超高齢社会における糖尿病を持つ方々のより良い暮らしのために

簡単な操作性でご高齢の方も使い方を覚えやすいフルディスポーザブル穿刺器具アキュチェック®ピコを発売

ロシュDCジャパン株式会社

ロシュDCジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:服部記子、以下「ロシュDCジャパン」)は、採血用フルディスポーザブル穿刺器具アキュチェックピコを2023年8月30日より全国の医療機関に向けて発売します。

昨今、日本における総人口数は減少している一方、65歳以上の高齢者人口が総人口に占める割合は29.1%と増加傾向にあります1)。高齢で糖尿病をもつ方々も増加している中、糖尿病管理の簡易化が求められています。ご高齢の方にとっては血糖管理における穿刺器具の使い方を覚えること、また医療者においては糖尿病をもたれる方々がご自宅でいかに血糖測定を失敗無く継続的に行えるかということは日々悩まれている課題と捉えております。


今回新発売となるアキュチェックピコは、ご高齢の方の日々の血糖測定における困難な操作やストレスを低減し、安心してご自身で糖尿病管理をしながら暮らせるようサポートすることを目指しています。使いやすさを重視したフルディスポーザブルタイプの穿刺器具で、持ち運びしやすい形状です。ご高齢の方でも操作を覚えやすく、医療者にとっても、操作をご指導いただきやすい穿刺器具となっています。


仕様上の工夫としては、操作性を可能な限り簡易化しました。ボタン操作は一切無く、ランセット本体を指にスタンプのように押し当てることで血液を採取できる仕組みになっています。自然と指に押し当てる使用方法により、穿刺の操作が安定し、その結果、穿刺失敗のリスクおよび痛みの軽減が期待されます。穿刺時以外は針の露出がなく、使用後は穿刺器具を丸ごと廃棄できますので、針刺し事故や感染リスクに配慮が必要な病棟使用にも適しています。針の深さは、浅型の0.7㎜と深型の1.4㎜の2種類を揃えており、患者さん毎の皮膚の状態やニーズに適した仕様を選んでもらうことが可能です。







販売名:アキュチェックピコ 0.7㎜(左)と1.4㎜(右)


増加する高齢者において糖尿病は認知機能やADL2)低下、サルコペニア3)などのリスクを増大させる危険因子となること、高齢者糖尿病では無自覚性をはじめとした低血糖を起こしやすいという報告があります4)。

ご高齢で糖尿病を持つ方々においてはADLや認知機能のレベルなどが様々であり、インスリン療法と並行して細かい操作が多い血糖測定を継続することは日々の負担が大きく、困難な場合もあります。本品の導入によって、ご高齢の方をはじめとした糖尿病を持つ方々において少しでも日々負担が軽減され、治療の継続につながり、低血糖の早期発見や対処等、糖尿病管理に活かされることを願っております。


  1. 統計トピックスNo.129 (総務省統計局)

  2. ADL(Activities of daily living):日常生活を送るための活動の能力

  3. サルコペニア:高齢になるに伴い、筋肉の量が減少していく現象

  4. 田丸新一, 鈴木亮, 臨牀と研究 99(3): 377-384, 2022.


■アキュチェックピコの主な仕様
一般的名称:単回使用自動ランセット

販売名:アキュチェックピコ

クラス:クラスⅡ 管理医療機器 

認証番号:305AFBZX00036000

針の太さ(ゲージ):30G

針の深さ:0.7mm(ピンク)・1.4mm(ブルー)

包装規格: 30本入(1箱)                        


■ロシュ・ダイアベティス・ケアについて
ロシュ・ダイアベティス・ケアは、40年以上にわたり革新的な糖尿病関連製品とサービスを世界に先駆けて開発して参りました。世界100カ国 を超える国々で 4,500 人以上の従業員が、糖尿病およびそのリスクのある方々が日々の負担から解放され、血糖管理の目標を達成できるようサポートします。個々のニーズに合わせてデータを活用する統合的な糖尿病マネジメント(iPDM: integrated Personalized Diabetes Management)」のグローバルリーダーとして、革新的で持続可能なソリューションを糖尿病に関わるすべての方々へ提供できることを目指しています。また、CGM(Continuous Glucose Monitoring:持続血糖測定)やインスリンポンプ、その他デジタルソリューションを活用し、Accu-Chek(www.accu-chek.com)や、mySugr(www.mysugr.com)ブランドのもと、デバイスとデジタルを連携させることでオープンエコシステムの構築を図っています。患者中心の、より効果的な個別化治療の価値を提供するため、糖尿病治療に必要なデータのより深い理解や分析を可能にします。2017年より、mySugrは世界的に最も活用されている糖尿病管理アプリとしてロシュ・ダイアベティス・ケアに参入いたしました。

ロシュDCジャパン株式会社(https://www.accu-chek.jp)は、ロシュ・ダイアベティス・ケアの日本法人です。糖尿病を持つ方はもとより、介護者、医療従事者、行政など、すべての関係者へiPDMの革新的なソリューションを提供することで、糖尿病とともに生きる人々の日々の負担低減に貢献し、昼夜を問わず安心して生活できるようサポートします。

■ロシュグループについて
ロシュ(www.roche.com)は、1896 年にスイスのバーゼルで医薬品メーカーの先駆けとして設立され、バイオテクノロジーおよび診断薬分野においてグローバルリーダーに成長しました。世界中の人々の生活の向上に寄与する医薬品や診断薬の開発のために最先端の科学を追求しています。ロシュは個別化医療のパイオニアとして、ヘルスケアによっていかにより大きなインパクトを創出するか追求しています。多くのステークホルダーと共同し、医薬品と診断薬両方の分野における強みを融合させ、すべての方々により良い治療をご提供できるよう貢献します。

また、ロシュは、長期的視野を追求したあらゆる取り組みが評価され、DJSI(The Dow Jones Sustainability Indices)において、13年連続製薬業界で最も持続可能な企業の1つに選定されています。これには、ロシュが各国の現地のパートナーと協力して医療アクセスを向上させるための取り組みも反映されています。

米国の Genentech は、ロシュグループ の完全子会社です。また、ロシュは中外製薬の筆頭株主です。

■本件に関するお問い合わせ先
ロシュDCジャパン株式会社 ストラテジー&マーケティング部 

TEL: (03)6634 -1114 (代表)

E-mail: charlene.sng@roche.com


JP-595                    ACCU-CHEK およびアキュチェックはRoche の商標です。

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ビジネスカテゴリ
医療・病院医薬・製薬
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会社概要

ロシュDCジャパン株式会社

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URL
https://www.accu-chek.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス15F
電話番号
03-6634-1114
代表者名
服部 記子
上場
未上場
資本金
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設立
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