イオンタウンふじみ野の除草など軽作業を障がい者施設が業務受託埼玉県ふじみ野市

商業複合施設の人手不足解消と障がい者の雇用創出の実現

株式会社リハス

2023年7月31日 16時47分

株式会社リハス（本社：石川県金沢市　代表取締役岩下琢也）は、2023年7月3日（月）より、イオンタウン株式会社（本社：千葉県千葉市　代表取締役社長加藤久誠）が運営する埼玉県ふじみ野市のショッピングセンター「イオンタウンふじみ野」内の就労継続支援B型事業所「リハスワークふじみ野」にて、当イオンタウンより受託した業務を開始いたしました。業務内容は当イオンタウン内の除草、きゃらくるカート（当イオンタウン内で利用できるキャラクターを使用した買い物カート）の洗浄、館内観葉植物の手入れです。

※就労継続支援B型事業所：障害者総合支援法に基づくサービス。通常の事業所への就職が現時点で困難な障害者の方へのサポートを行う。

障がい者の就労に関する現状

2023年1月、厚生労働省より企業に義務付けられる障がい者雇用率を現在の2.3%から段階的に引き上げ、2026年には2.7%にすると発表がありました。また、2024年4月には障害者総合支援法改定も決まっております。超少子高齢化により、生産人口不足である昨今、障がい者の就労に関してや、障がい者が活躍できる社会づくりは、日本において大きな課題であると言えます。

しかし、一般的に就労継続支援B型事業所は賃金が低額（全国平均16,507円　令和3年厚労省調べ）で、その先の一般就労への移行を目指している人々にとって、サスティナブルに働く環境が整っていない現状があります。

イオングループ商業施設への就労継続支援B型事業所「リハスワーク」開設の背景

弊社が運営する就労継続支援B型事業所「リハスワーク」は平均工賃5万円以上を目指し、「障がいがあっても地域を支える」の実現を目指す事業所です。18歳以上の精神障害、知的障害、身体障害をお持ちの方を対象に、国産の木材を使ったものづくりや菓子製造、また、地域の企業様から委託した仕事など、個人の得意なことや強みを生かしながらできる仕事を提供しており、全国に展開しております。

弊社はイオングループが掲げる「障がい者の方々が自己の可能性に挑戦できる企業に」との目標に共感し、2022年4月にイオングループ内で初となる、イオンタウンふじみ野施設内に当事業所を開所しました。その後、同年11月富山県砺波市、翌年4月石川県小松市のイオングループ商業施設内にリハスワークを開所してまいりました。