murmo、SISIFILLE、Rinē 生理用品ブランド3社共催のコミュニティイベント第一弾「プリーツ倶楽部 折りたたまれた想いを話そう About「生理」」レポート

株式会社murmur

完成されたグラフィックレコーディングの一部

株式会社murmur (マーマー)が展開するオリジナル日本製月経カップを軸とした生理用品ブランド「murmo/マーモ」は、株式会社パノコトレーディングによる生理用ナプキンをはじめとしたオーガニックコットンを使ったアイテムを展開するブランド「SISIFILLE(シシフィーユ)」、株式会社Neithが展開するライフスタイルブランド「Rinē」との3ブランド主催のコミュニティ「プリーツ倶楽部(プリーツクラブ)」を立ち上げ、その第一弾として2024年7月17日に、生理のエピソードを共有し、その対話をグラフィックレコーディングで可視化し記録する、リアルイベントを開催しました。このプレスリリースでは、イベントの様子をお届けします。


「プリーツ倶楽部」とは? 

生理や更年期など心身のゆらぎを抱えながら生きる人々と、ともに関わるすべての人が、それぞれのエピソードを共有することで、日々を心地よく生きられることを目指すコミュニティ。

リアルイベントの他にも、公式Instagram アカウント(@pleatsclub)をベースに活動中です。ぜひフォローの上ご覧ください。

「プリーツ倶楽部 折りたたまれた想いを話そう About「生理」」レポート

7月17日夜、下北沢BONUS TRACKのギャラリーで開催された初イベント、第一回目のテーマは「生理」。生理に関する製品を扱い、普段から生理と向き合っている主催者だからこそ、参加者を招いてみんなで生理の話をできればと考え、このテーマを選びました。また、今回のイベントの試みとして、イベントでの会話をイラストと文字でリアルタイムで綴るグラフィックレコーディングを取り入れ、可視化して記録に残すことを行いました。

まずは、主催者3人のトークから。生理用品の開発を行っている主催者自身がよく聞かれる「実際に何を使っているの?」という疑問に答えるかたちで、普段どんな生理用品を使っているのか、どんなふうに生理期間を過ごしているのかをそれぞれ紹介しました。自社の製品を使いながら、他のアイテムも組み合わせて心地よく過ごす工夫を共有しました。参加者の方に現在使っている生理用品を聞いたところ、やはり一番使用されているのは、紙ナプキン。一方、そのなかでも自然由来の素材でできたものを使用している人が半数と、支持の高さが伺えました。

グラフィックレコーダーの清水淳子さん

その後は、事前に参加者の方から寄せられた質問をトークテーマにして話を広げていきました。生理痛やPMS(月経前症候群)など、メンタルとフィジカルの両面で生理にどんな悩みを持っているか、また、その悩みをパートナーや周りの人たちに共有しているのか?というテーマでは、息子が3歳のときから「ママ今生理だから、少しイライラしちゃうんだ」と言うようにしていていることや、職場で会議の際に「生理だからあまり調子が良くない」「顔が暗いかもしれないけど不機嫌なわけではない」と同僚に伝えていることなど、家族や同僚など、周囲の人たちに自身の生理による不調を伝えることで、なるべくすれ違いが起きないようにしているエピソードが話されました。

後半は、それまでのトークを踏まえて、参加者と主催者が一緒になって数人ごとに話す、グループセッションへ。排卵痛についてや、生理を心地よく過ごす選択肢としてピルやミレーナを使っている話など、さまざまな生理との向き合い方が話されました。

それぞれのグループで話された会話を発表して、できあがったグラフィッククレコードを眺め、トークイベントは終了となりました。終了後には、グラフィックレコードに参加者のみなさんに自由に付箋でコメントや感想を貼ってもらいました。「同棲していないパートナーの家にナプキンゴミをおくのが気まずくてコンビニ袋に入れて持ち帰っていた……」などその場では話しきれなかったことや、今後話したいテーマなど、さまざまなコメントが付け加えられ、それを眺めながら参加者同士が輪を作りながら話す時間が遅くまでつづき、話が尽きない夜となりました。

今後もプリーツ倶楽部では、私たちひとりひとりが心地よく生きていくことを目指して、まだまだ話しにくいそれぞれの「折りたたまれた想い」を話す場をつくっていきます。

レポートの詳細は、me and you little magazine 内(https://meandyou.net/202408-pleatsclub/)でご覧いただけます。ぜひご覧ください。

今後の活動予定

第2回のリアルイベントの開催は、11月上旬(@下北沢BONUS TRACK)を予定しております。

テーマは「子ども」について。子どもがいる人生、いない人生。年を重ねていく中で、否が応でも直面することでありながら、いろんな状況や価値観の人がいるからこそ、自身の素直な想いや状況を話しにくいテーマだと考えています。だからこそプリーツ倶楽部では、このテーマで、子どもがいる人・いない人ともに集まって話す機会をつくります。第2回も引き続きグラフィックレコーダーの清水淳子さんをお招きし、対話の様子を可視化して記録するグラフィックレコーディングを行います。

