「第13回科学の甲子園全国大会」神奈川県代表栄光学園高等学校が優勝
「科学の甲子園全国大会」は、科学好きの裾野を広げるとともに、トップ層の学力伸長を目的として創設され、全国の高校生等が学校対抗で科学の力を競います。本大会の各都道府県における代表選考には、704校から8,042人のエントリーがありました。選抜された47の代表校は、1、2年生が6~8人でチームを組み、科学に関する知識とその活用能力を駆使してさまざまな課題に挑戦しました。
筆記競技と3種目の実技競技の得点を合計した総合成績により、神奈川県代表栄光学園高等学校が優勝、東京都代表筑波大学附属駒場高等学校が第2位、岐阜県代表岐阜県立岐阜高等学校が第3位となりました。そのほか、産学官の連携による科学技術系人材育成を推進する企業賞を含む、全ての成績については以下をご参照ください。
「第14回科学の甲子園全国大会」は、令和7年3月下旬に、茨城県つくば市で開催される予定です。
JSTでは、発達段階に応じて才能を伸ばせるよう体系的な人材育成に取り組んでいます。今後も「科学の甲子園全国大会」を始めとする事業の実施を通じて、科学好きの裾野を広げ、生徒が才能を十分に発揮し、切磋琢磨する機会を提供していきます。
大会の概要など詳細は下記ホームページをご参照ください。
URL: https://koushien.jst.go.jp/koushien/
「第13回科学の甲子園全国大会」成績 一覧
総合成績 優勝 文部科学大臣賞 ETS Japan賞:栄光学園高等学校(神奈川県)
総合成績 第2位 科学技術振興機構理事長賞 日本理科教育振興協会賞:筑波大学附属駒場高等学校 (東京都)
総合成績 第3位 茨城県知事賞 SHIMADZU賞:岐阜県立岐阜高等学校 (岐阜県)
総合成績 第4位 つくば市長賞 旭化成賞:神戸大学附属中等教育学校 (兵庫県)
筆記競技 第1位 スカパーJSAT賞:栄光学園高等学校(神奈川県)
筆記競技 第2位 内田洋行賞:久留米大学附設高等学校 (福岡県)
実技競技① 第1位 トヨタ賞:宮崎県立宮崎西高等学校 (宮崎県)
実技競技① 第2位 ケニス賞:佐賀県立唐津東高等学校 (佐賀県)
実技競技② 第1位 UBE三菱セメント賞:神戸大学附属中等教育学校(兵庫県)
実技競技② 第2位 テクノプロ賞:岡山県立岡山朝日高等学校 (岡山県)
実技競技③ 第1位 学研賞:福井県立藤島高等学校 (福井県)
実技競技③ 第2位 ナリカ賞:佐賀県立唐津東高等学校 (佐賀県)
企業特別賞 帝人賞:洛南高等学校 (京都府)
企業特別賞 日本科学協会賞:東大寺学園高等学校 (奈良県)
企業特別賞 ジー・サーチ賞:広島県立広島高等学校 (広島県)
総合成績 第5位:福井県立藤島高等学校 (福井県)
総合成績 第6位:佐賀県立唐津東高等学校 (佐賀県)
総合成績 第7位:東大寺学園高等学校(奈良県)
総合成績 第8位:島根県立松江北高等学校 (島根県)
総合成績 第9位:千葉県立東葛飾高等学校(千葉県)
総合成績 第10位:久留米大学附設高等学校 (福岡県)
<科学を支え、未来へつなぐ>
例えば、世界的な気候変動、エネルギーや資源、感染症や食料の問題。私たちの行く手にはあまたの困難が立ちはだかり、乗り越えるための解が求められています。JSTは、これらの困難に「科学技術」で挑みます。新たな価値を生み出すための基礎研究やスタートアップの支援、研究戦略の立案、研究の基盤となる人材の育成や情報の発信、国際卓越研究大学を支援する大学ファンドの運用など。JSTは荒波を渡る船の羅針盤となって進むべき道を示し、多角的に科学技術を支えながら、安全で豊かな暮らしを未来へとつなぎます。
JSTは、科学技術・イノベーション政策推進の中核的な役割を担う国立研究開発法人です。
すべての画像