千葉市(東京湾)にてドローンレベル3飛行による医薬品配送実証実験を実施
株式会社エアロジーラボ(本社 大阪府箕面市如意谷1-12-26、代表取締役 谷紳一、以下AGL)は、千葉市にて実施された、レベル3飛行による医薬品配送実証実験に、機体提供および機体運航者として参画致しました。
■内容
本実証では、日本調剤谷津薬局にて交付された医薬品を、千葉市にある高齢者施設「プレザンメゾン美浜」まで、ドローンを使って配送致しました。往復約25kmのルートにおいて、目的地では医薬品をウインチを用いて積み下ろしし、無着陸で離陸ポイントまで帰還するというオペレーションを行いました。
詳細:エアロダインジャパン ウェブサイト
(https://aerodyne-japan.com/2024/07/14/chiba-drugdelivery/)
〈ウインチを搭載したAeroRange G4-S〉
■当日の状況
当日は海風が強く吹くなど、良好とは言えないコンディション下でしたが、飛行時および荷物降下時にも安定して飛行できることが確認できています。
〈目的地(医薬品リリースポイント)上空〉
■今後の展開
エアロジーラボの開発するエアロレンジシリーズは、エンジンジェネレーターを搭載したハイブリッド型であり、3時間を超える飛行時間が特徴です。その性能が、今回のような、ウインチを使った医薬品の配送オペレーションに活用できることが技術的に検証されました。この他に、別のデバイスへの応用、測量や点検などの用途でも技術実証を重ね、社会的意義の高いモビリティとして、幅広く活用していただけることを目指してまいります。
〈ウインチを用いて荷物を降下させる様子〉
【機体の概要】
名称:AeroRange G4-S(マルチローター型ハイブリッドドローン)
最大飛行時間:200分(3.0kg搭載時:150分)
最大ペイロード:7.0kg
サイズ:1,280mm(ローター間)
乾燥重量:12.3kg
Webサイト:https://aerog-lab.com/ お問い合わせ:support@aerog-lab.com
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