また、トークセッションのゲストには、女性の様々な生き方に関心を持ち、日常の中のセルフケアや美容、ウェルネスをテーマに取材・執筆を続けるライターの秦レンナさんをお招きします。イベントの詳細や募集は、準備が整い次第、プリーツ倶楽部のInstagram(@pleatsclub)で行いますので、ぜひアカウントをフォローの上、ご覧いただけますと幸いです。

登壇者・ゲスト プロフィール

murmo代表 高島華子 

映像プロデューサーとして、ドキュメンタリー番組制作やブランドのコンセプトムービーの企画制作などに従事。その後、月経カップやフェムテック製品との出会いをきっかけに、今年4月に月経カップブランド「murmo/マーモ」をローンチ。生理の不快や我慢を減らし、生理ライフが楽になる未来を目指し、活動している。

SISIFILLE ブランドコミュニケーター cumi

幼少期をインドネシアで過ごし、大学卒業後はアパレルでPRなどに従事。2015年に株式会社パノコトレーディングよりオーガニックコットンブランド「SISIFILLE」を立ち上げ、生理用ナプキンの企画を担う。現在はサンフランシスコベイエリアを拠点に、人と人とのつながりやコミュニティーづくりにフォーカスをしてブランド内外で活動している。

Neith代表 信近エリ 

2004年よりシンガーソングライターとして自身の作品をリリース。女性が女性特有の悩みによってパフォーマンスを左右されることなく、心身ともに健やかに過ごすサポートをしたいという想いから2020年12月に株式会社Neithを創業し、吸水ショーツや吸水ブラレットなどを販売するRinē(リネ)を展開している。

ゲスト:グラフィックレコーダー 清水淳子 

人々のクリエイティビティを高めるための視覚言語のデザインを研究中。ビジュアライズ手法開発、作品制作、執筆、デザイン教育などを行っている。著書「Graphic Recorder ―議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書」(BNN新社)

ゲスト: 秦レンナ(第2回)

ライターやエディターとして活動。女性の様々な生き方に関心を持ち、日常の中のセルフケアや美容、ウェルネスをテーマに取材・執筆を続ける。また、ファッションやコスメブランドのコピーライティングなども手がける。現在、朝日新聞のwebメディア「Telling,」にて、40歳目前にした、さまざまな立場の女性の葛藤やモヤモヤについてをテーマにしたコラム「私の40歳を探して」を連載中。

「プリーツ倶楽部」名前の由来

プリーツ=折りひだ。今につながるプリーツスカートは、中世から近世にかけて、女性の活動しやすさへの工夫から生まれたものだったそう。さらに「プリーツ」と同じ折りひだの「ギャザー」には「寄せ集まる」という意味があります。

「プリーツ倶楽部」は、なかなか表に出すことのない、ひだに隠れた“折りたたまれた想い”を汲み上げ、中世の女性の課題解決をしたプリーツスカートのように、今を生きる人たちに寄り添って、生きやすさを模索していく場を作りたいと名付けました。

主催ブランド紹介 1.「murmo/マーモ」

murmoは、「アンウェルカムな生理をウェルカムに」をスローガンに、初めての人でも使いやすいよう、着脱しやすさを追求した日本製月経カップを軸にした生理用品ブランドです。

生理用品の選択肢を増やし、生理の日々も日常と変わらずに過ごせる未来をつくることに加え、自分たちの生理や身体について知ること、そして一人で悩みを抱えることなく、生理や身体のことをフラットに話しやすい社会をつくっていくことを目指しています。

https://murmo.jp

Instagram: @ourmurmo(https://www.instagram.com/ourmurmo/

主催ブランド紹介 2.「SISIFILLE」 

一人ひとりの心がやわらかくなれば、世界はきっとやわらかくなる。シシフィーユは、オーガニックコットンのもつ触感を超えた「やわらかさ」の価値に着目し、生理用ナプキン、アンダーウェアなど、素肌と心に安らぎを与える「やわらかなプロダクト」を手がけています。使用するコットンは、世界各地から直輸入したフェアトレードのオーガニックコットンのみです。売上の一部から、コットン産地での学校の運営や井戸の建設、適切な医療の提供などのサポートをしています。

https://sisifille.com/

Instagram:@sisifille(https://www.instagram.com/sisifille/

主催ブランド紹介 3.「Rinē」 

「Rinē(リネ)」 は、女性が”揺るがない毎日”を過ごすために生まれた新しい選択肢である「吸水ショーツ」・「吸水ブラレット」を販売するライフスタイルブランドです。女性が女性特有の悩みによって、日々のパフォーマンスを左右されることなく、心身ともに健やかに過ごすためのプロダクトを創り、世に送り出すことをミッションに掲げ女性の健康課題をサポートしています。

https://rine.tokyo/

Instagram:@rine_jp(https://www.instagram.com/rine_jp


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会社概要

株式会社murmur

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URL
https://murmo.jp
業種
製造業
本社所在地
品川区小山3-27-5 武蔵小山創業支援センター
電話番号
-
代表者名
高島華子
上場
未上場
資本金
500万円
設立
2022年08月