には、認識の上で明確な「断絶」が存在することが明らかになりました。未経験者の多くがネガティブなイメージを持ち、74%が就業意向を示さない一方で、実際に経験した人の45%が「経験してよかった」と評価し、スキル・人間関係・給与といった多くの側面で「思ったより良かった」という声が上がっています。
この断絶の根本にあるのは、正確な情報が届かないまま形成されたネガティブなイメージです。「コミュニケーション能力がないと無理」「ノルマで精神的に消耗する」といった先入観の多くは、実態とは乖離している可能性が高く、本来であれば営業職に適性を持つ人材が、イメージだけで入職の機会を逃しているとも考えられます。
経験者自身が「万人には勧めにくい」と感じており、ポジティブな口コミが生まれにくい構造も課題です。営業職の魅力を社会に伝えるためには、経験者による等身大のリアルな成長体験の発信と、ノルマの仕組みの透明化・段階的なサポート体制の可視化が、未経験者のイメージ変容に向けた最も効果的なアプローチになり得るでしょう。
■ 調査概要
調査①
調査名:営業未経験者の「営業職に対するイメージ」調査
調査対象:営業職の就業経験がない全国の男女
有効回答数:300名
調査方法:インターネット調査(セルフ型アンケートツール「Freeasy」を使用)
調査②
調査名:営業職の「実態」に関する調査
調査対象:営業職の就業経験がある全国の男女
有効回答数:240名
調査方法:インターネット調査(セルフ型アンケートツール「Freeasy」を使用)
<記事等でのご利用にあたって>
・ 引用元が「株式会社9Eによる調査」である旨の記載
・該当記事(https://www.9e-career.com/column/sales/article00149/)へのリンク設置
■ 株式会社9Eについて
株式会社9Eが運営する「9Eキャリア」は、「営業職特化型」の転職エージェントです。
求職者一人ひとりの志向性や経験に合わせ、営業職として中長期的なキャリアを見据えた伴走型の転職支援を行っています。
さらに、転職目的により専門的な転職支援を受けることができる特化型サービスを複数展開しています。
■特化型転職エージェントサービス例
・未経験からの営業職挑戦を支援する「9EキャリアACE」
・カスタマーサクセス職の転職を支援する「9Eキャリアカスタマーサクセス」
・インサイドセールス職の転職を支援する「9Eキャリアインサイドセールス」
・AI/SaaS業界の営業職の転職を支援する「9EキャリアAI・SaaSセールス」
・キャリアアドバイザー職の転職を支援する「キャリアアドバイザーAgent」
・人事職の転職を支援する「人事Agent」
■特徴
・年収アップ実績83%以上
・「特化型」ならではの専門性(企業/理解の深さ、専門的な面接対策)
・企業から直接声がかかるスカウト型の転職支援を提供
・キャリアアドバイザーが企業と求職者の両面を担当する一気通貫スキームでミスマッチを防止
・1名のキャリアアドバイザーが担当する求職者数を、15名以下に絞る徹底した伴走型支援で、内定獲得率72%以上
・Googleクチコミ4.9を獲得
【会社情報】
・運営会社:株式会社9E
・代表者:代表取締役 大日向 佑介
・コーポレートサイト:https://9e-hs.co.jp/
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