犬猫生活福祉財団、多頭飼育崩壊現場の支援を目的とした「基金」の設立を完了。助成先の公募を開始。
〜出資金は800万円に到達。最短数日での迅速な振込体制で、現場を強力にバックアップ~

一般財団法人犬猫生活福祉財団(本社:東京都新宿区、理事長:佐藤淳、以下「財団」)は、多頭飼育崩壊現場などへの緊急支援を目的とした「いのちのセーフティネット基金」(以下「本基金」)について、第一弾の出資金が800万円に達し、正式に設立を完了したことをお知らせします。
あわせて、本日6月1日(月)より、最前線で活動する動物福祉団体を対象とした助成先の公募を開始します。本基金は「必要な資金を必要な場所に早く届ける」ことを重視し、申請から振込までを数日〜1週間程度で実施する審査・振込体制を整え、現場の活動を強力にバックアップします。
応募フォーム https://forms.gle/7rzcCrB3BR3Ndb7K6
■本基金設立の経緯:深刻化する多頭飼育崩壊と「中間支援」の必要性
現在、各地で深刻な社会課題として顕在化しているのが「多頭飼育崩壊」の問題です。特に繁殖力の強い猫は、適切な不妊去勢手術が行われないまま放置されると、予期せぬスピードで増殖します。これは動物の飼育環境の悪化のみならず、飼い主さんの孤立・困窮や地域トラブルを招くなど、多面的な社会課題へと発展しています。
殺処分ゼロの実現には、事態が深刻化する前に介入し、不妊去勢手術によって「繁殖の連鎖を止める(蛇口を締める)」ことが不可欠です。最前線で活動する動物福祉団体さんや個人ボランティアの皆さんにとって、突発的に発生する手術費や搬送費の確保は大きな負担となっていると考えられます。
こうした現場を資金面から支える「中間支援」の仕組みが不可欠であると考え、4月に本基金を企画し、広く出資金の呼びかけを行いました。その結果、多くの個人・法人の皆さまからご賛同をいただき、出資金が800万円に到達し、本日、正式に基金としての運用を開始する運びとなりました。出資金については、引き続き、8月まで、法人からの寄付を募集しています。


■助成先団体の公募概要
本基金は、多頭飼育の現場、またはその恐れがある現場で活動する保護団体を対象に、「必要なときに、必要な資金を、必要な場所へ速やかに届ける」ことを最優先に運用いたします。
https://inuneko-fukushi.or.jp/information/safety-net-fund/
・公募開始日:
2026年6月1日(月)から随時
※本基金の原資の上限に達した場合、募集を終了または一時停止する場合があります。
・助成対象:
多頭飼育の現場、またはその恐れがある現場で活動する動物福祉団体
(特に飼い主が住民税非課税世帯や年金世帯など、経済的に手術費用の捻出が困難なケースを優先)
・支援内容:
不妊去勢手術費の助成:さらなる繁殖を食い止めるための最優先支援
緊急医療費の助成:劣悪な環境で罹患した疾患等の治療費
環境改善の物品費: 適正飼育を継続するためのフードや衛生用品費
・助成金額の上限:
50万円
多頭飼育崩壊レスキューの場合、「保護わんちゃん・猫ちゃんの頭数 × 1万円」を基準として算定・交付いたします。(事案の規模や状況に応じて、審査の上で最終的な金額を決定します)
・審査・送金:
専用フォームより応募いただいた後、随時審査を行います。審査は、財団外の第三者委員会を立ち上げ、厳正に行います。緊急性を考慮し、応募から助成金の振込まで、数日〜1週間程度でスピーディに実行いたします。
・応募詳細・フォーム:
https://forms.gle/7rzcCrB3BR3Ndb7K6
・本件に関する動物福祉団体からの問い合わせ先:
https://inuneko-fukushi.or.jp/contact/
■理事長 佐藤淳からのメッセージ
多頭飼育崩壊は、悪意のない孤立の中で発生してしまう悲劇です。この連鎖を止めるための不妊去勢手術等の活動は、一刻を争う「止血」の処置であり、何よりもスピードが命です。
日々、過酷な現場の最前線で、目の前のいのちを救うために奔走されている皆さまが、資金面の不安に直面することなく、救済活動に専念できる環境を少しでも支えたい。そんな想いで、この基金を設立しました。
多くの皆さまの善意によって託されたこの基金を、一頭でも多くのいのちを救うために、迅速に現場へ届けてまいります。
■一般財団法人犬猫生活福祉財団について
殺処分問題の解決とその先の動物福祉の向上のために、犬猫生活株式会社が設立人となって設立された財団です。群馬県前橋市に自営のシェルターと不妊去勢専門病院を設立。2023年より、ホームセンター内における「常設の保護猫譲渡施設」という新しい形態のシェルターの運営も開始しました。今後は不足している全国各地にシェルターを展開する予定です。また、当財団が主体で行う活動に加え、ボランティア求人サイトの運営や助成金の提供など他団体を支援する活動も行いながら、犬猫に関する社会問題の解決を目指します。
団体名: 一般財団法人犬猫生活福祉財団
代表者: 理事長 佐藤 淳
所在地: 〒162-0826 東京都新宿区市谷船河原町9-1 NBCアネックス市谷ビル6F
設立: 2021年9月1日
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