Intellect、エムケイホールディングス従業員向けにメンタルマネジメント・ソリューション・サービス「Intellect」の提供を開始
従業員のメンタルマネジメントを図り、更なるサービス品質の向上を図る
Intellect Japanは、エムケイの各従業員に対して、「ウェルビーイング診断プログラム」、「セルフケアプログラム」、「コーチングプログラム」を通して、個々の従業員が抱える「悩み」や「メンタルウェルビーイング課題」に対する解決策を提供するほか、エムケイHDに対して、導入各部門単位のウェルビーイング状態のデータ提供を行うことで、エムケイが掲げる「愛とまごころあふれるおもてなしで、関わるすべての人のハートをあたたかくし、彩りある社会の実現」とウェルビーイング経営の実現をサポートしてまいります。
■ 「カスタマーハラスメント」により「ストレス」や「不安」を感じる交通運輸・観光サービス産業
全日本交通運輸産業労働組合協議会(交運労協)が2021年11月に発表した「悪質クレーム(迷惑行為)アンケート調査」報告書によると、交通運輸・観光サービス業従事者の46.6%が直近2年以内に利用者から迷惑行為を1回以上受けていることが明らかになりました。また、迷惑行為を受けたことで、46.5%が「軽いストレスを感じた」と回答し、46.5%、「強いストレスを感じた」と回答しています。
同調査によると、これらの迷惑行為に対して企業側が対策を行なっていないと回答した割合が39.5%であることに加え、72.0%が専門的に相談できる人が必要と回答しており、被害を受けた交通運輸・観光サービス業従事者は、迷惑行為による「ストレス」や「不安」を抱えながら、安全第一が求められる人員、貨物輸送を行なっている実態となっています。
また、タクシードライバーの勤務形態の多くは隔日勤務かつ、深夜や早朝などの時間帯も含め、長時間勤務となる傾向があり、長時間労働及び、同じ空間での長時間勤務もストレス要因となっております。これらに加え、タクシードライバーの平均年齢は60歳と高く、必要な援助を求めることを潔としない世代も多いことから、体調面、精神面の問題を抱えていても顕在化しづらい傾向があります。
交通運輸・観光サービス業従事者がこのような状況に置かれている中、Intellect Japanでは、メンタルマネジメント・ソリューション「Intellect」の提供を通して、個々の従事者が抱える「ストレス」や「不安」の早期緩和を目指すほか、部門感のメンタル・ウェルビーイングの比較等による結果分析を企業に提供することで、交通運輸・観光サービス提供企業の従業員保護の取組みをサポートしてまいります。
■ メンタルマネジメントを通して「さらに安心安全なサービスの提供」へ
エムケイHDへの提供において、エムケイHDの代表取締役社長:青木信明氏は、「MKグループでは、他社に先駆け、タクシー配車アプリの導入、カーボンニュートラル実現に向けたタクシーのZEV化などサービス向上と業務効率化に取り組んでおり、お客様を安全かつ快適に目的地にお届けする上で、当社従業員の健康と幸福を確保することは、私たちにとって常に重要なことだと考えております。従来のタクシードライバーの労働環境では、メンタルヘルスをケアするための正しい知識とノウハウを身につけるためのリソースにアクセスすることが困難であったかもしれません。Intellect Japanとの提携により、当社従業員が自分の心の健康をよりよく理解しコントロールすることで、さらに安心安全なサービスの提供を行います」と述べています。
■ Intellect Japanが提供するメンタルマネジメント・ソリューションの特徴
特徴①
Intellectでは、利用企業従業員に対してアプリで行える「セルフケアプログラム&コーチング」を提供しており、利用者は、アプリダウンロード後の初期設定において、利用者が抱える「悩み」や「解決したいメンタル面の課題」を入力することで、利用者に適した「セルフケアプログラム」を提案致します。
特徴②
「セルフケアプログラム」には、多忙な利用者向けに5分程度で完了する「ミニセッション」と、解決したい課題に対して数日から2週間程度の時間をかけて解決方法を学ぶ「学習コース」の2つが用意されており、利用者が抱えるストレスマネジメント方法、不安・心配への対処方法、感情コントロール方法、睡眠の質を向上させる方法、人間関係改善方法、自己肯定方法等について利用者の都合に合わせたセッションもしくは、学習を行うことが出来ます。
特徴③
