2024年度省エネ大賞受賞、環境性能に優れたICT装置用空調機「FMACS-Ⅵ」のラインナップを拡充
~通信機械室・電力室など幅広い用途に対応した新機種を発売、データセンターに対応した大容量帯機種の開発にも着手~
株式会社NTTファシリティーズ(本社:東京都港区 代表取締役社長 松原 和彦 以下、NTTファシリティーズ)は当社が開発、販売をしている環境性能に優れたICT装置用空調機「FMACS-Ⅵ」について、ラインナップを拡充し、通信機械室、電力室、データセンターなどの用途に対応します。中容量帯「FMACS-Ⅵ(M)」の上吹きタイプを2025年1月27日に販売開始するとともに、大容量帯「FMACS-Ⅵ(LL)」(仮称)下吹きタイプの開発に着手します。
1.概要
NTTファシリティーズは、通信機械室やデータセンター等のデジタルインフラの冷却を行うICT装置用空調機「FMACS®*1」シリーズの第6世代として、温室効果の低い冷媒R32をICT装置用空調機としては日本で初採用*2し、従来機に比べ年間消費電力量を20%削減した環境性能に優れた空調機「FMACS-Ⅵ(M)」を2023年12月より販売しています。FMACS-Ⅵ(M)は省エネ性能が評価され、2024年度省エネ大賞(省エネルギーセンター会長賞)を受賞*3しています。このたび、データセンターや電力室等のより多くの用途に対応するためFMACS-Ⅵのラインナップを拡充します。本製品の導入を進めることにより、地球環境への配慮をはじめとするお客様のニーズに応えるとともに、NTTグループが掲げる2040年カーボンニュートラルの実現及び、デジタルインフラのカーボンニュートラルに貢献します。
*1 「FMACS(エフマックス)」はNTTファシリティーズの登録商標です
*2 デジタルインフラのカーボンニュートラルに貢献するICT装置用空調機「FMACS-Ⅵ(M)」 の提供開始 ~消費電力量20%削減を実現、低温室効果冷媒R32を日本初採用~
(2023年12月04日 https://www.ntt-f.co.jp/news/2023/20231204.html)
*3 温室効果の低い冷媒R32をICT装置用空調機として日本初採用した 「FMACS-Ⅵ(M)」が2024年度省エネ大賞(省エネルギーセンター会長賞)を受賞
(2024年12月16日 https://www.ntt-f.co.jp/news/2024/20241216.html)
2.FMACS-Ⅵのラインナップ拡充
(1) 中容量帯「FMACS-Ⅵ(M)」上吹きタイプの販売開始
「FMACS-Ⅵ(M)」下吹きタイプに次ぐ第二弾として、通信機械室や電力室用の定格冷房能力20kWの「FMACS-Ⅵ(M)」上吹きタイプを2025年1月27日から販売開始します。本機種は、室内ユニットの上部から冷却空気を吹き出し、室内ユニット本体の吸込み口から冷却後の空気を吸い込む形状で、二重床のない通信機械室や電力室での使用に適しています。
(2) 大容量帯「FMACS-Ⅵ(LL)」(仮称)下吹きタイプの開発着手
発熱量の多い通信機械室やデータセンターのサーバ室用の定格冷房能力63kWの「FMACS-Ⅵ(LL)」(仮称)下吹きタイプの開発に着手します。本機種は、従来からの高い信頼性、保守性を踏襲しつつ、更なる省エネ性向上をめざして開発を進める予定です。本機種の販売開始時期は2026年度を予定しています。
FMACS-Ⅵのラインナップ、主な仕様と発売時期
3.今後の展開
今回のラインナップ拡充に続き、今後は小規模な通信機械室に対応した小容量タイプ等、「FMACS-Ⅵ」のラインナップのさらなる拡充を予定しています。NTTファシリティーズはICT装置用空調機を含む多様なソリューションを通じて、お客様の課題解決及び、脱炭素社会の実現に貢献していきます。
【本件に関するお問い合わせ先】
(株)NTTファシリティーズ 経営企画部 広報担当 MAIL:pr@ntt-f.co.jp
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