決済端末が与信の窓口に。Alliex、LOTTE FINANCEとベトナムの小規模事業者向けに、カード取引デ ータを審査に活用する簡易与信サービスを発表
店頭のPOS端末で与信枠の確認からクレジットカードの申込みまで。取引データを審査に活用し、返済は日々のカード売上から一定額を自動で充当
グローバルな決済インフラを提供するAlliex Vietnam(社長:Park Byounggun、以下Alliex)は、ベトナムの総合金融会社であるLOTTE FINANCE(社長:Kong Sung Sik)と共同で、ベトナムのカード加盟店および小規模事業者を対象とした簡易与信サービス「カード取引に基づく加盟店向け簡易与信」の提供開始を正式に発表しました。
■POS決済インフラと与信を組み合わせた新しいTechFinモデル
本サービスは、ベトナム国内のPOS決済端末網と加盟店の売上データを連携させ、取引とキャッシュフローのデータを与信審査とクレジットカードの発行に活用する仕組みです。従来の金融機関の比較的厳しい条件により資金調達が難しかった小規模事業者に、迅速かつ柔軟に資金を提供するモデルとして位置づけています。
両社は、ベトナムでの与信事業に関する複数社間の正式契約を以前に締結しており、その後データと技術の検証を進めてきました。今回、Alliexの与信専用アーキテクチャを正式に導入し、顧客を中心に据えた統合型の与信サービスを整えるとともに、ユーザー体験の向上を図りました。

■開発の背景
ベトナムの商業銀行では、小規模事業者がクレジットカードの利用枠を得る際に、財務状況を示す多くの書類と長い審査期間が必要となることが一般的で、資金へのアクセスの障壁となっていました。
■サービスの特長
1.店頭のPOS端末から申込み
Alliex POSを利用している加盟店は、店頭の端末で与信枠をその場で確認し、クレジットカードの発行をそのまま申し込めます。取引窓口へ出向く必要はなく、煩雑な書類手続きの代わりに、カード決済端末上の操作で手続きを進められます。
2.リアルタイムの決済データによる与信評価
明確な財務報告書がないために従来の金融機関を利用しにくかった、信用履歴の少ない小規模事業者にも、公正で適切な与信評価を受ける機会が広がります。Alliexの決済システムで発生する売上、取引頻度、キャッシュフロー関連の指標などのリアルタイムデータを、実際の事業状況を示す情報として活用し、審査と返済能力に見合った与信枠の判断を支えます。
3.売上に連動した自動返済
毎月の利用残高を事業者が自ら一括で支払うのではなく、店舗で日々発生するカード売上から一定額が自動的に返済に充てられます。一度に大きな資金を用意する負担を軽減し、延滞リスクも抑えられるため、事業者は運転資金を主体的に補うことができます。
■代表者コメント
Alliex Vietnam 社長 Park Byounggun
本サービスの核心は、決済インフラと取引データを組み合わせ、事業者ごとの資金の流れに応じた適切な与信枠と最適な返済方法の決定を支援する点にあります。金融商品の提供にとどまらず、決済端末を総合的な経営管理支援のプラットフォームへと発展させ、ベトナムにおける金融包摂の実現を進めてまいります。
LOTTE FINANCE 社長 Kong Sung Sik
Alliexの決済端末網と取引データにより、与信審査の効率を大きく高めるとともに、お客様に差別化された金融体験を提供できます。今後もニーズに合わせた金融ソリューションを広げ、ベトナムの事業者の安定した経営を支援してまいります。
【Alliexについて】
Alliexは、決済端末の共有化プラットフォーム(Shared Infrastructure)を通じて、銀行、決済事業者、そして加盟店を効率的に繋ぐフィンテック企業です。現在、インドネシアを中心にASEAN地域での決済インフラ改革を推進しています。
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