利用者は、「セルフケアプログラム」に加え、初期設定時で選択して頂いた利用者が抱える「悩み」や「解決したいメンタル面の課題」の解決に必要な「コーチング」をチャット及び、電話会議で24時間365日アクセスすることが可能です。また、コーチングを行うコーチ陣は、コーチングに関する専門的知識を有し、認定を得たコーチにより行われるほか、利用者は複数の認定コーチ陣の中から利用者に最も適したコーチを選択肢、コーチングを受けることが出来ます。
特徴④
Intellectでは、利用者が日々変化するメンタルコンディションを利用者自身が把握できるよう、アプリ起動時に表示される「気分」ボタンから利用者の「気分」を記録する「デイリーチェックイン」を提供しております。また、従業員のウェルビーイング改善を担当する部門または、役員は個々の従業員が実施した「デイリーチェックイン」で得たデータをもとに、従業員が所属する部門のウェルビーイングレベルやストレスレベルに加え、アプリの利用率並びに、コーチングセッションの利用率や利用時間を分単位で把握することができる「HRダッシュボード」も併せてご利用頂けます。従業員のメンタルコンディションに加え、利用率が可視化されることで部門毎のエンゲージメント状況やストレスレベルを担当部門や担当役員が把握することが可能になるほか、部門長を介して部門従業員へのコーチング利用の促進を促すことでメンタル不調が発生する可能性が高い部門の早期発見と重症化の予防対応が可能となります。
特徴⑤
Intellectでは、個人に関するデータにはゼロ知識証明の暗号化を施しており、利用者以外の第三者が利用者情報を閲覧出来ない仕様になっております。また、組織全体のメンタル状態に関するデータも個人を特定できない集約データとなっており、利用者のプライバシーが保護された状態でご利用いただく事が可能です。
特徴⑥
Intellectでは、導入企業の従業員の利用率を高め、発生しうる可能性があるメンタルコンディション不調の早期発見と重症化予防を目的に、導入企業内での運用サポートを行う選任担当者による導入サポートを実施しております。選任担当者は、導入企業ご担当者様へのヒアリングを通して、企業によって異なるニーズや要望に即した伴走型導入支援も併せて提供することで、導入ではなく、従業員の利用率向上に重きを置いたサポートを企業様に提供しております。
<<「Intellect Japan株式会社」について>>
Intellect Japan株式会社は、アジア最大のメンタルヘルス・ケアスタートアップで、シンガポールに本社を構えるIntellect Company Pte. Ltd.が100%を出資する日本法人です。Intellectでは、アジアを中心に20の国と地域の300万人以上の利用者に対して、14言語でメンタルマネジメント・ソリューションを提供しております。Intellect Japanでは、Intellectが提供するソリューションに加え、日本市場に適したサービス開発と提供、及び導入企業に対して、利用率向上を目的とした導入支援を行なっております。
会社名:Intellect Japan(インテレクト ジャパン)株式会社
所在地:東京都港区虎ノ門1-17虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー 15階
設立:2022年10月
代表取締役社長:セオドリック・ブライアン・チュー
<<「MKグループ」について>>
MKグループは、京都・滋賀・名古屋・名古屋を中心とするエムケイホールディングスグループ、大阪
・神戸・福岡を中心とするMK西日本グループ(青木義明代表)、東京エムケイ株式会社(代表取締役社長 松原京美)の3グループによって構成されます。MKグループの全国8都市でのタクシー・ハイヤー・バスの保有台数は2000台です。
<<「エムケイホールディングス株式会社」について>>
エムケイホールディングスグループは、1960年に京都で創業し、タクシーでもハイヤー並みの接客を目指し、丁寧で上質な接客、ハイグレードな車両、外国語対応が可能なドライバーの育成など、業界に先駆けた取組を積極的に行うエムケイ株式会社を筆頭に滋賀エムケイ株式会社、札幌エムケイ株式会社、名古屋エムケイ株式会社、エムケイ観光バス株式会社、エムケイ石油株式会社、ベストバリューエネルギー株式会社、それらの持ち株会社として2018年10月に誕生したホールディング会社であるエムケイホールディングス株式会社からなります。
会社名:エムケイホールディングス株式会社
所在地:京都府京都市南区西九条東島町63-1
設立:2018年10月
代表取締役:青木 信明
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