まちづくりアントレプレナーキャンプ「S-GATEWAY」の募集を開始

事業の創出と社会課題解決のリアルに触れる実践的プログラム

一般社団法人アーバニスト

2024年4月22日 08時30分

　シティラボ東京（東京都中央区京橋、運営：一般社団法人アーバニスト、代表理事：中島直人）と一般社団法人GBPラボラトリーズ（東京都中央区日本橋、代表理事：瀧口直人）は、2024年8月〜9月にかけて、学生・U30世代を対象に、事業の創出と社会課題解決の両立に向けたあり方を学ぶ実践的プログラム「S-GATEWAY」の応募を開始しました。

【特設サイト】https://www.s-gateway.jp

「S-GATEWAY」の位置付け

　本プログラムは、東京都で開始された「多様な主体によるスタートアップ支援展開事業（TOKYO SUTEAM）」の協定事業者である東京建物株式会社が推進するYNK（八重洲・日本橋・京橋）エリアのイノベーション・エコシステム強化を目的としたプロジェクト「SYNK」の一環として行います。

　具体的には、学生・若者を主な対象とし、社会課題解決・事業創出に向けた機運醸成を意図したプログラムを提供することで、スタートアップ創出に向けた裾野の拡大（Spread）を行います。また、「TOKYO SUTEAM」協定事業者やプログラムパートナーとの連携によるサイドイベントを通し、スタートアップの成長支援（Scale）やエコシステムの強化（ Synchronize）を推進していきます。

「S-GATEWAY」の特徴

　本プログラムは、地域で環境問題に挑むグローカルリーダーを育てる一般社団法人GBPラボラトリーズ（以下、「GBP」）と、持続可能なまちづくりのためのビジネス創出を支援するシティラボ東京（以下、「CLT」）の共同で運営されます。GBPラボラトリーズが持つプログラム「Green Business Producers」の運営ノウハウやフィールドとのネットワーク、CLTが持つまちづくりやサステナブルビジネスのネットワークを生かした内容としています。

　核となるプログラム「まちづくりアントレプレナーキャンプ」では、実践者との出会いやフィールドでの体験を通して、事業創出の「リアル」に触れる「Input×Feel×Work」の機会を提供します。プログラム終了時には、社会課題の解決と事業創出を一体で考える「グリーンビジネス感覚」と、そのために多様な関係者の強みを活かしながらビジネスを行う「連携によるパワー」が「自分ごと」になっている状態を目指します。

Input：社会課題の解決と事業創出を両立する多種多様な社会起業家による講義を通し、「ゼロイチ」を形にするためのヒントやスキル、思想に触れます
Feel：フィールドワークにより、現地で活躍するプレイヤーとの体験、現地ならではの体験を通し、地域に根ざす感覚や地域で循環するビジネスの誕生など、社会課題に取り組む必然性を体感します。
Work：ふりかえりワークショップで講義やフィールドワークの成果を「自分ごと」へ消化、さらに仲間と共有することで構想の明確化や新たなヒントとの出会いなど、ネクストステップに向けた機運を醸成します。その過程で得られた仲間との出会いも将来の財産となります。

　さらに、本プログラム実施期間の前後にかけて、社会課題と事業創出に興味を持つ方を対象とした多様な実践者との対話の場、ネクストステップを目指す修了生に向けたスタートアップに向けたフォローアップの場としてサイドイベントを開催し、「TOKYO SUTEAM」としてのエコシステム形成につなげていきます（サイドイベントはキャンプ受講生に限らずプレ登録をいただけば参加可能です）。

講師およびフィールド

講師：U30での起業や、グローバルに活躍されている方など、さまざまな文脈でビジネスに取り組まれている講師により、社会課題の解決に向けた想いと事業創出のリアルに触れます。

田島颯氏［暮らしの交通株式会社代表取締役社長］（U30起業、交通、地域循環等）
カルロスメレン氏［GOOD COFFEE FARMS株式会社代表取締役］（フェアトレード、ゼロウェイスト等）
小池克典氏［一般社団法人インパクトスタートアップ協会副事務局長］（イントレプレナー、官民連携等）

フィールド：実際に地域で活躍されている起業家はどの様にビジネスを生み出しているのか、地域とのつながりや循環など、リアルな現場の温度感を肌で感じます。

神奈川県小田原市（サステナブルビジネスの心得）

香川県三豊市（ベーシックインフラ街づくり）　※4/22時点の記載に誤記がありました、大変失礼いたしました。

実施概要

名称：まちづくりアントレプレナーキャンプ「S-GATEWAY」

日時：2024年8月18日（日）※オリエンテーション〜9月28日（土）※発表会

※各実施日は前掲の図参照、サイドイベントは随時公開

場所：シティラボ東京（ハイブリッド対応）＋フィールドワーク（小田原市・三豊市）

定員：15名（定員を越える応募があった場合は審査の上で選考）

参加費：無料（ただし現地までの交通費は自己負担、現地での移動・宿泊等は無料）

主催：シティラボ東京（運営:一般社団法人アーバニスト）、一般社団法人GBPラボラトリーズ

対象者・応募要件

起業に関心がある、イントレプレナーを考えている、新しい事業に挑戦したいU30（30歳未満）
「対話」を通じながらビジネスを共創していくことに理解があり、また学習を深める意志があること
全プログラムを受講する強い意志があること
使命感や主体性を持って取り組める社会課題やその意義、グリーンビジネスを探究する強い意志があること

※起業準備フェーズ、想定する起業の規模等は問いません。必要なのは「社会を変えたい」という強い思いです。

申込み方法

特設サイトより「プレ登録」をお願いいたします。本申込に向けた情報、サイドイベント、耳より情報などおをお届けします。

特設サイト：https://www.s-gateway.jp

※FB、X(twitter)でも最新情報を随時お知らせいたします。

　Facebook：https://www.facebook.com/citylabtokyo/

　X(twitter)：https://twitter.com/citylabtokyo

シティラボ東京

「持続可能なまちづくりのためのビジネス創出に向けた参加型プラットフォーム」として、コワーキング機能とカンファレンス機能からなる空間の提供に加え、SDGsやESG投資、テクノロジーなど多様なアプローチから、まちづくりやビジネスの変革に関わるトークセッションや実践型研修などの各種プログラムを企画。会員間の交流やサステイナビリティ特化型ベンチャーコミュニティの立ち上げなどを通してセクターを超えたコラボレーションの促進を図る。

【施設概要】

所在地　：東京都中央区京橋3丁目１−１

　　　　　（東京スクエアガーデン6階京橋環境ステーション内）

開業　　：2018年12月

面積　　：約300㎡

収容人数：最大120名程度

営業時間：平日9:30〜18:00（貸切の場合21:00まで）

企画者　：東京建物株式会社

運営者　：一般社団法人アーバニスト

連絡先　：TEL 03-3241-7071

ＵＲＬ　：https://citylabtokyo.jp

一般社団法人アーバニスト